『入門統計学 第2版』 栗原伸一 2021.7 オーム社
(所在)大学417Ku61n
(次に読む本)
(1 統計学)
1.初等統計学 ホーエル あだこ、入門数理統計学 ホーエル だこ
2.基本統計学 宮川 第4版 確率と確率分布の解説
第5版 こ 417||Mi76、基本統計学 第4版 あこ
3.統計学入門 東京大学 しだこ
2.とほぼ同じ構成だが、中級向け、練習問題に良問
4.マンガでわかる統計学 高橋 奥の深い良書 あしだこ 済
5.完全独習 統計学入門 小島 だこ
確率分布(特にχ2分布)について大変わかりやすい。
6.心理学のためのデータ解析テクニカルブック 森・吉田 だこ
ノンパラなどにわかりやすい。補注が役立つ。
7.生物学を学ぶ人のための統計のはなし 粕谷 だ
ノンパラ重視の新しい構成
8.バイオサイエンスの統計学 市原 だ
パラとノンパラ両面から辞書式に詳しく解説。わかりやすい図
9.統計学図鑑 栗原・丸山 けあし
辞書代わり。入門者から実務者まで
×10.独習 統計学24講 鶴田
- 医療系の統計学テキストとしては、もっとも実践的でかつ基本もおさえた良書
11.統計学を拓いた異才たち サルツブルグ だこ
短い伝記集
(2 検出力分析・多重比較法)
12.伝えるための心理統計 大久保・岡田 だ
検出力分析全般を丁寧に解説している数少ないテキスト。特に効果量と信頼区間の説明に多くが割かれている。
13.サンプルサイズの決め方 永田 だこ
12とは異なり、検定の種類ごとにサンプルサイズの決め方を整理しており、より実践的
14.統計的多重比較法の基礎 永田・吉田 こ
多重比較法の専門書はなかなかない。
(3 分散分析・実験計画法・品質工学)
15.入門実験計画法 永田 けあ
体系的で貴重なテキスト。Q&Aが役立つ。
×16.改訂版 実験計画と分散分析のはなし 大村
この1冊で分散分析を完全理解できる。
17.図解入門 よくわかる最新実験計画法の基本と仕組み 第2版 森田 けだ
実務者向け。分散分析中心で実験計画はさらりと。Excelによる簡易分析法も掲載
18.はじめての品質工学 矢野
(4 回帰分析(計量経済学))
19.例題で学ぶ初歩からの計量経済学 第2版 白砂 こ
統計学から計量経済の基本まで豊富な例題でわかりやすい秀著。若干厳密さに欠ける。
20.計量経済学 山本 だこ
計量経済学初心者の自習書としては日本一。式も丁寧に展開。ただ、社会実験やアンケートなど、クロスセクションのデータに関する記述が少ない。入門 計量経済学 は端折られすぎ
21.実証分析のための計量経済学 山本 だこ
2冊目に読むべき本。実証分析のための内容
(5 多変量解析)
22.多変量統計解析法 田中・脇本 だこ
多変量解析の決定版
23.多変量解析法入門 永田・棟近 だこ
じっくり読めば本書だけで完結する良本。とくに主成分分析とクラスター分析の解説が逸品。因子分析はおまけ程度ですが、意外とわかりやすい。
(6 ベイズ統計学・統計モデリング)
24.基礎からのベイズ統計学 豊田 だ
序盤はベイズ統計学の基本と注意点、中盤以降はMCMCの解説を丁寧に。巻末のStanコードはおまけ程度。初学者が引っかるところも省略せずに書かれている。
×25.マンガでわかる ベイズ統計学 高橋
数式や具体的な値を丁寧に導出。後半の階層ベイズやMCMCは早足
26.StanとRでベイズ統計モデリング 松浦 だこ
Stanの演習本。Stan関連本ではナンバーワン
27.RとStanではじめる ベイズ統計モデリングによるデータ分析入門 馬場 あだ
26より初心者向け。Stanを学ぶに十分な構成。第1部の理論編がとてもわかりやすい。
済 27.データ解析のための統計モデリング入門 久保
緑本。階層ベイズを用いた混合モデルの解説に定評がある。前半の一般化線形モデル(ポアソンとロジット)の説明もよい。
最終更新:2023年02月17日 20:12