「蒼弓ノート」 別館

トラブったりなんたり

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匿名ユーザー

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 aoTuV beta1を出した後、ミスが見つかりその修正に思わず手間取ってしまいましたが、この問題はq-2の導入によるもので、alpha1から引きずっていました。ソースを公開した後でのこういうミスの発覚は非常に恥ずかしいものがあります。そういうことを含めて結構疲れたのでちょっとお休みです。とりあえずこれ以上のはっきりとした改善は、変更する範囲を広げなければなりませんが、そのためには沢山の実験と時間が必要になります。特に根本に関わる変更をした場合、それ以外の部分は全て見直さなければなりません。例えば、単純にプリエコーチューニングを加えるだけでもバランスは変わってしまう訳で、そのために調整が必要になる(若しくは必要だと考える)のですが、これがマスキングの基本値を変える、とかになると、思いを巡らせただけでもゾッとします。またチューニングレベルではなくハックレベルの変更であればさらに大変でしょう。
 私のチューニングは基本的に1.0.1を置き換えることを目標として行いました。そのため、Vorbisで問題の起き易い複数のサンプルでq0からq4 までのオリジナルサンプルと1.0.1のサンプルを相互比較しながら、1.0.1より悪くなるケースが起きないように、道理にあったビットレートでよりオリジナルに近づくように調整しました(q5以上や、q-1以下のチューニングをしていない訳ではありませんが)。そして、この目標はある程度は達成されました。 q6以上ではまだ不満も多いですが、高いビットレートに見合った質を達成することは難しい…、これにつきます。
 この辺でMonty(あえて敬称はつけません)の復活が始まると嬉しいのですが。というか復活してくれないと、また自分で弄ってしまいそうです・・・あぁ。


カテゴリ: [vorbis] - &trackback() - 2004年02月29日

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