概要

OSの再構築のメモ。

手順/メモ

1)作業前の準備と確認

cvsupでソースを取得。supfileは下記のように指定。
*default release=cvs tag=RELENG_6_2

/etc/make.conf

makeのオプションを設定する。他の余分なものは外しておいた方がよいみたい。
NO_PROFILE=true
CFLAGS=-O2 -fno-strict-aliasing -pipe

/usr/objの削除

作業フォルダを事前に空っぽにしておく
# cd /usr/obj
# chflags -R noschg *
# rm -rf *

2)構築

buildworld

ベースシステムを構築
# cd /usr/[[src]]
# make buildworld

buildkernel

カーネルを構築してインストール。GENERICの場合は下記の通り
# cd /usr/src
# make buildkernel
# make installkernel

コンフィグレーションファイルを用いる場合は下記の通り。うちの環境では失敗しました。。。
# cd /usr/src
# make buildkernel KERNCONF=<config file>
# make installkernel KERNCONF=<config file>


3)再起動

シングルユーザモードで再起動。ここで起動しない場合はカーネルをまず疑う。起動後は下記のコマンドを実行して、インストール作業に移る。
# fsck -p
# mount -u /
# mount -a -t ufs
# swapon -a
# adjkerntz -i

4)インストール

installworld

makeのオプションはbuildworld時とあわせる。というか、/etc/make.confに書いておいて間違えないようにしておくのが吉。
# make installworld

mergemaster

設定ファイルの旧版と新版のどちらを使うか選んだり合体させる
# mergemaster

5)再起動

更新確認
# uname -r
これでバージョンが変わっていたら終了。

メモ、注意事項

/etc/make.confのオプションでPROFILEについては古いバージョンと最近のバージョンで表記が異なる。
旧:NOPROFILE=true
新:NO_PROFILE=true

環境

  • OS: FreeBSD 6.1-RELEASE > 6.2-RELEASE
  • PC: HP-D330

参考サイト

最終更新:2007年01月20日 00:26