なぜ
スカ(ska)は「スカ」と呼ばれるようになったか?
この手の説はたくさんありますが、主なものは以下の3つに集約されます。
1.「擬音語」説
擬音語のスキャ(ska)が、世界中に「
スカ」として広まったというわけです。
ジャマイカでは現在でも"ska"を「スキャ」と発音します。
2.「skavoovee」説
1950年から1960年代初頭の頃、
Cluet Johnson?(クルーエット・ジョンソン)が、
「アメリカの時代の流行に敏感な人を真似る」という意味の
「skavoovee」という言葉を創作し、使い始めたことにより、
「スカ」(ska)という単語が世の中に出回った。
クルーエット?が自分のやっている音楽について友達に説明しているときに、
「skavoovee」という言葉を自分で作り、このように言ったそうです。
「僕は、アメリカの音楽を真似ているスカブービー(skavoovee)なんだよ」
それが語り継がれ「skavoovee」→「
スカ」として広まったということです。
3.Speed calypsoの略語説
スカが生まれたときに、その音楽を正しく描写する上で、
「スピード・
カリプソ(speed calypso)」という表現が、一番ハマっていた。
その表現を単に省略したもが「スカ」である。
はじめて
スカを聴いたある人が、
「早いテンポの
カリプソやなー」と感じたんでしょう。
「speed calypso」→「scalypso」→「ska」と略され、
「
スカ」として広まったということです。
最終更新:2008年02月16日 21:39