【自己紹介(PC柱・深澤・金城・竜造寺)】
「…お前と話すのも、久しぶりだな。
 俺は、源健司」
(笑う)
(自己紹介まで遡るのか(笑))
「何がおかしい…。
 忘れられたら、そっちの方がおかしいだろうが!
 くそ…、面白くねえ」


「俺は、認めねえぞ!
 お前が隊長なんて。俺は、認めねえ。
 俺は、俺の勝手でやる。
 気に入ったらお前の言う事に従うが…、それは、たまたま俺がそれをしたかっただけの場合だ。


源 健司は、ガムをかんでいる。
「…何、突っ立ってんだコノヤロウ。
 しけた面、見せてんじぇねえよ!!」


源 健司は、ガムを噛んで立っている。
「……。
 うぜえんだよ。
 ボコるぞ」


「…さっきから、黙って突っ立って。
 何が言いたい」
(隊長と認めてもらおう)
「いいね。いつ、そう言うか、待ってたところだ。
 …俺は、頭が悪くてな。
 話し合いじゃ、理解出来ねえ。殴り合いで決めようや」

(裏庭)

「さぁ、来いや!

(勝ち)
源 健司はあなたの顔に派手なパンチを入れた。

壮絶な殴り合いの結果、あなたが勝ちました。

「…ヘッ、それでいいんだよ
いてて。」

「そうでなくちゃなあ」

「預けるのは俺の命だぜ?」

「せめて…それに相応しい気合いの入った奴じゃねえとな
 …いてて」

あなたは、源 健司に肩を貸しました。
宿舎に戻ります。

(負け)
壮絶な殴り合いの結果、あなたは負けました。

「…結構もったじゃねえか…、ヘッ」

(仲間が駆け寄ってくる)

「触るな!
 …こいつは俺が運ぶ。
 誰にも触らせねえぞ!!

源 健司は、あなたに肩を貸しました。
宿舎に戻ります。

(なんでもない)
「…根性ナシが。
勝てねえ試合でも、
やらなきゃいけねえ時があるだろうが。」


「…何、しけた面してやがる。
 お前がしょぼくれてると、明日には皆ならんで死体になるぞ。
 気合い入れろや。お前、隊長だろうが」


「…だから、元気出せよ。
 虚勢でもいいじゃねえか。胸をはれよ。
 俺達は、お前の背中を見るしかねえんだ。
 せめて、最後までいい夢見せろや」


源 健司は、ロックを聴いている。
ジャカジャカうるさい。
(もっと耳に優しい音楽聴いたら)/(ギスギスしそうな音だ)
「俺は、癒されたくなんかねえよ。
癒されるってのは、逃げだろうが。
逃げて、それで本当に魂が安らぐなら、
そいつは仲間を捨てた糞野郎だ。
安らぎってのはな、やるだけやって
ぶっ倒れた後のガムの味だ。
そいつは血の味がして、
土の匂いがするだろう。」


源健司はガムをかんでいる。
「……?」
(なぜ鵺の名前がグリンガムなの)
源 健司は、自分の口を指差した。
あ、ガムの名前か。
(好みの異性のタイプは?)
「脚が細い奴。
…お前は?」
  (自分の脚を見せて指差す)
  「お前のギャグは、難しいな。
  俺にはちっともわからねぇ。
  何するんだ!
  この野郎!」
  (はげしく同意)
  「だな。
  …お前もわかる方じゃねえか。」


「頭はな…。
アタマが悪くてもいい、
部下を見捨ててもいいと俺は思う。
…だがな、隊長。
頭には許されない事がある。
それは、負けを認める事だ。
認めたら、何のために部下が戦ったか、
わからねえだろ?
…だから、1対99の試合でも、
まだ負けてねぇとほざけよ。
頭の悪い事、いい続けろや。
それが、責任の取り方って奴だ。」


「………。
風間のじじぃが、最高のヒマ潰しってな。
目をつぶって人を想うんだってよ。
ガムが切れたんで仕方なく、
それを試してみたら…。
…目をつぶって、
最初に浮かんだ顔がお前だよ。
お互い、目つぶってまで
見たくはねえよな。」
(そうでもないけど?)
「………。
まあなんだ。
お前がいいなら、いいんだけどよ。」
(あ、そ)
「………?
何、怒ってんだよ。」


「愛国心は、悪党最後の拠り所だそうだ。
お前、何でそうかわかるか…?
いや、いい。
やっぱ、お前には答え…聞かねえよ。
俺は、教科書みたいな答え聞いても
頭に入らねえんだ。
じゃあな。」


