あ行
ヴァレン・エクソテック(Wallen Exo-Technologies)
ウルリーカを局長とする、小規模な工場。
主にキャスト用パーツの製造整備を行っており、ごく少数だが独自の自律兵器の製造も行っている。
ちょっとした口コミで顧客が増え、現在は従業員を雇ってなんとかやりくりしている。
両親への反感からキャスト一辺倒の研究が続けられているが、救命目的のサイボーグ技術も売りの一つである。
手足を失ったアークスが日常的な生活を送るための義手義足も手がけるが、本当に必要であるならば戦闘用の義体を製造することもある。
ヴァレンシュタイン フォトン工学研究所(Wallenstein Photon Engineering Research Institute)
ウルリーカの両親の持つ研究施設。
ウルリーカと
ヴェロニカが生まれ育った場所。
現在も稼働中で、アークス用の武器や防具、新しいテクニックやクラススキルなどが研究されている。
か行
願真流剣術(Gamma-style)
有明が主として用いる剣術。
相手の剣戟を受け流して反撃する、所謂「待ち」の剣技を主体とするが、本来は"願い"を力に変える特殊な技法を用いる剣術である。
唯一の師範代が世を去って暫く経ち、今ではその技術を後世に伝えるものが居なくなってしまった、廃れゆく運命の流派。
旧式ボディ(Old cast frame)
現在は生産が行われていない、旧規格のキャスト用パーツ群の総称。
当然ながらサポートも終了しているため、使用している場合は新型パーツへ換装する必要がある。
現在のパーツと比較してエネルギー効率に劣るものの、軽いメンテナンスで動作を保証できるほどの稼働性と大型ドールズの攻撃が直撃しても行動継続が可能なほどの、非常に頑強な作りであることが特徴。
一方で人や現在のパーツ群と比較した場合、内部設計の自由度の少なさや技術的限度から生活面においては不便を極める。
また内臓を持つモデルにおいても、食事には専用に調合されたものが必要であったり、排泄のために専用機材が必要であるとか、一定期間で人工血液の透析が必要になるものも存在する。
慣れ親しんだパーツを手放すことを嫌がるキャストも多く、サポートを終えて尚使用し続けた結果 機能不全に陥って停止してしまうキャストが一定数存在する。
シャスタのパーツはサポートが終了してそこそこ経つが、
ウルリーカの手によって調整・修復され続けている。
な行
ナンバーズ(Numbers)
ナルが立ち上げた便利屋。
元は非営利団体として犯罪者の社会復帰支援を行っていたが、情勢の変化から兵員数外の即応戦力としての側面が強くなり、転じて便利屋となった。
所属メンバーは経歴などを隠すために偽名を名乗る。
メンバー自らが受ける依頼を選別するという特徴がある。
ま行
モアイ(Moai)
とある島で多くみられる遺物のひとつ。
岩石を掘って作られた人の顔を模った石像で、かつて住人たちが住んでいたと考えられる集落跡の方を向けて建てられている。
住人たちを見守る存在だったが、中には都市部の駅前でシティボーイになってみたり、宇宙に進出してイオンリングを吐き出したり、色とりどりのブロックを積み上げて人間を試してくる個体も存在する。
エンハンサーがたまに「モアイ!」と鳴くが、何故モアイなのかは不明。
最終更新:2024年06月12日 09:23