SANT2012会場リサーチ2



■SANT展の会場リサーチ結果を報告するページです。

リサーチ場所:金比羅神社
リサーチ者:藤原 僚平
日時:7月20日
場所:金刀比羅神社(琴平神社)/取手市白山6丁目9 競輪場近く
概要:
祭神は大物主命・伊邪那岐・伊邪那美
氏子は約150戸。
安永八年(1779年)に利根川の水上交通の安全を祈願した光音(勧請人)が、四国讃岐の琴平神社から勧請したと伝えられる。
境内には社殿と稲荷が境内神社として鎮座している。
八月初旬に例祭などが催される。
(『取手市史 社寺編』より)

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↑取手駅西口から自転車で白山商店街を通り金刀比羅神社(通称:金比羅さん)を目指す。商店街には金比羅さんの例祭の掲示とのぼりが掲げられていた。
↑商店街が終わり取手競輪場の入り口が見えてくると、金比羅さんの鳥居と参道が現われる。鳥居は震災により倒壊したままとなっている。
↑参道というよりは民家の面する小道を自転車で進むと、約3分で金比羅さんが見えてくる。駅から歩くにはやや距離がある。自転車ならばちょうど良い。
↑金比羅さんの勧請人である光音の忌塔。
↑庚申塔。参道の脇にいくつかの塔が建っている。
↑参道は意外に長く、開けた空間もある。祭のときには屋台などが並ぶのだろう。
↑手水鉢は無くポンプくみ上げ式になっている手水舎。
↑光音の像が安置されている光音堂。市内の神社ではこのポジションに弘法大師が祀られ、新四国相馬霊場参りの札所となっているのをよく見かける。
↑社殿正面。立て替えられて新しい。
↑狛犬が妙に丸っこい。金比羅さんの中では比較的古い石像である。
↑拝殿にはきらびやかな神輿。八月の例祭で担がれる。
↑開帳中の御神体。
↑天井には竜の墨絵。水上安全を水神に祈念したものであろう。
↑社殿の横には稲荷が。なかなかに信仰を集めている稲荷であるようだ。
↑落ち葉などを燃す穴。新年には焚き上げなど行うのであろうか。
↑こちらの手水鉢は残っている。
↑裏入り口付近の空間。左側には倉庫がある。この先を行くと市役所方面の国道6号と合流する。
↑裏入り口から境内を見る。


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金刀比羅の由緒については諸説あり、
大国主命と仏教の金毘羅との本地垂迹説による習合という説、
役小角と象頭山に元々祀られていた金毘羅の間に起こった霊験・神験を由緒とする説などがある。
金毘羅とは、インドのガンジス川に住む鰐を神格化した水神・クンビーラ(マカラ)に由来を持つため、取手の金刀比羅神社では、毎年六月、インド舞踊家による奉納舞が行われている。
参考動画↓
http://www.youtube.com/watch?v=uUs71qwPhpo&feature=relmfu
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最終更新:2012年07月26日 11:17
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