ヒロインがヤンデレのギャルゲみんなで作ろうぜ!内検索 / 「長編その1:稔視点」で検索した結果

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  • 長編その1:稔視点
    2月はまだ寒い時期だ。 春の足音は遠い。 「藤宮君、資料整理の手伝いありがとう」 「ああ、委員長。いつも”世話”になってるからこれくらいは協力するよ」 隣にいるのはクラス委員長の黒川百合。 世話になっている事とは授業中のノートの事だ。 居眠りしている時は勿論、数学教師の九暮の授業はスピードが早すぎて付いていけない。 そんな時に助けてくれるのが委員長だ。 夕方のオレンジ色が教室内を染める。 意識する間も無く夜になるだろう。 「藤宮君は自堕落が過ぎます。少しは意識してみては?」 澄ました顔で毒づく委員長。 まさにグゥの音も出ない。 「悪かったよ。でも、もしもの時はまたよろしく♪」 「またそう言うことを…」 「ラーメン奢るからさ」 「!?…そうですね、困った時はお互い様と言いますからね」 「ハァ…、ここのラーメン...
  • SS保管庫
    SS保管庫 企画支援として投稿されたSS(二次創作作品)を記載  ヤンデレの性質上、一部に凄惨なシーンが含まれる作品も有ります。  キャラ別SS保存 黒川 百合 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 如月 みずき 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 蓬山 早紀 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 藤宮 ひめ 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 白水 凜々 01 02 03 04...
  • 長編その2:みずき視点
    稔と別れて、1年生の教室に向かう。 この時間は憂鬱だ。 稔とは出来れば傍にいたい…だけど叶わない事だ。 だから朝だけは一緒にいようと決めている。 稔の行動は把握済みだから、後はあたしが合わせればいい。 教室に入るとクラスメイトが声を掛けてくる。 この1年で仲良くなった子達だ。 あたしも笑顔で返す。 だけどそういう子ばかりでは無い。 1歳年上のあたしを色物で見る子もいる。 今まではお互いに腫れものに触らずという感じでやり過ごしてきた。 ここにあたしの居場所は無い…。 来年度はまだいい、稔達もいるから。 だけどその先は…考えるのが苦痛になり頭の片隅に追いやった。 今はまだいい、今はまだ…。 移動教室の時に稔を見かけた。 つい嬉しくなって声を掛けようとしたら… 稔の隣に誰かいた。 伊万里じゃない。 ドクオ君やジョルジュ君でも...
  • 交互視点SS
    < 【back】 【next】 > 交互視点SS   伊万里part  目を覚ますと同時に彼の事が頭に浮かぶ 愛しくて切なくて苦しくて  でも、それが恋をしている ボクは生きてると実感させてくれるから決して嫌じゃない  時刻は午前四時十二分、毎日の習慣のおかげで目覚まし時計を使わなくても起きれるようになった  いつものように枕元に置いたラジオのスイッチを入れる   -「合言葉は、本名なんて知らねぇ!! 」  間に合ったみたい まだ最初、DJ同士の掛け合いの部分  女子中高生に絶大な人気があるこの番組を聞き逃すと、今日友達との会話についていけなくなっちゃうので少し困る  暖かな布団に包まれ、朝食の時間までラジオを聴く これが最近のボクの日課   -「次はペンネーム:お寿司大好きさんからのお便り!」 「ボクのハガキだ!!」  僅かに残る眠気を吹き飛ばして...
  • 5SP版 黒百合プロット
    5SP版 黒川 百合プロット 概略 5SPの設定と前半パート引継ぎ。 黒川百合は数年前に世間を騒がせた殺人犯の子供。 当時幼かった百合は父親に逆らうことができず、死体の処理等を手伝わされた。 事件発覚後、警察に保護され施設に入れられるが、時期を同じくして母方の親戚が亡くなり、その遺産の受取人となったことから、金目当ての親戚に養子としてもらわれることになった。 狂気の殺人犯の娘として忌避され、家庭での扱いは極めて冷たいものとなっている。 また、事件後は違う街の小学校と中学校に通ったが、やはり殺人犯の娘としての風評はついてまわり、凄絶ないじめを経験している。 「結局どこに行っても同じならできるだけ金のかからないところに」という養父母の意志により、中学の後半から地元の学校に通っている。 精神 殺人犯の娘であるという事実から来る罪の意識、死体処理などを手伝わされた際に負った...
