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篭鼠


篭鼠(かご-ねずみ,Cage-rats)とは食糧族商が独自に
開発改良した食肉用家畜の通称。生存蝕の動物蛋白源
として70パーセント以上のシェアを誇る他、開発球体では
低技能不束労働者の常食として加工用、生食用など用
途に応じて様々な飼育法が試みられている。

函詰めされた肉玉【編集中】

篭鼠は調整された飼料とその先天的性質から、際限
無く肉体を膨張させる。四肢は垂れ下がった腹部に
包まれてもはや歩く事適わず、首は胴とつながって
一房の肉といった風情を見せる。

彼等は概ね同一出産日を別として同じ飼育房の上で
飼育される。房とは、弾性素材で粗く編み上げられた
筒の両端に給餌口となる金属環と開閉式の排出口
を備えた飼育箱が多層に連なる姿が中詰された篭鼠
の弾力ある肉感と相まって葡萄の房を想起させる事
に由来する単位である。

房毎の飼育法はその肉の用途によって大きく異なり、
本来の工業的食肉養殖から離れ貴人の宴に供される
ものも珍しく無い。しかし出荷量の実に90%以上が何
等か加工、食品添加を施されて所謂「ピンクミート」と
して消費者の手に渡ることを考えれば、やはり篭鼠は
惑星消費主義時代向きの家畜なのだと頷ける所である。

収穫祭【編集中】

飼育箱の給餌口から檻鼠の握拳大にふくれた頭部が
文字通り顔をのぞかせ、胴筒の網の隙間から太肉が
李(すもも)の実の様にたわわにまろび出る様になれば、
刈り入れの時期の到来となる。



青肉【編集中】


青肉は増血剤及び各種ビタミンを多量に含んだ飼料
と房のストレスフリーな環境から作り出される。

七顆【編集中】


互いの皮膚がこすれる程に過密に配置された巣箱で
檻鼠達はストレスから程よい肉質を獲得するとされる。

食肉加工を容易にする為に加工された胴から体毛は
消滅し、日に当たらぬ肌は静脈が浮き出るほどに白
く、薄く赤みが刺す所は熟れた白桃の風情である。
最終更新:2012年04月24日 14:10