6月16日(火)


 what's upと言いながら、久々の現況。初めて台湾に来ている。何だか、今年に入って、慣れないタイプの作品を次々と制作することになったので、かなり悩みながら多忙な時間を過ごしているのだけど、いつもながら通り過ぎれば楽しい日々である。春休みは、ひたすら鉄の溶接。以前に止めてしまった作業の続きである。また以前から作品化したかったマジック・ランタンも現実化させた。4月から新学期が始まり、この時期は学事的に猛烈に多忙であることを再認識させられる日々だった。今回の台湾個展は、伊藤研の初代博士課程の学生の一人で台湾の写真家である邱奕堅氏が念願の自身の画廊をオープンし、私の展覧会を企画し台湾に招待してくれたのである。台北の中心街の地下一階であるが、バックヤードも含めると90坪もある広い空間で、アーカイバル写真用品を扱い、マットやフレームの仕事を同時になりわいとしている。しかし、47歳ぐらいで、自身のスペースを購入して開業とはすごい!また、同時に台南では邱氏の後輩がギャラリーをオープンして、そちらでも個展オープン。
 1839当代藝廊が彼の画廊の名前だが、ホームページは今のところIEでしか見られない作りだ。リニューアルを待とう。オープニングの翌日からは、台南へでかけ、そして高雄などの近代の遺構、日本統治時代の産業遺跡などを見ながら、また今日台北に戻ってきた。

台北の町中にて

当代画廊の入り口

オープニングの光景です。

邱さんの奥さんと邱さん

邱さんの画廊は、併設してアーカイバル用品やマウントなどもなりわいとして行っている。丁度芝浦のPGIと似た感じ。

オープニングの後に食事会、左後ろはアメリカのディーラーMakiさん。前右は、邱さんの友人で写真研究とオーガナイザーの松井さん。

台南の画廊の入り口、小振りだが奇麗なスペース。
オープニング。

クラッシックなスペースで海鮮料理の食事会
最終更新:2009年06月17日 01:55
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