ガラバトへの逆襲

  • 対戦日時:1940年11月7日
  • 戦闘形態:イタリア軍攻撃戦 対 インド帝国軍防御戦
  • 作成:Ed Mortimer
  • V6でアップデート
11月6日の払暁、激しい航空爆撃と準備砲撃の後、第10インド大隊はイタリア軍が前から占拠しているスーダンのガラバト(Gallabat)にある要塞への攻撃を行った。ガルワーリ大隊は6両のマティルダ、6両のマークVIを先頭に立てて要塞を奪還した。イギリス軍はエセックス大隊を、これも戦車の支援をつけてエティオピアのメテマ(Metemma)のイタリア軍の要塞の攻撃に向かわせようとした。だが、ガラバト攻撃時に5両のマティルダ、4両のマークVIが失われていたため、エセックス大隊は激しい戦いの終わったガラバトに送られることになった。

翌日、ガルワーリ大隊はアブチネイラ川を渡河したが、重機関銃の砲火で停止、押し戻されることになった。リュッツォ中佐率いるイタリア軍植民地部隊の即座で断固とした反撃であった。イギリス軍の報告に従えば逆襲は失敗し、イタリア軍の報告に従えばなんとかガルワーリ大隊のほとんどをガラバト要塞から排除することに成功したとなる。どちらにせよ、双方に多大な死傷者が出、イタリア軍はその指揮官を失った。

しかし、この戦いで輝いたのは戦闘機20機を伴ったサヴォイア・マルケッティ79爆撃機編隊で敵要塞に猛爆撃を仕掛けたイタリア王立空軍だった。爆弾と弾丸の雨の中でイギリス軍とインド帝国軍は大混乱に陥り、多くの兵士たちが逃げ出した。ガルワーリ大隊のほとんどは持ち場を守ったが、混乱に陥ったいくつかの部隊が撤退した。スリム旅団長が指揮に介入したことによってエセックス大隊はなんとか全面潰走一歩手前で踏みとどまったのである。

続くイタリア空軍の襲撃はガルワーリ大隊を激しく襲い、大きな損害を与えることになった。イギリス軍は戦いの舞台を空に持ち込もうとしたがイタリア軍は2機の損害と引き換えにイギリス軍機7機を叩き落とした。イタリア空軍が空を支配したのである。

続くイタリア軍の増援が翌日に到着し始め、イギリス軍とインド帝国軍は逃げ出した。戦闘は終わった。しかしこれは間違いなくイギリス軍の反撃に対しては焼け石への水にしかならなかったのである。

この攻撃戦/防御戦シナリオはイタリア軍の陸空にわたる反撃を取り扱ったものであり、イタリア軍側でのプレイが推奨されます。もしインド帝国軍側でプレイする場合はイタリア軍部隊の歩兵強度を150%、偵察能力を150%に増やしてAIの貧弱な戦術指揮能力を補ってください。

translated by tokiedian



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最終更新:2014年07月16日 02:02