銭民
銭民(ゼニタミ、
qián mín)とは
金渦の維持運営、金融市場の均衡
を目的として開発された経済活動専用の
規格人類の総称。雄性体
のみで構成されている。
流体経済
前史的な価値観で判断するならば銭民達は各員が出資元の代理人として活動
する機関投資家であると言える。しかしながら、その行為はいかなる特定集団の
利権を代表する物とも定義する事は出来ない。言うなれば彼等の活動は「調和
を希求する意思」の体現である。
86階梯から成る完全分業制
ここでの「階梯」とは単に「step」を意味する語であり、銭民間での身分秩序
の存在を示すものではない。むしろそこに上下の別は無いとするのが銭民達
の持つ一般的な常識的感覚である。
金渦という秩序系は銭民達の厳格かつ
緊密な相互評価によって維持される。黄金色の混沌から立ち現れる秩序の
成り立ち、ポートフォリオの形成プロセスの段階を指して「階梯」と呼ぶ。その形態は一見するとトップダウン方式【編集中】
盲いた亜人
銭民は皆
無枠知覚型の規格人類である為、感覚器官が退化し総じてみな亜人的な
外見をしている。日常に用立たつ事の少ない視力は特に衰え、
金渦の外で活動する
幣客でさえ両目の利く者は極めて珍しい。
一杯の水
銭民達はその業務の必要性から基礎代謝を極端に低く設定されている。その
為、日に三食の
生存蝕と僅かな水以外を口にする必要が無い。
金に祈り、濁流を治める神官達
銭民は
金渦中枢を通じて金融市場の均衡と裁定を担う決定意思
萬当を始め
として、金渦末端から外
球体の単独出先機関たる
幣客に至るまでの上下86
階梯その全てが、『時として
運命束より肥沃な世界の源泉』たる金渦に対
して厚い信仰心を抱いている。彼等は己を聖職者であるとして律し、また
人類との交渉の際には傲慢とも受け取れる程の自身に満ちた態度を見せる。
「祈りを知らぬ人間共の、何と不遜で傲慢な事か」
人間の営みの総体である経済を解析する事を聖務とする銭民たちの常套句である。
経済を生命そのものであるとする価値観はそこから伺える人類の奔放で野蛮な姿に
敬虔な使徒たる彼等は身を硬くして驚嘆し、その狂騒をも呑み込み消化する経済の
力に心から敬服する。
超感覚的経済分析
【編集中】
発音
「ゼニタミ」と平たく(ノーアクセントで)発音される。
「我等は皆既に、前線に立つ兵士である。」
解放戦争時に共闘を求め経済破綻を目的とした銭民のゼネストを要請した
規格人類の使節団に対して、当時の
萬当が言い放った有名な台詞である。
「反動的
精神感応家電使節団への回答」に残る全文は以下の通り
「『今こそ立ち上がる時だ』と君達は云ふが
我等は皆既に、前線に立つ兵士である。
ただ、我等は人に仕える兵では無く
金渦といふ神に仕える兵なのだ。
穏やかにお引取り願ひたし。」(原文ママ)
経済に仕える忠実なしもべたる彼等にとって年に6度の
決鬨に併せて開かれる
六貨彩は重要なハレの場である。
侮蔑表現
新世界では守銭奴に対して「銭民みたいな奴だ」という形容表現
が存在する。
最終更新:2011年12月13日 01:05