自らの尾をくわえている蛇のこと。 自らが自らを養うこの姿は、心理学的には自我が成立する前の葛藤の存在しない状態、集合的無意識を指す。
人は自我の成立に伴い無意識から脱却するため、この環を断ち切る必要性が生じるが、それは自己の意識世界の成立を意味する。
人にとって自我の成立は必須であるが、
デウスの部品である「
ヒト」には不必要なものであり、ミァンは太母となりこれを阻害してきた。
また、
対存在であるエレハイムの
イントロンにはウロボロスの環が描かれており、それが断ち切られたときミァンとして覚醒する。
最終更新:2017年06月09日 20:07