砲兵運用研究 by tokiedian
砲兵の遅延時間等についての研究を行った。
ソ連 対 ドイツ(ソ連側でプレイ)
戦力内容
中迫撃砲
重迫撃砲
3インチ(75mm)級砲兵
- D 76.2mm榴弾砲兵中隊(盤内砲)
- E 76.2mm榴弾砲兵中隊(盤外砲)
4インチ(100mm)級砲兵
- F 米軍鹵獲105mm榴弾砲兵中隊(盤内砲)
- G 米軍鹵獲105mm榴弾砲兵中隊(盤外砲)
5インチ(122mm)級砲兵
- H 122mm榴弾砲兵中隊(盤内砲)
- I 122mm榴弾砲兵中隊(盤外砲)
6インチ(155mm)級砲兵
8インチ(203mm)級砲兵
砲撃要請部隊
- L FO
- M 歩兵中隊本部
- N 歩兵小隊(M中隊)
地図
砲撃要請時の遅延時間
FO
盤内砲2.3~2.4、つまり+2、3ターン目の敵ターン開始時に弾着
盤外砲3.0~3.1、つまり+3ターン目の敵ターン開始時に弾着
ばらつきが少ない
HQ
盤内砲2.4~3.1(平均3.0)
盤外砲3.1~3.4(平均3.4)
ばらつきが大きい
歩兵中隊司令部
盤内砲3.3~3.4、つまり;3、4ターン目の敵ターン開始時に弾着
盤外砲4.0~4.1、つまり+4ターン目の敵ターン開始時に弾着
ばらつきが少ない
さらに口径による遅延時間の変化もなく、迫撃砲と榴弾砲での遅延時間の変化もないことが分かった。
これによるもっとも適切な砲撃要請の仕方
FOは高価なため戦場から離れた位置が好ましい。戦場から離れた位置に適切な観測点があればよいのだが、そのような開けた戦場は比較的稀であり、そのような地点を発見できたとしても相手が賢ければそこに攻撃を集中してくることが予想され、結局FOを危険にさらしてしまうことになる。
そのためFOは隠蔽・遮蔽のある戦場から離れた地点に配置する。そして砲撃要請はまずFOで目標から1ヘクス離れた地点に砲撃要請を行い、その後砲撃目標もよりの歩兵中隊司令部を砲撃目標が視認できる位置に移動させ、それにFOの行った砲撃要請の弾着修正を行わせて観測者をFOから歩兵中隊司令部に切り替えるのである。これで遅延時間をFOに準ずるものにしながらちゃんと観測を行った間接砲撃が可能になるのである。第1射の後は歩兵中隊司令部で弾着修正・砲撃続行すればよいのである。
弾着分布
82mm迫撃砲
観測アリ
弾着は後方にややずれ、弾着分布は目標の周囲1ヘクス以内(目標後方では2ヘクス)におさまります。爆風範囲を勘案すれば危険域は目標から2ヘクスと考えられます。
観測ナシ
実は印象として観測アリと集弾率はあまり変化していませんでした。問題は精度です。あからさまに悪くなっています。つまり間違ったところに延々と弾を落とし続ける可能性があるということです。これを解消するためには大規模運用で広範囲制圧に切り替えるか、砲撃要請の後前線のユニットで弾着修正して観測者を変更する等の手が有効でしょう。
また全体としての弾着分布はやや後ろにずれています。このことも勘案して砲撃要請を行うことが重要でしょう。
最終更新:2014年09月01日 19:45