  • 電波先生オフ会への誘いss
    < 【back】 【next】 > 電波先生オフ会への誘いss  俺が日向先生の頼み事を断れないのは何故だろう、と自問する。  彼女の妄想による依頼はその本意を別として、結果的に公共の利益へと還元される類のものだ。 それは皆も知る所だったが、わざわざ身を砕いてまで協力しようとも考えないのだろう。 その私的な要求に付き合ってくれる――例えば委員長のような生徒というのは、極めて少数派になる。 加えて、ただ一度の断りも無く請け負ってしまう人間ともなれば、校内広しと言えど俺ぐらいのものだろう。 だからここ最近は俺にばかりお鉢が回ってくる。 でも。 そうして、俺までが先生の頼みを断るようになったとしたら? そんな考えが脳裏へ浮かぶ間に、俺は知らず了承の言葉を返している。 「それで、組織の仕掛けた罠を撤去する機材はこれで全部ですか?」 「ええ、助かるわ稔君。...
  • 雑談 妄想 要望
    雑談 妄想 要望 なんでもどうぞ スレ落ち避難所としても使用するかもしれません(落ちて立てれなかった時などに立てたら報告するとか) wikiに対する要望もあったら言ってください 善処します -- 暫定意見まとめ (2007-04-19 15 36 43) ここでいいのかな【ホテ勤518】氏の名前がスタッフページにないよ・・・ -- 名無しさん (2007-04-20 00 21 20) 規制 orz うわーすいません 古いほうでやっちゃったみたいだ 書いてきます -- ま (2007-04-20 00 34 05) 今日の犠牲者 で1げと!!やったね! -- マゾ (2007-04-23 00 03 00) おめwwww 2スレ連続で1に貼り忘れ去れてる orz テンプレも時々合わせて変化させてるのでみんな見てねー >< -- ま (2007-04-2...
  • 音楽室倉庫
    音楽室に転載されるまでの暫定的保管庫 CoolD:ダディ タイトル募集中(カントリィマァム):委員長裏 28年:何これ何に使うの? 緑の午後:先輩表 13と1の誓い:みずき裏 はつぴょうかい:ひめ表 タイトル未定:ワルツ要望ver.(? 血の鎖:ワルツひめ裏 ボツ1:おまけボツ(? ボツ2:ボツ(? ひだまりのなかで:委員長表 (?がついている曲はゲーム中で使用されない予定
  • →如月みずき
    原文 →如月みずき (黒背景) 稔「みずき、今更だけど俺、お前の事好きだ。俺達付き合わないか?」 みずき「…バカ!」 稔「え?」 みずき「待たせすぎだっての!あたしはずっと…その…」 俺は返事を聞く前に、みずきの体をきつく抱きしめていた。 ――数ヵ月後 バイイイイイン! 稔「な、なんだ!?」 気がつくと俺はベッドに寝かされていた。 稔「チェ、チェーンソー!?あれ?体が…!」 けたたましい音を立ててチェーンソーが俺の耳のすぐ横に聳え立っていた。 引き金部分はテープで固定されている。 みずき「気がついた?」 チェーンソーのけたたましい音がしていても、みずきの声ははっきりと聞こえる。 みずきは俺のすぐ横に寝転がって話しかけていたからだ。 チェーンソーの先端が揺れ始めた。 みずき「あたしには稔しかいなくて、稔にはあたししか...
