飛子室(ひこむろ)アズサは、あなたを見ると、そこにいないように振舞った。
つまりは視線を外して隣を通りすぎた。


アズサは、あなたを無視している。


アズサは、風に髪を揺らしている。


アズサは、何かに耳を傾けている。
あなたの声には全然、注意を払っていない。


アズサは、相変わらずあなたを無視している。
あなたを空気のように扱っているようだ。


アズサは、ふと笑った。
(ああ、嬉しいかも)
アズサは、あなたを無視して歩いて行った。
(何を笑ってるんだろう)


アズサは、相変わらずあなたを無視している。
あなたを空気のように扱っているようだ。
アズサを笑わせてみた…。
あなたは、そう思いました。


アズサを振り向かせてみたい…。
あなたはそう思いました。


(ギャグを言う/自分も無視してみる)
「………」
無視されました。


(ギャグを言う/自分もすごい無視してみる)
「………」
またも無視されました。


(もはやこれしか…究極ギャグ!)
「………」
あ、はじめて……笑った。
アズサは、しまったという顔をした後、歩いて行きました。
(おい!)

瞬間、アズサの表情がとても悲しく見えました。
気のせいかも知れません。

アズサは、あなたを無視している。
まるであなたなど、この世界に存在していないように
振舞っている。

(前回以上のギャグかぁ……)
「………。」
ひどく冷ややかな瞳で見つめられました。
頬が熱くなるのを感じます。
(気まずい……)

「……無駄よ。」

「…無駄よ。
聞こえなかったの?
やめた方がいい。
私の心を手に入れる事が出来る人間は、
多分、普通じゃない。
それに、それが幸せだとも思えない。」

「…私は、話しすぎた。
言葉を弄ぶつもりはなかったのに。」

アズサは、黙ってあなたの前を通りすぎた。

「……。
…………。
よくやったわ。
あなたは多分、休んでもいい。」
(なぜ?)
「あなたは間抜けで、見ているのが辛いから・・・」
(え、テスト合格?)
「…私は誰も試したりしない。」

「……。
私は、友達なんかいらない…。」


「…友達面したやつのやった事は、
自分の出世のために、私をいじめた事くらい。
ああいうのは……私の泣き声だって楽しんでる。
だから無視するの。
面白くないのが、私の復讐。
そして身を守る方法。
どんな事されても表情を隠せば、いずれは
飽きられて、普通が…、普通が帰ってくる。」

アズサは一人で踊っている。
誰に見せるわけでもなく、
ひっそり咲いている花のように。
あなたはそっとその場を離れた。

(この間、踊ってたよね?)
「それが?」
…あなたが言葉を続けられずにいると、
アズサは、口を開いた。
「…それがどうしたの?」
アズサは、あなたの目を見た後、
あなたの前を通り過ぎました。
(……踊ってくれない?)

「・・・・・・。」
「・・・いいわよ。」
アズサは、踊って見せました。
踊った後、貴方を流し目で見ます。
「・・・気が済んだ?」
「…他人の事を。
他人の事を何故、気にしなければいけないの?
自分の人生なのに?
人が人に言う事なんか、ゴミに向けて言った
独り言のようなものよ。
私はそんな無駄な事はしない。」

「本当に大事な事は、言葉でなんか伝えられない。
…言葉は万能でもなんでもないわ。
だって、…好きだとか愛してるなんて、
何人からも何回も聞いたけど、
みんな嘘だったから。」

「……。」
アズサは、泣いています。
「だからお願い…。
これ以上、私をいじめないで…。」
あ、走っていった。

アズサは、あなたから逃げようとしています。
(いじめないから!)
「…私にはもう…勇気なんかないよ…。
もうやだ。
もう誰も好きになんかなりたくない…。」
アズサの体から、力が抜けた。
 (自分で立て)
 (勇気は無限に湧いてくるものだ)
 「………ひどい。
 責任くらい取ってよ…。
 釣った魚に餌やらないみたいな事するんだ。
 私がどうなってもいいんだ。」
  (自分で立て)
  「…いじわる。
  ひどい。
  鬼、悪魔。」
  そう言いながらアズサは、
  あなたについて歩き出した。
  「まだ言われたいの?
  嫌ならどうにかして…。」
   (慰める)
   「………。」
   アズサは、どこまでも貴方について来ました。
   そして、二人だけの時間を過ごし、
   一日が終了した…。
   (突き放す)
  (甘えたくないんだろ?)
(何を言っても聞かないので実力行使!)

アズサは大口開けて、
指で口の端を引っぱってます。
(何してんの?)
「練習…。
ずっとずっと、してなかったから。」
(???)

アズサは大口開けて、
指で口の端を引っぱってます。
「イーっだ。
…嘘。
…………………。」
アズサは照れています。

「…この島から出て行く事は、
今となっては、どうでもいいわ。
……。
あなたに、ついて行くから。
だから、どうでもいいこと。」
ぎゅっ……。
袖を、つかまれました。

(飛子室アズサED)
鳥が飛んでいました。
地上の事は、言えません。

     父島守備隊、生き残りの証言


…島を離れるその日。
貴方は飛子室と二人で、学校の戸締りをして、
そして二人並んで、長い坂を下りていきました。
「鳥が、飛んでいるね」
(ああ、本当だ/……どこ?)
空を見ている間に、大変な事をされました。
(ぶっ倒れる)
「……何その反応……?
え、こうすると良く鳥が見えるって…?
きゃっ……。あ、本当……うふふふっ。
ふふふっ」
アズサは、大地を叩いた。
「……またね。
いつか、ここに戻ってくるわ。
それまで、さようなら」
PC「行こう」
「…うん」
アズサは名残惜しそうにもう一度周囲を見渡すと、
貴方の手を取って駆け出した。
(……行こう)
PC「行こう」
「…うん。」
アズサは名残惜しそうにもう一度周囲を見渡すと、
貴方の手を取って駆け出した。





飛子室アズサ 通常 / 提案 / 派生 / シナリオ

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最終更新:2008年01月27日 11:49