2010年5月29日

参加者:柳井、下西、武藤、髄、田附、ナヒョン、スンヒ、米重、磯野、秋本、佐藤、ニコラ、土肥/早退村上/途中から、下村、田中、渡利

書記:米重、田附

M1とB3、研究生のみ3時に集合。棚の制作と整理。


【 石釜 】

パンの石釜の打ち合わせ。図面を持ち寄りミーティング。
  • 詳細な図面を作って、随時集まる感じで作る。
  • レンガは鉄板の間に挟むだけ。
  • 6月から土日と、平日は手の空いた人が随時集まって製作。
  • 22日からは古美研のため、先生を始め、複数人が抜けるので、それ迄の完成を目標とする。
  • TAPの意向により、来客にデザインしてもらったピザを300円程度で販売する。
  • 先生がモッツァレラチーズの実験中。



【 プレゼン 】

●柳井さんのプレゼン
  • 音楽を専攻していたが、日本画を選択。上村ショウエンなどの影響
  • 今はビーズで作った蟻を並べる作品。細かい作業、連続する作業、コラージュによって作業と制作を分けること等に興味、日々繰り返す生活などとも関係。
  • それは映像作品と、絵画の作品の併置へと発展。
  • 蟻とか羊は昔の記憶をモチーフとして出てきている。
  • これからのテーマは、上記興味の必然性・意味付けの探求と、映像等の技術習得。

●鳥井さんのプレゼン
  • 深層心理に興味、フォトコラージュ等をしているうちに、イメージのあやふやさに気づき、具体的なモノを撮っているのだけれども、別の者に見えるような状態を追求。
  • 透皮シリーズでは、心理をテーマに制作、余白の部分に鑑賞者が内面を投影する。
  • 外部と、身体の境界に興味。
  • さらに母性と魔性をテーマに制作。
  • テーマが複数有るが、平行して制作を続け、最終的には纏めるつもり。

●ニコラさんのプレゼン
  • グロテスク・ルネサンス装飾とポップカルチャーを体現するキャラクターを組み合わせる。
  • グロテスクは元々いろいろなイメージを組み合わせるモノなので、ハイ・ローの境界がない、その組み合わせの領域の拡張した作品を作っている。またその類似も提示。(壁に描くこと等)
  • 現代の装飾についても考察。
  • 作品のキャラクター等のイメージ自体に反応する人と、作品自体の構造に反応する人がいるが、それは観客の受け入れる幅を広げているということなので、作者は肯定的である。



【 8×8講評 】
●田附
  • これ迄は裏と表、絵画と彫刻の相反する要素を一つの作品の中に盛り込む事を目指して来たが、今回は其の要素をビニールクロスを使ってレイヤー状に分割して製作した後、一つに纏める実験をした。
  • これから作る空間に展示する作品の模型
Q&A+感想
  • 実験の意図は分かるが、今迄の作品と大きく違う。
  • 模型の作り方、見え方が面白い。
  • レイヤーに分けた効果があまり見えないので、設置方法を検討すればより効果的ではないか?
  • 模型だけに止めず、製作に取り込んでも良いかも。
最終更新:2010年05月31日 01:10
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