「…軍人って奴は、手ェ使うからよ。
銃はさすがに手放せねえから、
やっぱ暇潰しとしては、
手を使わない奴が一番なわけよ。
音楽も悪くないが、敵の音を聞き逃したら、
間抜けな死に方するから、ま、それも駄目だな。
………。
やっぱ、一番はガムだな。
あー。
ガムが食いてえ。
何で、ガムをもっと量産しねえんだ。」
(まだあるけど食べる?)
「お、悪いな。」
二人で並んで、ガムをかみました。
(ゴムがないからだろ)
「だったら、ゴムの木を植えればいいだろうが。
あれ、ゴムって木になる実だよな。
確か。
おい、何笑ってやがる。
シメルぞ。」


「俺の鵺は、一番のチビでな。
今はでけえけど、最初は本当にちっこかったんだ。
チビだから、コイツは育たず死ぬなんて周りが
言うのにむかついて、それで俺が育てる事にした。
チビだって生きているだろうが、
生きてどうにかしようとしているだろうが。
それを無責任な事言いやがるのが、
腹が立ってなぁ。」


「俺達は、ワルだ。
だが、ワルにはワルの誇りがある。
俺達はワルだが、薬には手を出さねえ。
自分が戦う時に、自分が戦いたい以上の理由は
言わねえ。
仲間は最後まで見捨てねえ。
誰にも言われなくても、この国に俺達の血が
必要だといわれれば、ああ、喜んで血を流すさ。
それが、お前の役目だと言われれば
心の底から納得して死んでやる。
愛国心は悪党最後の拠り所だ。
何一つ正しい事を持たない俺達の、
最後に残った誰かのために生きているという証だ。
そればっかりは、例えどなた様でも否定出来ねえ。
否定させねえ。
文句があるなら、この国のために
俺より血を流して見せろ。
それで上下をつけよう。」


「おい、協力しろよ。
いいから。」
源 健司はあなたの手を引き野原まで出た。
そして、座り込む。
同じく座ったあなたに背を預けて、
風を気持ちよさそうに受けている。
「広いところは好きだが、
背中預けるところがないと
落ち着かなくてな。」
(それが安らぎだよ)/(安らぐのは嫌いじゃなかった?)
「違うさ。
俺は、敵が来るのを待っているんだ。
いいから黙ってろよ。
風に飽きたら、今度はお前の顔を
飽きるまでながめてやるから。」
(一枚絵)


「……。」
源 健司は、何か言いたそうだが、
意気地が足りないらしい。


「……。」
源 健司は、何か言いたそうだが、
意気地が足りないらしい。
(なにか?)/(はっきり言いなさい)
「……。
まあ、なんだ。
その、まあ。
俺の気持ちは当然わかってると思うが。」
(何のこと?)/(はっきり言いなさい)
「(ムッ…。)
別に。
何も言いたいなんか思ってねえよ。」
(あ、そ)/(はっきり言いなさい)
「………。
そのうち言うよ。
まあなんだ。
……覚悟、出来たら。」


(エンディング)
その日が来るのは分かってたよ。
いや、分かってたんだが、いざ来るとなると
中々……な。
-山岳騎兵の言葉

その日、撤退を支援するヘリの群れが来た日、
源健司と貴方は同じヘリに乗ることになった。
ヘリの中はうるさくて、会話は、一つもなかった。

「…………。」
(覚悟、出来た?)/(じゃ、聞こうか)
「……。
やっぱ覚えてたか。
……。
いや、まあ、でもまあ、俺の気持ちは分かってる
んだから、別に、いいだろ。言葉なんて。」
(言いなさい)/(不良だろ、はっきりしろ)
「……。」
源健司は苦い顔をしている。
そして肩を落とした。
「……。まあその、お前についていくよ。
この次の戦いも、多分その次も、その次も。
お前の隣が、俺の死ぬ場所だろう。
……。
これ以上は恥ずかしくて言えねえ。」
そうして源健司は、貴方が笑い出すまで、
じっと外を見ることになった。



(戦闘開始時)
「オラ行くぞ、てめえら!
ここが、俺達ワルのツッパリどころだ!
世間のどなた様がどう言おうと、
自分を貫いたから俺達は不良でワルだろう!
だったら…、俺達は自分で格好いい事を
最後の最後まで通してやろうぜ!」
皆は、おおっと歓声をあげた。
士気があがった!


(重傷者が出たとき)
源 健司は、にやりと笑うと
負傷者のもとへ走りだした。
「隊長さんよ。
俺は頭が悪いから、仲間より大切なもの
なんてわからんわけよ。
以上、通信終わり。」


源健司 通常 / 提案 / 派生 / シナリオ

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最終更新:2007年05月05日 15:28