※各見出しは攻略本のイベントタイトルより

島放棄ホームルーム

大迫「…みんな、落ち着いて、よく聞いてくれ」
(※)「本土でなにかあったんですか?」
大迫「いや、そういうことじゃない」
大塚「男先生がそんなこと言うんだから、すげえことだな。何?」
男先生は、教室を見回して、目を閉じた。
一度大きく呼吸する。
大迫「…政府が、この島を放棄することにした」
みんな「…なん、だって」
永野が、ひとり笑ってうなずく。
石塚「どういうことですか。先生」
石塚が、全員が騒ぐ機先を制する形でたずねた。
大迫「日本政府は防衛上問題のある南洋諸島を一時放棄し、戦力を集中することにした。
本校はこの決定に従い、211天文観測所、および本分校を8月末でもって放棄。
撤収することで決定した。
みんな「そんな…」
古関「急すぎます!」
小野「そんな……」
武田「むぅ……。」
山本「ヤダッ」
大迫「政府は、戦争が終われば、ふたたび住人を戻すと発表している。
(※)「じゃあ、その戦争はいつ終わるんですか!」
大迫先生は、目を伏せた。
そんなことを聞いても、誰が答えられるのだろう。
大迫「長い戦争の間、本土から離れた孤島は、軍に守られることもなくほとんどが幻獣におそわれた。
今度は、その点を反省し、改善した。
住民被害を最小限に押えるという観点でな。
だいたい海の補給路を断たれたら、この島はやっていけん」
PC「その護衛部隊にも事欠いている。
そういうことですか」
大迫「そうかもしれん。
とにかく、島は放棄することになった。ここは廃校だ」
蔵野「そんな、“たんぽぽ”は……」
嶋「大丈夫ですよ。ってきいてないか……。」
山本「…そっ、そんなのないよ。ね、冗談だよね。先生!」
篠山「冗談じゃない!」
大迫「……」
重苦しい空気が、流れていた。
大迫「……あー。えーと、その。
みんな元気だせ。
授業始めるぞ」

(※)はランダムで誰かが発言。



白天整備場1-1

白天の整備場の前には白い花束がおいてある。
誰が、おいたものだろう……。


白天整備場1-2

ボスシマシマが、歩いている。
立派なシマシマらしく、立って歩いている。

微笑んでいると、そのシマシマはこちらを見て歩き出した。

どうやら、見せたい物があるらしい。
貴方は、素直についていくことにした。

…………。

そこは、山の中腹に穴をうがって作られた白天の整備場だった。
巨大な扉がある。

PC「…ここ?」

シマシマは、うなずいた。そして、姿を消した。

ハンガーの隅においてある白天に近づくと、後ろから声がかかった。

都「夜のここには、こないで。
……ここは、今を生きているみんなには、関係ないところよ」

そういうと女先生は去っていった…。



島放棄後のセリフ

蔵野「……学校がなくなるといっても、そのずっと前に、
“たんぽぽ”は壊れていたから……」

石塚「……撤退か。
良かったというべきだな。
故郷で閑職というのはある意味幸せで、ある意味不幸だったから……」

佐久間「学校が無くなるってか。
いい話じゃねえか。
みんな田舎は嫌だとか本土並とか
言ってたんだろ!?
ああ!
これで自分の生まれた所に文句つけるやつが
減ると思うとせいせいするぜ」

古関里美は、落ち込んでいる。
貴方に気づいてあわてて笑顔を作った。
里美「……。
ええと。」
笑顔は作れても話題は作れなかったようだ。
古関里美は顔をそむけて恥じている。

小野「……学校、なくなったらどうしよう。
僕、ここしか知らないんです……。
それにみんなとも離れ離れになっちゃう……。
………。
………どうしよう」
(元気だせ/今出来ることをやろう)
小野は顔をあげた。
小野「そ、そうですよね。
うん。そうだ。
僕たちの夏休みは、まだ終わってない……。
ありがとうございます。僕、頑張ってみます。
よし、がんばるぞー」

田島「学校がなくなるのか……
やっと、時が、来たんだな。
ん?
あー、古い未来予測さ。
この島が放棄される時のために、
俺たちはこっちに来た。
そういう事になってる。」

