bcProgramming

bc Programming

導入

　bc は dc 同様、arbitrary calculator であるが、reverse Polish notation を採用していない。C に似た構文を採用している。
　bc は interactive であるが、echo 1+ 2 | bc といった方法もよく使われる。

scale & '.'

　小数点以下の桁数は、dc ではprecision number と表現されるが、dc では、scale という。
　default で 0。　すなわち、整数。
　eg) scal = 20 （20桁表示）
　直前の計算結果は、'.' で示すことができる。
　eg) 1 + 2 => 3
　 .*10 => 30

関数

　関数としては、sqrt(x)があるが、-lオプションで起動すると、次の数学関数を使用できる。scaleは20に設定される。
　s(x) sine of x (x:radians)
　c(x) cosine
　a(x) arctangent
　l(x) natural logarithm
　e(x) exponential function
　j(n,x) bassel function of integer order n of x

制御構文　for if while 等

eg) 0～9 まで表示
　　for(i=0;i<10;i++)i （改行して表示）
　　for( ) print i => 0123456789
　　for( ) print i, " " => 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9

事例

 print "hello world!\n"
 print 1+2 => 3
 print "1+1= ",1+1; => 1+1=2
 define fact(x){
     if (x<=1) return (1);
     return (f(x-1)*x);
 }
 define fact(x){
     if(x<=1) return 1
     else return x*f(x-1);
 }