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<解答1> 児玉(弱) [Hair cells] 蝸牛の基底膜上には有毛細胞がある。有毛細胞には外有毛細胞[Outer HC]と内有毛細胞[Inner HC]とがある。外有毛細胞は、能動的過程と関係し、細胞体が伸び縮みすることで感度が上がる。その役割は、脳から情報を受け取り基底膜の感度を上げることである。1本の聴神経に多数の外有毛細胞が繋がっている。一方、内有毛細胞は、センサーとして機能し音情報を中枢に送り出す役割を果たしている。1つの内有毛細胞に16~20本の聴神経が繋がっている。 音が伝わる過程における有毛細胞の働きをもう少し細かく説明すると(以下は弱い記述なので追加・訂正ありましたら宜しくお願いします)、 鼓膜→耳小骨→蝸牛と伝わってきた音に対して、基底膜は周波数分析を行う。基底膜上にある有毛細胞では、基底膜の振動に伴って不動毛が倒れ、その際に不動毛先端からカリウムイオンが細胞内に流入し中の電位が変化し神経伝達物質が聴神経へと信号を伝える…。ちなみに、位相固定が起こるのは、不動毛が蝸牛外側方向に倒れたとき(だいたい振幅のピークに一致する?)であり、このとき同時に神経の発火率も上がるようである。 →[[位相固定>http://www7.atwiki.jp/05ad3/pages/80.html]] →[[(聴覚における)時間説と場所説>http://www7.atwiki.jp/05ad3/pages/66.html]] →[[次のキーワードに進む>http://www7.atwiki.jp/05ad3/pages/.html]] ----
<解答1> 児玉(弱) [Hair cells] 蝸牛の基底膜上には有毛細胞がある。有毛細胞には外有毛細胞[Outer HC]と内有毛細胞[Inner HC]とがある。外有毛細胞は、能動的過程と関係し、細胞体が伸び縮みすることで感度が上がる。その役割は、脳から情報を受け取り基底膜の感度を上げることである。1本の聴神経に多数の外有毛細胞が繋がっている。一方、内有毛細胞は、センサーとして機能し音情報を中枢に送り出す役割を果たしている。1つの内有毛細胞に16~20本の聴神経が繋がっている。 音が伝わる過程における有毛細胞の働きをもう少し細かく説明すると(以下は弱い記述なので補足・訂正ありましたら宜しくお願いします)、 鼓膜→耳小骨→蝸牛と伝わってきた音に対して、基底膜は周波数分析を行う。基底膜上にある有毛細胞では、基底膜の振動に伴って不動毛が倒れ、その際に不動毛先端からカリウムイオンが細胞内に流入し中の電位が変化し神経伝達物質が聴神経へと信号を伝える…。ちなみに、位相固定が起こるのは、不動毛が蝸牛外側方向に倒れたとき(だいたい振幅のピークに一致する?)であり、このとき同時に神経の発火率も上がるようである。 →[[位相固定>http://www7.atwiki.jp/05ad3/pages/80.html]] →[[(聴覚における)時間説と場所説>http://www7.atwiki.jp/05ad3/pages/66.html]] →[[次のキーワードに進む>http://www7.atwiki.jp/05ad3/pages/.html]] ----

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