共和国軍(Esercito Nazionale Repubblicano, ENR)は4つの師団と降伏時にドイツ軍に抑留されていたイタリア人から構成されたより小さな独立部隊からなっていた。共和国軍は山岳兵師団「モンテ・ローザ」、ベルサリエーリ師団「イタリア」、海兵隊師団「サン・マルコ」、歩兵師団「リットリオ」を含んでいた。
そして国防義勇軍(MVSN。黒シャツ隊の後継組織)を置換する新たなファシスト党員民兵として作られ、ムッソリーニに忠誠を保った部隊から人員を集めて作られた共和国親衛隊(Guardia Nazionale Repubblicana, GNR)がある。これらの部隊は対パルチザン警備部隊が主であった。後に新たな組織がGNRを支援するために組織され、これらは黒色旅団(Brigate Nerre)と呼ばれた。
他にも短期間しか存在しなかった大量の小独立部隊があり、その中には対パルチザン特殊警察警視隊(Ispettorato Speciale Polizia Antipartigiana, ISPA)が含まれている。「白炎(Fiamme Bianche)」はファシスト青年運動の青年兵たちであり、500名の部隊であったサルデーニャ義勇大隊(Sardegna Volunteers Battalion)はユーゴスラヴィア国境で活動した。山岳ライフル兵(Moschettieri delle Alpi)はアオスタ地方のかつての山岳兵からなっていた。「アペニン猟兵(Cacciatori degli Appennini)」は3個連隊からなる大規模な対パルチザン部隊であった。