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紙塊


紙塊(し-こん,ブリック,the paper blick)とは非空間生活者に良く見られる
貨幣単位。単位貨幣を100~1000枚程度纏めた物を一塊とし、幣客が発行
する認可の印を押して流通する。取引する際の慣習として額面の5~8%程
度の「割分」が付いている。

接着樹脂(ペーパージェル)

札束を固めて塊にする為に、紙幣一枚ずつにジェルを染込ませる。
ジェルは無色の物が好まれるが、移送の都合上火災による遺失等
を防ぐ為に緑色の耐火ジェルが用いられる事もある。溶媒を使った
簡単な洗浄で一枚に分離できる。

赤煉瓦

大人銀行券の紙塊は使用頻度の多さから親しみを込めてこう呼ば
れる。紙質が悪く赤を主体とした色使いから塊が積み重なると煉瓦
の様に見える事が由来である。


正値(まさね)印と白札

紙塊には一塊毎に金渦からの認可印である「正値印」が捺される。
正値の弁捧額、正値を付けた責任者である幣客の名前(番号)、認
可した日付が記載される。正値が付いていない物は白札(しろふだ)
と呼ばれ正規取引では敬遠されがちであり、所謂『表に出せない金』
の代名詞として扱われる。

割分

割分は族商達の交渉の知恵であり、その仕掛けは紙塊に載せられた
余剰金にある。正値として弁捧される額はあくまでも「保証額」で
あるから塊のトータルが正確にその額である必要は無い訳だ。老練
な商売人である族商はその原理に目を付けて紙塊に魅力的なオマケ
を足す方法を考案した、それが割分である。

割分は塊になっている紙幣を両替する際の手数料を購うものとなっ
ているのが通例で、それは貨幣の質にもよるが3~8%の間に収まる。
最終更新:2011年10月18日 08:00