ガンジャ Ganja
  • 「大麻」を意味するパトワ語。元はヒンディー語であり、ガン=草、ジャー=神、すなわち「神の草」である。
  • 別名:マリファナ、マリワナ、ヘンプ、葉っぱ、ハーブ、ウィード、センシ、カリ、カーヌ、カヤ、セッス、ハイグレード、トゥシェン、ペン。
  • インドから東インド会社(イギリス資本)を媒介して大麻がジャマイカに持ち込まれた際、「ガンジス→ガンジー→ガンジャ」となったようである。
  • ジャマイカでもガンジャは違法であり、公共の場で吸うと逮捕される。
  • 白人社会では大麻吸引が法律によって禁止されているため、ラスタファリズムはこれに対抗して、大麻吸引の正当性を唱えはじめたという意見もある。なお、ラスタファリアンは煙草は健康を害するとして吸わない。
  • ラスタファリズムにおいては、聖なるハーブ「神の草」としてガンジャが勧められており、1本のガンジャをまわし吸いする宗教上の儀式がある。ガンジャを吸って、天に昇り、JAH(ジャ-)に近付く事によって、ラスタファリズムの教えを授かるという教えがある。根拠は、聖書の以下の記述によるものである。
 ・創世記1章11節:神は言われた。「地は草を 芽生えさせよ。種を持つ草と、それぞれの種を持つ実をつける果樹を、地に芽生えさせよ。」そのようになった。
 ・創世記3章18節:お前に対して 土は茨とあざみを生えいでさせる 野の草を食べようとするお前に。
 ・箴言15章17節:肥えた牛を食べて憎み合うよりは 青菜の食事で愛し合うがよい。
 ・詩篇第104篇14節:家畜のためには牧草を茂らせ 地から糧を引き出そうと働く人間のために さまざまな草木を生えさせられる。

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最終更新:2009年08月21日 10:38