  • vol.2
    い「おはよーございまーす……」 毒「おー、やけに早いな、ていうか元気ないな」 い「みのりんと遊ぼうと思って放課後教室に行ったのに、もうみのりん他の女の子のところ行っちゃっててぇぇ~、よよよよよ……」 毒「あー辛気くさい辛気くさい」 い「ぐすん……。ま、まけないもん……。そういえば毒さんも今日は早いね」 毒「稔とゲーセン行くつもりでいたんだが、用事あるからって断られた……」 い&毒「はぁぁぁぁ……」 毒「さて、本日も始まりました、毒ちゃんと」 い「いまりーの『夜明け前情報局』~」 毒「この番組はニュー速VIPで開発中のヤンデレADV『夜明けを待つ君へ -Lunatic Lovers-』の開発状況やなんかをお伝えするラジオ番組風テキストです」 い「パーソナリティは、いまりーこと小金沢伊万里と」 毒「毒ちゃんこと毒男がお送りします」  ...
  • みずきSS05
    < 【back】 【next】 > みずき視点SS  ある日の夜、百合は近道を通り最寄り駅へ向かっていた。その道は暗く、雲の切れ目からのぞく月が足元を照らした。  足元を気にしつつうつむきながら歩く百合を後方からうかがう影があった。 「あのメガネ… よくもあたしのみのるを…」  思っている言葉が出てしまった。だけどそんなことは関係ない。この時間に人通りが無いのは知っている。大丈夫…  あたしは百合より大きく歩幅をとって、歩くリズムをそろえながら距離を縮めていった。  差は徐々に縮まり、後もう少しと言うところまで来たところであたしは後頭部に衝撃を受けた。  視界が揺れて、頭の中でぐわんぐわんと音がなっていた。そのままあたしは倒れた。  雲間にのぞく月が見えたのが意識を失う直前の記憶だった。  気がつくとあたしは薄暗い部屋にいた。手足を動かそうにも動かせないため...
  • 留意して欲しい事
    [参考として http //www006.upp.so-net.ne.jp/takagish/novel/column/columnlist.htm](外部サイト) ライター諸氏にひとつお願い。 吉里吉里ではセーブポイントに名前をつけることができるんだけど、 シナリオにタイトルが付いてなかったり、セーブポイントの名前として 適切ではない名前がついてたりするようです。 シナリオタイトルをもう一度見直して、ユーザに見せれる名前を付け直してほしい。 小説として文章だけで読むなら全く問題になりませんが、ノベルゲームとしての表現・素材面から見て、今後シナリオで留意して欲しい点。 1)場面描写に季節限定の説明を入れない 2)立ち絵キャラと歩きながら会話して移動しない 3)むやみに過去へさかのぼらない 1) 一部のエピや他のシナリオでも、裸の木・冬枯れ等が...
  • 姉さんとパッショーネ
    hime0207|姉さんとパッショーネ [cm] ; bg 居間 @bgm file="gakkou1.ogg" @bg file="syoukouguti2.jpg" time=700 @texton  昨夜の夕食のときにに交わした姉さんとの約束を果たすべく、上級生用の昇降口前で待つ。[lr]  下級生が上級生の集まる場所にいるという――例えば上級生の教室に一人で放置されるといった――状況は、なんだか全く違う世界に独りぼっちで取り残された錯覚に陥りそうで、とても不安だ。[lr] ;↑原文 下級生が上級生の集まる場所に居るというのは、例えば上級生の教室に一人で放置されるとかいう状況は、なんだか全く違う世界に一人ぽつんと取り残された錯覚に陥るようで、とても不安だ。  本来居るはずのない場所に居る、自分たちとはブレザーに付けた校章の色...
  • 早紀SS01
    【next】 > ・先輩と主人公はどうやって知り合ったのか  複数案上げると、  Ⅰ- 家が近く、幼少の頃からの付き合い  Ⅱ- 部活関係  Ⅲ- 主人公の友人の姉である とりあえず武器は紐・針などでいいかどうか ツンヤンの搭載について  情けない話ですが、正直SSが全く浮かびません  ヤンデレ属性(頃されたい系)との相性が最悪です…・・・  頃されたいなんて無理な頼みごとをするのにツンが邪魔してしまいますな 部活について(3年生なので、入っていた部活。設定は必須ではない)  武器から考えて、家庭科部かなんかでしょうか  性格を考慮すると部長みたいな任を背負っていたと考えられます 「また頼まれごとですか?」 「ふふっ、人から頼まれたら断れない性質なの」  先輩は恥ずかしいところを見つかった子供...
