臥陀羅豚
臥陀羅豚(がだら-ぶた)とは
遊运の民と共に生きる
精神感応家電の一種。
『遊运から
束を授けられた神聖な畜獣』とされ、
必然変異によって哺乳類
としての様々な特性を獲得している。
性別
雄性体と雌性体、未分化な状態の幼生体を含む3性が存在する。
繁殖は雌性体による単為生殖によって行われ、雄性体は助産の
役割を果たす。
性差
雌性体は雄性体に比べて体が非常に大きい。幼生体の時点で
体高600mm,体長1000mm程に成長し、雄性体は性分化が済
んでからもそれ以上は成長しない。雌性体はそこから体躯を
肥大させ、体高4m,体長にして8m程にまで発達する。栗色の
長い体毛が頭部と四肢を除く全身を薄く覆う。地肌は白褐色
である。
畜群の性比
1つの畜群に対して雌性体は常に1体であり、数体~十数体の雄性体、出産期
には更に雄性体とほぼ同数の幼生体が加わる。幼生体の性分化が進むと母娘
の間で畜群の“株分け”が為される。
無貌の乳蓄
臥陀羅豚は
銭民の様に目や耳が痕跡器官化し、触覚も非常に鈍い。
ただ
雌性体は乳頭部に加えられた刺激に敏感に反応し筋収縮、母乳
を放出する。母乳は幼生体のみならず雄性体も常食として愛飲する。
畜乳による同調
畜群の中で雌性体と他の個体は母乳に含まれる内分泌液、神経伝達
物質を通じて交感する。ここに畜群全体を包むある種のグルーヴ感が
生じる。雌性体の持つ「雰囲気」は母乳を通じて畜群に伝播し、全体の
「気配」を形作る。
独裁者の神酒(soma)
臥陀羅豚の畜乳から精製された
導入剤は
WDF及び
祖六国管轄域に於いて
は既存の
社会系解体に関わる物として禁忌の一つに数えられる。
臥陀羅豚には喪失すべき「個」が備わっていない事が最も大きな差異
として挙げられる。ここで述べられる「個」とは
束的解釈、《
有束|
不束》
の二元に依るものではない。
最終更新:2012年10月09日 21:02