中村文則ほか 『きみに贈る本』 中央公論社 2016.5
1.中村文則
1 『教団X』 中村文則 県立 7Fナカ 市立ナカ 大学小説913.6N37 書くべきことは書く
2 人間失格 最強の「中二病」小説
3 砂の女 人間存在の根本を突く
4 沖縄ノート 言いなりの欺瞞 あしだ
5 『サラバ!』 西加奈子 直木賞 幸福も人それぞれ 県立 7Fカナ 市立カナ
6 俘虜記 内側から見る戦争文学 け
7 百年の孤独 一族の歴史に光を当てる
8 カラマーゾフの兄弟 世界文学の最高峰
9 審判 カフカ 頼るもののない場所で
10 『素粒子』 ウエルベック 共感をあてにしない 県立 7F953ウ 市立 大学953.7H96
2.佐川光晴
1 『おれのおばさん』 佐川光晴 県立 7Fサカ 市立 信頼にたる大人とは
2 吾輩は猫である 日露戦中の「アメトーク」
3 どくとるマンボウ青春期 捧腹絶倒 ああ、学生時代
4 同時代の作家たち 広津 時を隔てた仲間たちを発見 だ
5 オーウェル評論集 ひらかれた精神を育むには けし
6 歩行者の夢想 秋山 二十五歳、飢えるように読んだ あしだ
7 俘虜記 冷静、緻密な自己分析
8 丸山真男集 知の巨人の人柄が伝わる けあだこ
9 よろこびの日 シンガー 少年時代は万国共通 あし
10 忘れられた日本人 いつ読むのかも運命
3.山崎ナオコーラ
1 ボーイミーツガールの極端なもの 「紙」ならではの遊び心 けあしろ
2 岩波国辞典 今を楽しく生きるために
3 本格小説 水村 個人を描き、社会に挑む
4 『オレがマリオ』 俵万智 息子への感謝が歌に 県立 7F911.1タ 市立911.16タ
5 長野陽一の美味しいポートレイト 料理を写真にする理由
6
『すゞしろ日記』 手描きで奥深い世界 市立726ヤ
7 吉野葛 谷崎 作家の分身はどっち あだ
8 ポプラディア大図鑑 WONDA 宇宙 遠くのことで悩みたい けあし(ろ館内)
9 フラニーとズーイ 十代の心にぴったり
10 忘れられた巨人 曖昧な世界 小説で表現
4.窪美澄
1 『さよなら、ニルヴァーナ』 窪 世の中が裏返っている 県立 7Fクホ 市立クボ
2 ねむり 村上 眠れぬ夜にあらわになる世界 けあしろ
3 『ゆずこの形見』 伊藤 丹念に描かれる男心 県立 7Fイト 市立
4 津軽 太宰 再読であふれる滋味
5 ミッキーは谷中で六時三十分 片岡 大人同士の距離感を学ぶ
6 『歩道橋の魔術師』 呉明益 日台共通 商店街の魅力 県立 7F923コ 市立923ゴ
7 火宅の人 許せない、でも面白い
8 花芯 瀬戸内 ストレートに性愛を けあし
9 楡家の人びと 誰もが人生の主人公 けし
10 ナイルパーチの女子会 柚子 女をとり巻く不条理な視線 けあしろ
5.朝井リョウ
1 武道館 甘い表皮に隠した毒 けあしろ
2 一瞬の風になれ 佐藤 人生を照らす読書体験 あ
3 『殺人出産』 村田沙耶香 感動や共感ではない衝撃 県立 7Fムラ 市立ムラ
4 神田川デイズ 豊島 「自分だけ」のネガとポジ けあろ
5 路 吉田 心から好きなもの けあし
6 降り積もる光の粒 角田 旅本への苦手意識が覆される けあしろ
7 アンダー、サンダー、テンダー セラン 不穏な何かを描き切る け
8 反乱のボヤージュ 野沢 こんな大人になりたかった けあしろ
9 ひとりずもう さくら モノ、人、感情を繋げる けあし
10 『雪沼とその周辺』 堀江 受験生の私 運んでくれた 県立 7Fホリ 市立
6.円城塔
1 『道化師の蝶』 自分はどこまで信用できるか 県立 7Fエン 市立エン 芥川賞
2 源氏物語 シャイニング・ゲンジの物語を読む
3 舞姫 森 内側から読む
4 高野聖 泉 日本語を読む あだ
5 吾輩は猫である 斜めから読む
6 羅生門 さかのぼって読む
7 陰翳礼讃 その先を読む
8 人間失格 読まない
9 雪国 読み続ける
最終更新:2025年05月04日 15:49