「僕は、森大介(もり だいすけ)だ。
もっとも……この姓で呼ぶ人はいない。
……世間一般では、茜、
茜大介(あかね だいすけ)って呼ぶ。
それがいい事かどうか、僕にはわからない。
…そうだ、言い忘れた。
僕は参謀教育を受けている。
役に立つかどうかはわからないけれど」(PC参戦者以外)

「ひさしぶり、元気だった?
僕は参謀教育だなんだで、あいかわらずさ。
…ふふ、またよろしく。
せいぜい、いい仕事するよ」
茜大介(あかね だいすけ)は、そう言うと立ち去りました。(PC参戦者)

「姉さんも来たんだ。
よかった。
ドジでまぬけな姉さんだけど、
一応家族だからね。
いないよりは、いた方がいい」
茜大介(あかね だいすけ)は、
そう言うと立ち去りました。(PC森 精華)


「皆は能天気だな。それとも、無理してるのか。
島というものは単体なら要塞化出来る。
難攻不落とまではいかなくても、相当てこずらせる事が出来るはずだ。
でも、補給路はそうならない。
島で自給自足出来るならともかく、何かを外に頼る以上は補給路が存在し、補給路を維持しないと、首を絞められる格好になる。
幻獣はバカじゃない。青森を攻撃して北海道策源地と本州を分断させたように。
同じ事をこの島でもやるだろう」


「……ったく。
根暗になったな、僕は。
前は嫌味な復讐の鬼、今は根暗だ。
……自分が嫌になる。
今の状況は、良くない。
賢くなればなるほど悲観的になるのが現実だ。
……姉さんみたいに生きられないものかな。
……もちろん、頭は良いままで」


茜は、考え込んでいる…。
「いや、明るく振舞うにはどうしたらいいかと
考えてたんだ」
(笑う)
「…好きなだけ笑うがいいさ。
どうせ僕は、そういう所ではつまらない男だ」
茜は、そう言いながらむすーっとしている。※フラグon
(まずは考えないことだよ)
「それは困るな。
誰かが考えて、誰かが行動しなければならない。
そうでなければ被害が出る。
誰かって言う時、僕は、それを僕だと
思うようにしている。
僕が考えて、僕が行動するんだ」

※フラグonの時
「別に……からかわれたからって、気分が悪い
訳じゃないからな。
僕は、大人だからそういう所では
腹を立てないんだ」


「しかし……。
皮肉なものだね…。
いや、僕の人生の話さ」


「僕は芝村閥というものが嫌いだった。
親を殺されたからね。
かの一族も嫌いだ。
例外が二人いたけれど、それ以外は。
でも僕を助けたのは芝村。
今、僕を教育するのも芝村だ。
僕の人生は、芝村に彩られている。
……だから、皮肉なのさ。
彼ら…いや、彼は、時が至れば自分達に
反逆していいという」


「Aを名乗る男に、僕は派遣されて来た。
僕に参謀教育を授けた男だ。
今回の命令は最善をなせ。
以上終わりだ。
…後は考えろという事らしい。
考える……何を?」


「考えるまでもない。
この島は放棄だ。
そこまでは、わかってる。
あえて戦死者や民間人犠牲者を出すほどの価値が、
この島にはない。
でも僕は、ここに送られてきた。
最善をなせ…。
いつもそうだが、試されているな、僕は。
いいだろう、試されてやる。
最善をつくしてやるさ。
ただしそれは、この島の人々にとっての最善だ」


「何だよ、ニヤニヤして。
気持ち悪い。
わかった。
いやらしい事考えているんだろう。
ふん。
どうせ、僕に猫耳つけさせたりにゃーんと
言わせたりしたいんだろう。
誰がやってやるか、そんなの」
※PCが原以外の時に追加?
(盛大にぶっ倒れる)
「……図星か。
…え、違うの?
妙だな」
(どこの情報ですか)
「原が、人間はみんな
猫耳をつけさせたいって」(PCが参戦者以外?/原:熊本の知人)