辻野「ねえ。
学校がなくなるってどういうこと?」
(詳しく説明する/端的に説明する)
説明しました。
「そっか。
大変なんだね……。
でも、大丈夫だよ。隊長がいるから。
私、分かるよ。
その手が輝いて見えるもの」

大塚「……。
いや、俺は他の奴ほど衝撃をうけていないと思う……。
俺達の学校が、島がなくなるのは残念だが、生きているんだ。
生きていれば、いつかどうにか挽回できる。
本当の残念は挽回できないことだ…。
…だから、俺の残念は“白天”くらいだ。
あれは本当に、もう飛べなくなったな」

永野「この島から撤退ですか。
いい話ですね。
なにを言ってるんですか。
撤退の決定は歴史の苦い経験を学んでの話ですよ。
いい事ですよ、絶対に。
軍隊というものは最後まで可能な限り、民衆を守るためにあるんです。
命を懸けて戦うべき時は今じゃありませんよ」

田上は、泣きそうな顔をしている。
田上「……隊長には、分からないでしょうね。
私達の、気持ちなんて。
この学校がなくなることの悲しみも」

飛子室「学校があってもなくても、同じよ。
私は学校に守ってもらったことなんかない」

武田「……そんなに落ち込むな。
ただ学校がなくなるだけだ。
ここで全滅するよりは、ずっとマシだ。
戦いは勝てるときにしか勝てない。
負けるときには戦わないのが一番だ」

えりす「学校、なくなるのか……、
えりす、ショック……。
みんな疎開だって。
……そうなると、みんなばらばらだね…。
えりす、子供あつかいされて
小学生にされたらどうしよう…。
生きていけない…。」
(あははは/いいじゃない似合ってるよ)
「本気で怒った…!!」
ぽかぽかされました。
「本土並み本土並みって言うのが
この島の自慢だけど…。
やっぱり本土って、
すごいみたいだよねえ。」
(なんで?/そうかもね)
「えりす、田舎ものって、いじめられそう…。
PC守ってね。
…ね。」
(はいはい)
「きっとだからね。」
(どうしようかなー)
「怒った!
何よ!
えりすが困ってるのに!」
激しく、ぽかぽかされました。

松尾「学校なくなるって……へへ。
らっき。
これで何の苦労もなくメジャーデビュー
できるわけだ。
よかったよかった。」
メジャーデビューとか言ってた割に健太郎は
しょげている。
(……向こうでキツイいじめにあったら、オレ
どうしよう……。)


中山「学校がなくなる?
うーん。いいことじゃないかな。
幻獣だって、この島の人達とはあんまり戦いたくないだろうし」

篠山「うーん。
学校なくなるのかー。
ま、疎開っていってるからね。
いつかは戻ってこれるよ。
あー。たぶん…、だけどね。
……ま、落ち込まない落ち込まない。
落ち込んだってね……いいことはなにもないってママンも言ってたよ」

原「あら。
  せっかくこの島のことが気に入っていたのに。
  廃校なんて、分かってないわね。上も。
  「……元気出しなさい。
   貴方のせいじゃないわ。」

森「この島から……撤退か。
残念だな。
すごく……気に入ってたのに。
まあ、いいか。
そういう日もあります。
でも、いつか、晴れる日もありますよ。
よおし、がんばって新婚旅行はこの島に
しようっと。
……あれ、なんでずっこけているんですか?」

茜「放棄が決まったのは……当然だったけど。
  ……その、残念だったな。
  「こうなれば一日も早く戦争が終結するよう、
  参謀本部としても最善をつくすつもりだ。
  「……なんだよ。
  本気でいってるのに笑うなんて。」

大迫「……まあ、なんと言うか。その、なんだ。
……友達が、増えると思うぞ。
本土には一杯人がいる。
なに、俺の見立てでは戦争なんかすぐ終わる。
そうしたらまた、みんなで戻ってこよう。
…なぁ、元気を出せ」
男先生は落ち込んでる。
大迫(俺は、教職ついてそろそろ8年と言うのに、なにを学んできたんだろうなあ……。)
先生を見てたら気の毒になってしまった。
大迫「……まあ、いつまでもくよくよしてたら、残り少ない期間も寂しく終わってしまうな。
よし、男先生もくよくよするのはやめだ!
お前たちも元気出せ。何かするぞ」

