佐藤ゆかり

佐藤ゆかり
1987年生まれ
長崎県出身

2009年  学部3年 実技課題「記憶と喪失」「伸縮とフィードバック」
              「記憶と喪失」選択

2009年年間予定
6月末〜7月  古美術研究旅行 京都
8月      帰郷 学年課題制作のための素材を収集(映像・写真)
        長崎県諫早市飯盛町・上五島新魚目町・雲仙・小浜に行く
        8月15日雲仙で行われる鐘楼舟を記録 


 インターメディアプラクティス 「記憶・喪失」        
 記憶は日々変化するもの。過去が現在であった時に体感したものが、
 自分の中に取り込まれた瞬間から、実際に感じていたものから
 少しずつ変化を遂げ、蓄積されていく。単に記憶力によるものもあれば、
 取り巻く環境の変化や、日々沢山の経験をするなかで、自分のそのものに   
 対する見方も変わることがある。その時怖かったものがそうでなくなり、
 楽しかったことが そうでなくなるように、記憶から受け取れるイメージは変わっていく。
 その変化は唐突では なく、自分ですらその変化に気づくことはほとんど無い。   
 自分の中で起こる明らかな変化に、何故気づかずにいるのか。   
 変化する瞬間とはどういったものなのか。      

 それとは反対に、変化しないものもある。
 その時から現在まで、保たれているもの。   
 その記憶が強く思い出されるのは、その時と同じような状況に自分の身があったとき。   
 今自分の内外で起こっている出来事により、記憶の中にある過去の感覚と現在の   
 感覚がリンクする。2つの感覚が、極めて近いものになる。       
        ↓      
 既視感(wikipediaより)   
 一般的な既視感は、その体験を「よく知っている」という感覚だけでなく、   
 「確かに見た覚えがあるが、いつ、どこでのことか思い出せない」というような   
 違和感を伴う場合が多い。「過去の体験」は夢に属するものであると考えられるが、   
 多くの場合、既視感は「過去に実際に体験した」という確固たる感覚があり、夢や   
 単なる物忘れとは異なる。過去に同じ体験を夢で見たという記憶そのものを、   
 体験と同時に作り上げる例も多く、その場合も確固たる感覚として夢を見たと感じる   
 ため、たびたび予知夢と混同される事もあるが、実際にはそうした夢すら見ていない   
 場合が多く、別の内容である場合も多い。        
 
 
 ・時間の流れによって、環境の変化、身体の変化によって、姿のあり方を変える記憶  
 ・形を変えずに、時折自分の中で姿を現し、現在と繋がる記憶  
 ・自分でつくりあげることが出来る記憶   
        ↓    
 具体的に自分のなかにおとしこむ   
 日常のなかや出先で感じられるこれらのことをすべて記録(言葉、写真、ドローイング)      
 
   そのうえで考えをまとめ、行動を起こす       
最終更新:2009年05月26日 23:25
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