「どうやって島民を逃がすのかを考えるのは、
僕の仕事じゃない。
じゃあ、なんだろう……」
(休憩しよう)
「……。
まあ、君がそう言うなら。
でも休憩なんかして、どうするんだ」
結局、二人でぼーっとしました。
(考えすぎはよくない)
「……。
考えすぎないと、顔がべろーんと
伸びちゃうんだからな。
…まあでも、その通りだ」


「…この島は、奇麗だな。
僕は、夕日が好きだ。
名前にちなんでいるからじゃないだろうけど…。
この島の浜辺をゆっくり歩けば、
僕のひねくれた性格も、
少しは良くなるんじゃないかって気分になる」


「どうでもいいけど、こんなに顔を近づけて
しゃべると、なんだかくすぐったいね。
……大丈夫だよ。
口が臭いのぐらいは、我慢してあげるよ」(PC森以外)

「…何顔を赤くしてるんだよ姉さん。
一応義理でも僕と姉さんは姉弟なんだから、
そういう反応は……まあ可愛いけど…。
いや、そういうことじゃなく、
いいから普段どおりにしよう」(PC森)


「今、気づいたけど、
○○はからかうと面白いね。
お好みのからかわれかた、ある?
あるならやってあげるよ。
なに、僕の華麗な足技で悶絶したいの?」
(マンハッタンドロップで先制攻撃)
「……いてっ!
ずるいぞ、こいつ!」
二人で大試合を演じました。
(顔を赤くする)
あなたが顔を赤くすると、なぜだか茜も
顔を赤くしました。
「……まったく、バカだな……。
そういう時は……怒るものだろ……」


「……昔から人間って、
こんな風にしてきたのかな。
……いや、不思議になっただけ。
こんな風に笑ったり、幸せになったり、怒ったり、
恥ずかしがったり、結婚したり、子供持ったり…。
何で昔からしているんだろう。
単なる本能ではない……そんな気がする。
……ま、まあ、僕じゃまだわからないな。
こういう事はもっと、
背が伸びないとわからないだろう」


「海兵隊のいいところは、逆上陸作戦が出来るところさ。
いつも陸から敵が来るとは限らない。
その可能性こそが最高の武器になる。
戦いっていうのは、いつも戦いを始める
場所を決められる方に有利に出来ている。
隊長、後は応用だよ。
「戦いを始める場所を決められる」
それが有利だという事を忘れないでくれ」


「敵の小型幻獣は、敵の目だ。
敵の中型幻獣も、長距離砲も、
小型幻獣に呼ばれて攻撃してくる。
目を潰せ。
それが良い戦い方だよ」


「休暇もそろそろ終わりだね。
……。
貰った宿題でもしておくか。
島じゃ暇だろうって、一杯貰ったんだ」
(手伝おうか)
「いや、いい。
自分で勉強しないと、意味がない。
残りの日数からいって
離島するぎりぎりまでかかりそうだな。
……やれやれ。
まあ、君と悪口の交換するのも楽しいけれど、
しばらくは控える事にするよ」
(がんばれ)
「言われなくても。
「残りの日数からいって
離島するぎりぎりまでかかりそうだな。
……やれやれ。
「まあ、君と悪口の交換するのも楽しいけれど、
しばらくは控える事にするよ」


宿題が終わったーって、騒いだよ

       父島守備隊、生き残りの証言

……島を離れるその日。
貴方は茜と二人で、長い坂を走って下りてます。
「こういう時に遅刻するって……。
本番に弱いタイプだろう。」
(いいから走るの!)
「……まったくだ。
これで船が出てた日には、目も当てられない」
走りながら、茜 大介は涼しげに笑った。
「さて、休暇終了。
これからは戦争の季節だ。
僕にも君にも、出番は多くなりそうだね」
皆が待っている船が、見えた。
(そういや、宿題終わった?)
茜 大介は、黙って親指を立てて見せた。
「……おかげさまでね。
でもこれで船が出てた日には、
目も当てられない」
走りながら、茜 大介は涼しげに笑った。
「さて、休暇終了。
これからは戦争の季節だ。
僕にも君にも、出番は多くなりそうだね」
皆が待っている船が、見えた。

茜大介 通常 / 提案 / 派生 / シナリオ

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最終更新:2008年03月21日 01:35