  • CG指定
    イベントCGパス作業 Photoshop 強弱修正しやすそうとのことなので線の太さは3pixel 線画サイズはピクセル寸法2400×1800 パスはブラシツールの半径 (3 pixel) 如月 みずき ≪参考として残しますが、和解end&狂愛endは本編に合わせ、指定し直し!≫ 和解エンド   【場所】小屋を出たところ。小屋は作業小屋を改装したもので割りと大きめ。     水道やトイレなんかもあるという設定です(トイレがあると死体の処理がラクなのだそうです)。 【時間帯】夜明け(まさにタイトル通り!) 【天気】晴れ(バックの夜明けが超重要なのです!) 【登場キャラ】稔、みずき、伊万里。 【キャラの心情】稔とみずき、想い人に受け入れられた感動。なんだかジーンとしている? 万感の想いとかいう感じで。         伊万里は泣きながらも二人を祝福。泣いてる...
  • 九暮 和也
    【名前】 九暮 和也 ググレカス(あだ名) 【主人公との関係】 担任、数学教諭 支援絵より拝借 ググレカスイメージ画像 【性格】 頑固 質問を受けない 特定の生徒をいびるうえ、しつこい 【病ンデレ属性】 あえて言うなら頑固           【イメージカラー】 深緑 【身長】 186cm 【3サイズ】 B92 W84 H88 【髪型】 ちょい長め 【服装】 スーツ、ジャージ 【誕生日】 9月9日(ググレ) 【血液型】 B 【台詞】 「質問は受け付けないぞ」 「そのくらい自分で調べて来い」 「人としての基本を教えてやろう……不本意だがな」 【一人称】 私(わたし) 【好きな食べ物】 納豆 【嫌いな食べ物】 茄子 【友人関係】 主人公と敵対関係 【主人公の...
  • 舞台
    『 』内は地名、店名、学校名候補 詳細設定(名産品、特産品、看板メニュー、店内内装、外装、個性的店主など)と共に随時募集 あくまでも候補なのでこっちの方がいいんじゃね?という意見が有ればどんどんスレに投下してください。 小ネタ 藤宮家の固定電話の位置はリビング。 舞台設定 土地柄 季節は冬 1/31から物語は始まる 如月家が土地の名士に名を連ねる 小さいながらも林業が可能なくらいの山がある 背景的にそれほど雪は積らない土地柄 公共交通機関はそこそこある模様 学校 公立高校。図書室は小さめ。    『富原学園』=kei氏曰く、学校名は真面目な名にしたいとの事     アルバイト可     バイクの免許取得は校則違反 それぞれの配置。 外   グラウンド 弓道場 校舎 1F 昇降口 2F 3年教室 3F 2年教室 4F 1年教室 ...
  • 伊万里13
    < 【back】 【next】 > 注意 性的表現を連想させたり、性的表現そのものが含まれる作品です これらに苦手意識や嫌悪感を抱く方が見るのはお勧めしませんが、文章なので18禁ではありません  小さな先端を摘み転がしながら、藤宮は少女へ侵入する。白雪の如き肌は、桜を咲かせていた。  その心地は夢幻か、藤宮は女のように喘ぐばかり。  その快楽の酔いっぷりと来たら苦痛に身を捩じらせる少女など構いなく、 (ああ、これはたまらん)  なのであった。 「どうか抜きなさって。抜きなさって」  木の葉のような足で押し返そうとするも、藤宮、巨岩の如く動かず。 「蹴るでない。そうも動かれては我慢ならぬ」  小さき娘が動くたび、胎が擦れいちもつはどんどんと熱くなる。  粟粒のような理性が無惨に腰を動かすことを躊躇わせていた。  しかし言葉を聞かず蹴るば...
