FD-zug(FDツーク)はドイツ鉄道で運行されていた列車種別の一つ。
直訳すると「長距離急行列車」となる。戦前に運転されていたFD-zug(特急)とは別の種別。
1983年の夏ダイヤから登場。季節列車的な要素を含む列車で、主に大都市圏から観光地、リゾート地を結んでおり、景勝地などが列車名として採用された。編成はIC(インターシティ)で使用される特急用の客車で組成され、食堂車の連結された列車もあった。IC並の長距離を走るにもかかわらずIC料金が不要なため人気の列車だった。
後にIC網の拡充によって1993年には全廃された。
南部の黒い森高原を結ぶ
FDシュヴァルツヴァルト
関連項目
最終更新:2017年05月11日 21:17