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iPod勝利の理由は商品そのものではない?

最終更新:

okumura

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itメディアのCreativeがAppleに勝てない理由
という記事によると、
Creative社のNomadが「Appleに大きく差を付けられている理由は、製品そのものよりも別のところにある」らしい。

CreativeとAppleの交渉や訴訟にいたる経緯など、「勝てない理由」とはあまりかかわりの無い話が続いた後、
1.CreativeがAppleからの製品の提案を断ったことについて、「Creativeには逃してはならなかったチャンスがあったということだろう」というコメント、
2.Apple以外の会社が「Appleと同じだけのマーケティングの手腕がなかった。ちょっとアマチュアのようだった」というコメント、
3.「マーケティング企業として、Apple以上にうまくやっている企業はちょっと思いつかない」というコメント、
が紹介されていた。

1については、受けていれば
  • iPodと同じように魅力的な製品をCreativeがもてたはずであり、
  • AppleはiPodの開発はしなかったであろう
といったあたり?
2,3を記事の最後においていることからすると、これこそが真の理由と言いたいのか?


調査:調査機関Gによる
使いやすい:使いにくい
iPod 218,000 : 66,300 ≒ 4:1
nomad 1,360 : 642 ≒ 2:1

かっこいい:かっこわるい
iPod 1,140,000 : 23,900 ≒ 50:1
nomad 19,800 : 161 ≒ 100:1

iPodは使いやすさ、nomadはかっこよさについて好意的な意見の比率が多いらしい。
が、比率よりも件数ですな。圧倒的にiPodの方が件数が多く、かっこよさについての方が件数が多い。
まあどちらも見た目が圧倒的に重視されていて、iPodの方が認知度が圧倒的に高い、と。

結局認知度の圧倒的な差がシェアにつながっているとすれば、あながち外れでもないのかもしれない、てな感じですか。

タグ:

アップル 経済
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