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鳥姫伝

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Book reviews

ファンタジー

鳥姫伝

バリー・ヒューガード著 ハヤカワ文庫

十牛が住む村で、子供たちが謎の病気で次々と倒れていく。病気を治してくれる賢者を探しに出かけた北京で十牛が出会ったのは、「玉にきず」の李老子。この酒浸りの先生が只者ではなかったのです。
アメリカの作家さんが書いた中国ファンタジーなんてどんなもんだろうと好奇心から読み始めました。ところがこれがなかなか面白いのです。作者の知識や蘊蓄だけでなく、人の世界を越えた神話的な話の広がりが楽しく読めました。
純朴な十牛と実はとんでもない博識の李老子のコンビもいいし、あちこちに貼られた伏線がラストできちんと収束されるのも見事です。
鳥姫伝っていっても、お姫さまはどこなんだ〜、と思いながらラストに向けて読んでください。わたしがそうでした。
この本の続編、「霊玉伝」も先日読みましたので、そちらの感想もまた今度。

(2003-03-24)
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