「→如月みずき」(2009/06/06 (土) 01:05:20) の最新版変更点
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**胡蝶の夢
(黒背景)
「みずき、今更だけど俺、お前の事好きだ。俺達付き合わないか?」
「…バカ!」
「え?」
「待たせすぎだっての!あたしはずっと…その…」
俺は返事を聞く前に、みずきの体をきつく抱きしめていた。
――数ヵ月後
学校の廊下をツインテールが駆け抜けていく。
「お~い、みずき~!って行っちまった」
あいつが落としたメモ帳を届けに来たんだけどなぁ。
うさぎのイラストが描かれた表紙を見ながら、どうやって返そうか考える。
「……なにが書いてあるんだろ?」
他人の物を勝手に見るのは善くない事だけど、彼氏だからいいよな。
○月×日
09:02 みのるに女の人の声が話しかけてる、絶対渡さない
11:34 イビキが聞こえる、みのるがまた授業中に寝ているみたい、テスト近いので心配
12:16 みのるとお昼、彼女っぽくお弁当作ってあげたいけど、みのるの方が料理巧い、練習しなくちゃ
12:37 あたしの膝枕でみのるがお昼寝、幸せ
13:29 みのるは体育の授業、何も聞こえない、寂しい
14:55 伊万里があたしのみのるに話しかけてる、すぐに行くから待っててね
「なんだこれ?俺の事ばかりだ」
少し気味が悪くなり、他のページを捲る。
みのるが~~、
みのるの~~、みのるを~~
~~みのるに、みのるへ~~、みのると~~
みのるから~~、~~みのるより、みのるで~~、みのるとも~~
みのるや、みのるね、みのるばかり、みのるまで、みのるだけ、みのるほど、みのるくらい、みのるこそ、みのるしか
みのるさえ、みのるも、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる
みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる
みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる
みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる
「うわあ!」
いつの間にか少し眠ってしまったらしい。全く馬鹿馬鹿しい妄想をしてしまったもんだ。
幼馴染とはいえ失礼すぎるぞ。まったく。
俺は姿勢を正し、改めて寝る事にした。
「でも…なんだか妙にリアルな夢だったな… 胡蝶の夢?」
**原文
→如月みずき
(黒背景)
稔「みずき、今更だけど俺、お前の事好きだ。俺達付き合わないか?」
みずき「…バカ!」
稔「え?」
みずき「待たせすぎだっての!あたしはずっと…その…」
俺は返事を聞く前に、みずきの体をきつく抱きしめていた。
――数ヵ月後
バイイイイイン!
稔「な、なんだ!?」
気がつくと俺はベッドに寝かされていた。
稔「チェ、チェーンソー!?あれ?体が…!」
けたたましい音を立ててチェーンソーが俺の耳のすぐ横に聳え立っていた。
引き金部分はテープで固定されている。
みずき「気がついた?」
チェーンソーのけたたましい音がしていても、みずきの声ははっきりと聞こえる。
みずきは俺のすぐ横に寝転がって話しかけていたからだ。
チェーンソーの先端が揺れ始めた。
みずき「あたしには稔しかいなくて、稔にはあたししかいないよね?」
その間にもチェーンソーの揺れは段々大きくなる。
稔「みずき!何言ってるんだよ!止めてくれ!頼む!」
みずき「大丈夫、あたしも一緒だよ」
チェーンソーが俺とみずきの首目掛けて倒れてきた。
みずき「ずーっと…一緒だよ」
バイイイイイイイイイイン!
稔「うわあ!」
いつの間にか少し眠ってしまったらしい。全く馬鹿馬鹿しい妄想をしてしまったもんだ。
幼馴染とはいえ失礼すぎるぞ。まったく。
俺は姿勢を正し、改めて寝る事にした。
稔「でも…なんだか妙にリアルな夢だったな…」
**胡蝶の夢
(黒背景)
「みずき、今更だけど俺、お前の事好きだ。俺達付き合わないか?」
「…バカ!」
「え?」
「待たせすぎだっての!あたしはずっと…その…」
俺は返事を聞く前に、みずきの体をきつく抱きしめていた。
――数ヵ月後
学校の廊下をツインテールが駆け抜けていく。
「お~い、みずき~!って行っちまった」
あいつが落としたメモ帳を届けに来たんだけどなぁ。
うさぎのイラストが描かれた表紙を見ながら、どうやって返そうか考える。
「……なにが書いてあるんだろ?」
他人の物を勝手に見るのは善くない事だけど、彼氏だからいいよな。
○月×日
09:02 みのるに女の人の声が話しかけてる、絶対渡さない
11:34 イビキが聞こえる、みのるがまた授業中に寝ているみたい、テスト近いので心配
12:16 みのるとお昼、彼女っぽくお弁当作ってあげたいけど、みのるの方が料理巧い、練習しなくちゃ
12:37 あたしの膝枕でみのるがお昼寝、幸せ
13:29 みのるは体育の授業、何も聞こえない、寂しい
14:55 伊万里があたしのみのるに話しかけてる、すぐに行くから待っててね
「なんだこれ?俺の事ばかりだ」
少し気味が悪くなり、他のページを捲る。
みのるが~~、
みのるの~~、みのるを~~
~~みのるに、みのるへ~~、みのると~~
みのるから~~、~~みのるより、みのるで~~、みのるとも~~
みのるや、みのるね、みのるばかり、みのるまで、みのるだけ、みのるほど、みのるくらい、みのるこそ、みのるしか
みのるさえ、みのるも、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる
みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる
みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる
みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる、みのる
「うわあ!」
いつの間にか少し眠ってしまったらしい。全く馬鹿馬鹿しい妄想をしてしまったもんだ。
幼馴染とはいえ失礼すぎるぞ。まったく。
俺は姿勢を正し、改めて寝る事にした。
「でも…なんだか妙にリアルな夢だったな… 胡蝶の夢?」
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