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→藤宮ひめ - (2008/08/05 (火) 23:18:40) のソース

**夢のS S ○ロ描写アリなので注意! 1/1

 ずっと一緒に居た姉さんの表情、あれは嘘なんて微塵も無い本気の表情だった。 
 姉さんからの「ずっと一緒に居て下さい」という熱いラブコールを受けて一日、まだ信じられない気持ちが強い。 
 一つ屋根の下住んでいるにも関わらず、俺の一方的な気まずさからずっと顔を合わせていない。 


 何日かたった。まだ姉さんとは殆ど会話をしていない。 
 それは見かけたり声をかけられそうになったら姉さんから逃げているから…。 
「稔…」 
 学校帰り、後ろから姉さんの声が聞こえたが俺は走り出した。 
「どうしてダメなの?」 
 そんな声が聞こえた気がした。だけど俺は走るスピードを変えることなくそこから走り去る。 
 家についたらすぐに俺は部屋に閉じこもる。 
「このままじゃいけない」 
 そう独り言をつぶやいていつの間にか眠ってしまった。 

 目覚めると体が妙に軽く感じる。ふと時計を見るとまだ7時前だった。 
「風邪でも引いたかな…」 
 とりあえず昨日までのことを謝る為にもとびっきりの朝ご飯を作る事にした。 
 キッチンに向かうと既に姉さんがいた。フライパン片手に鼻歌交じりで朝から何か作っていた。 
「姉さん」 
 呼びかけてみるが返事が無い。 
「姉さん?」 
 もう一度呼びかけてみるがやはり返事が無い。 
「いつ…………緒…食べ………」 
 何か歌っているようだけど完全には聞き取れない。 
 ふとキッチンのテーブルを見ると大きな肉のブロックがあった。 
 見たことがある塊のような気がしたが、どうにも思い出せない。 

 姉さん、いつになったら俺に気がついてくれますか…? 


**まるでイリュージョン

「やあ(´・ω・`) 

どうしたの? まるでイリュージョンでも見たか、って感じ。 
ああ、この服? ○○(運悪く競合した他ヒロイン)ちゃんに借りたの。ちょっと大きいけど……。 
ん? ○○ちゃんには私の服を来て帰ってもらったよ。これは姉弟の問題だしね。 

お姉ちゃん、悲しいなあ……。 
稔君が自分の部屋に鍵をかけるようになったのは気にしてなかったんだよ。この部屋は元々お姉ちゃんからのお下がりだもの。その気になれば合い鍵くらい、ね。 

どうしてバレないと思ったのかな。稔の部屋から、椅子が軋む音と本棚が揺れる音が同時に聞こえるんだよ? お姉ちゃんを嘗めてないかなぁ……。 

そんなつもりじゃない? ……まだ分かってないみたいだね。 
健全とか不健全とかじゃないの。稔がまだ私から離れようとしているのが許せないの」 
とりあえず暇つぶしの思いつき。 
この間、首にはキリキリと爪痕が…… 
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