都「島がなくなる、か……。
みんなはいいけど、お年寄りが心配だわ。
彼らは生活の基盤なんて、新しく作れない。
それをはかなんで、この島で死ぬことを選ぶ人がいたって、おかしくはないわ。
ああ。私? 私は、大丈夫。
どうせ、次の島に行くだけだから。
島じゃなければ、山奥ね。
多分、戦死するまで、そんな感じだと思うわ」


ホームルーム5

大迫「プリント配るぞ。
家の放棄とか、転居先の事とか書いてあるから、家族にちゃんと渡しておくように。
……こら。お前達は頭悪くても元気なのが取り柄だろうが。元気出せ。
さて、ホームルーム始めるぞ」



ホームルーム6

大迫「……」
男先生は何か決意したようだ。
大迫「ホームルーム始めるぞー」



思い出作りホームルーム

大迫「さて、今日のホームルームだが。
知っての通り、我々はこの島を離れることになった。
多分我々はばらばらになるだろう。
……顔を上げろ。元気出せ。
男先生は、考えたぞ」
大迫先生は黒板に文字を大書した。
“黒い月の観測”
大迫「どうだ、元々お前達の本業は天文観測だ。
武器もってドンパチするのはおまけに過ぎん!
最後の思い出作りをしよう。どうだ。
みんなでなにかしてみんか」
(拍手する)
貴方が拍手をすると、皆が手を叩き始めた。
男先生が会心の笑みを浮かべてうなずいた。
(黙ってる)
貴方が黙っていると、(級友4?)が手を叩き始めた。皆が拍手した。
男先生が会心の笑みを浮かべてうなずく。

大迫「決まりだな。
手すきの時間に望遠鏡整備をはじめるぞ!」



石塚の請願

石塚は、慣れぬワープロを叩きながら、苦労して文章を作っている。
今度の件は、口述筆記ワープロや、タイピストを使うわけにはいかない。

発 211天文観測班 班長 石塚
宛 南芝村高校 軍令部
記 天文観測支援に関する請願

本部隊は、高空に座す敵新型幻獣が、懸案である「黒い月」の観測において重大な支障となると判定した。
この状態の打破は、現状の装備では不可能である。

ひいては、白天の替機もしくは改装を行う技士、および空中発射母機・呑天6機を派遣されたし。
「黒い月」の観測は、戦局に大きく関与すると小官は確信し、これを請願す。


定時連絡とほとんど同じだが、どんな組織でもこう言うことを行う時は形式と言うものを守らねばならない。
面倒なことだと石塚は思ったが、そういう自分も部下には文書を提出させているのである。

石塚「何百年も、進歩のないことだ」

石塚は苦笑しながら、白天の中に搭載されている「モノ」を写した写真をそえた。
それで、軍令部からの支援が得られるはずだと、確信していた。

石塚「……汚いな。まるで第4世代のようだ。
それとも人間という種族自体が、汚いのか。
こうやってみんな、大人になるのかな」



茜1

茜「とりあえず、天文観測の為に必要になると
思う資材、望遠鏡修理のね、
それを手配してみた。
礼はいい。どうせ金を出したのは芝村だ。
そして芝村に感謝する事も必要ない。
無駄だ。
彼らは彼らの為だけに行動…。
…そうか、そういう事なのか。
A。」



永野1

永野「この島に天文観測部隊が置かれる理由に関してはだいたい、事情が分かりました。
軍人としては望遠鏡修理に反対だと言いましたけど、追加します。
……軍人としては反対ですが、個人としては賛成です。
僕も手伝います。
ただし、個人としてですよ。
軍人としては相変わらず反対ですからね」



永野2

永野「とりあえず耐用年数が切れて廃棄処分になる部品を利用できるように、書類を整えました。
望遠鏡の整備に必要な機材はこれで調達できると思います。
法的にはなんの問題もありません。
…まあ、ルールと書類には、詳しいですからね」



