カペルシュ・ヴェーアの遺恨試合

  • 対戦日時:1945年1月26日
  • 戦闘形態:カナダ軍攻撃戦 対 ドイツ軍防衛戦
  • 作成:Bill Wilson
1944年12月、マース川北方のドイツ軍部隊は川の南の渡渉点に橋頭保を構築した。ドイツ上層部はこの橋頭保を最終的にはアルデンヌ攻勢の助攻の発起点にしようとしていた。
最初に第712歩兵師団の部隊が沈泥でふさがった小さな漁港、カペルシュ・ヴェーアに橋頭保を構築した。後にこの部隊は血に飢えた猛将シュトゥデント大将率いる第6降下猟兵師団に属する降下猟兵と交代した。
カナダ第1軍はこの橋頭保によって危機的な状況に陥っていた。ポーランド第1装甲師団、王立海兵隊コマンド部隊による攻撃はすでに失敗していた。今明らかなのは橋頭保は必死の攻撃によってしか殲滅できないであろうということであった。この攻撃に選ばれたのはカナダ第4装甲師団に所属するリンカーン・ウェランド連隊であった。
A中隊とC中隊は東から、B中隊とD中隊は西からカペルシュ・ヴェーアへと攻撃を仕掛ける。迫撃砲と砲兵の援護のみならず南アルベルタ連隊の装甲部隊の援護をも受けることになる。
貴官の任務はカペルシュ・ヴェーアにある敵橋頭保を殲滅することである。特に重要な拠点が3つある。「グレープ(Grapes)」「ラズベリー(Raspberry)」とそれぞれ名付けられた二つの家、加えて漁港それ自体である。
カペルシュ・ヴェーアを防衛しているドイツ軍の兵力は降下猟兵中隊1個以上にはならないと推測される。貴官の率いる戦車と砲兵の支援を受けた歩兵大隊はこの任務にたりるもののはずだ。

ユニット名中の略語の意味
Elm―部隊
FJD―ドイツ軍降下猟兵師団
FsPJA―降下猟兵対戦車大隊
Lincolns―リンカーン・ウェランド連隊
South Albertas―南アルベルタ連隊
Tor Scots―トロントスコットランド連隊

出典:C. P. Stacey大佐著「The Victory Campaign」

translated by Tokiedian



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最終更新:2014年07月16日 01:53