思い出作り後のセリフ

蔵野「“たんぽぽ”を修理する……?
無理よ。相当の部品と人手がいるわ。
私は今までずっと一人で面倒見てきたけれど、
全員がかりでも1年はかかりそうだった。
……本当にやるの?
……そ、そう。
じゃあ、私も頑張る。
もう一度あの子が動くなら、私、何やってもいい」

石塚「観測か。
…ああ、いや。一度くらいは本気で……、本気で観測してみようかと思ってね。
手伝って、くれるかい?」

佐久間「思い出作りか。
結局あれだよな、負け犬の遠吠えだよな。
バカじゃねえのか?
「それよりはな、少しでも財産を持ち出すんだよ。
今後のためにな。
思い出で腹が膨れるかってんだ」

田島「天文観測か。
ま、最後のお勤め前の暇つぶしには、
いいとするか。」

辻野「思い出作り、がんばろうね!!」

大塚「……これで、思いもかけず
白天がまた飛ぶことが出来そうだな。
良かった。
後一度だけ、アレが飛ぶところが見たかった…」

永野「望遠鏡修理、天文観測なんて僕は反対です。
そんな無駄な事をやってなんになると言うんです。
それより夜間戦闘訓練とか、上陸訓練とかですね。
役に立つ事はいくらでもありますよ。
だいたい、天文観測をやっても戦争には勝てませんよ」

田上「よし、がんばるぞ。
がんばって、そして観測を成功させよう。
……。
あ、いえ、独り言です」

武田「天文観測か、いい話だな。
俺は、空を見るのが好きだ。
いい訓練になる」

松尾「ぼーえんきょー?
みんな、本気かよ。
撤退だの引越しだの忙しいのに、
この期におよんで……。
いてー!
なにすんだよ!師匠!
分ってる。分かってますって。おもいでー!
おもいでづくりー!」

中山「思い出作りか。私は嫌だな。
何か、最後っぽいじゃない。
そんなのじゃなくて、もっと別の事をした方がいいと思うよ?
というか、別の事にしろっ。君、隊長でしょ?」
(無理だよ/だーめ)
「……。
……私とお別れする事になっても、知らないからね」

篠山「……最後の観測か……。
ま、妥当な思い出作りだね。
よーし、歌いながらでもがんばろっか」

えりす「………。
この間ね、
アメリカの電話交換手の女の子と、
さよならの挨拶したの。
ここの中継所、閉鎖されるから。
…一度も会った事ない人だけど…。
向こうも大変だっていうけど、
大丈夫かなぁ。」

若宮「のんきですなあ、ここは。
    最後の思い出作り、そして天体観測、ですか。
    ははは。
    「何というか。
    自分は、ここの奴らが好きになりそうです。
(私もだ)
    若宮は、ひどく子供っぽく笑った。
(怒るかと思った)
    「…昔の自分なら、あるいは。
    ですが、自分も成長しております。
    「悲しい昨日を忘れて、悲しい明日で思い起こす、
    そんなものが必要だという事を、
    学びました。
    「…自分達も、手伝ってやりますか。」

森「望遠鏡、…ですか。
  はあ…、ああ、そうか。
  この部隊、元々は天文観測部隊だったんですね。
  「わかりました。
  思い出作りって言うのなら、
  私も協力しちゃいます。
  「まっかせてください。
  「あいたっ。
  ……。
  「えへへ。
  最初からつまずいちゃったけど……。
  「あ、でもでも、任せてください。
  機械だったら大体は大丈夫です。」

茜「…天体観測か。
  まあ、なんというか、牧歌的というか。
  「…いや、仕事熱心だと言うべきだな。
  僕は心のそこから敬意を覚える。
  「わかった。
  僕に何が出来るのかわからないけれど、
  協力するよ。」

大迫「……すまんな。
男先生は、こんなのしか思いつかなかった。
……すまん。
生徒になぐさめられるとは、俺も、……修行が足りんなあ」

都「思い出作りか……。
いいわね。先生、応援するわ。
いい思い出になるわ。
きっと、遠い未来に、それを頼りに、生きて行けるような」



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最終更新:2022年11月08日 01:21