  • 3/4日 不用意発言SS
    < 【back】 3/4日(日) みのさんが先輩になんか不用意な発言するSS  ここは俺の心の中の世界。  ジョルジュの心とつながる世界。  毒男の心とつながる世界。  向日先生の心とつながる世界。  白水の心とつながる世界。  伊万里の心とつながる世界。  みずきの心とつながる世界。  姉さんの心とつながる世界。  委員長の心とつながる世界。  大勢の人の心とつながる世界。  そして、先輩の心とつながる世界。           *  稔くんはあたしとずっと一緒にいられたら、嬉しい?  それは、突き刺すような寒さの冬もようやく終わりを迎えつつあり、日ごと暖かさを増す穏やかな春に近づこうかというような時期にしては、不思議なほどに寒く凍えるような日に受けた、不思議なほどに暖かな先輩の一言だった。  有名な少年漫...
  • エロSS02
    注意 ここから下はかなり強烈かもしれないエロが含まれております そのため耐性がない方が見るのはお勧めしませんが 文章なので18禁ではありません 苦手な方はスルー推奨 伊万里 エロktkr! でも……あれ?  小さな先端を摘み転がしながら、藤宮は少女へ侵入する。白雪の如き肌は、桜を咲かせていた。  その心地は夢幻か、藤宮は女のように喘ぐばかり。その快楽の酔いっぷりと来たら苦痛に身を捩じらせる少女など構いなく、 (ああ、これはたまらん)  なのであった。 「どうか抜きなさって。抜きなさって」  木の葉のような足で押し返そうとするも、藤宮、巨岩の如く動かず。 「蹴るでない。そうも動かれては我慢ならぬ」  小さき娘が動くたび、胎が擦れいちもつはどんどんと熱くなる。粟粒のような理性が無惨に腰を動かすことを躊躇わせていた。  しかし言葉を聞かず蹴るばかりに藤宮は我...
  • story
    story まだまだ寒さの厳しい2月 クラスメイトや幼馴染とふざけ合う気ままな毎日 これまで同じように繰り返してきた日常 これからも変わらないと思っていた でもそんな日常は あっけなく崩れてしまったんだ それは喩えるなら ピアノの鍵盤に指を置いているようなもの きっかけは何だったのか ふとした拍子に押してしまった運命の鍵盤 その一音はやけに反響を残して世界を崩していく 何かが変わっていく日常で それでも変わらないのは「彼女」の―― 【夜明けを待つ君へ】 今思うと俺はずっと硝子のピアノに向かい合ったまま日々を過ごしてきた        ふとした拍子に押してしまったその運命の鍵盤は たった一音にしてはやけに反響を残して世界を崩していったんだ       こんな俺でも誰かに愛されるというのは心地い...
  • 利用規約
    利用規約 利用規約 お約束ですが。     以下の規約に同意いただけない場合は     当サイトにて配布されているゲーム本体及び追加パッチ     その他当サイトよりダウンロードできるファイル(以下、「ファイル」)もご利用いただけません。     また、ダウンロードした時点で全ての規約に同意したものとします。 利用について     「夜明けを待つ君へ -Lunatic Lovers-」はフリーゲームです。     当サイトよりダウンロードできるファイルは     当サイトからダウンロードする場合に限り、無料で自由にご利用いただけます。     ただし、ファイルを利用することにより直接、間接を問わず金銭的利益が発生する場合は     作者(※1)が許可した場合を除き、いかなる理由であっても全てのファイルは利用できません。 再配布、...
  • プロローグ
    prologue|プロローグ [cm] [playse buf=1 loop=true storage="alarm.ogg"] @texton  響く電子音。[lr]  時計。今日も有り難くないほど忠実に朝を教えてくれる文明の利器によって、この世の極楽浄土である羽毛布団から、肌に突き刺さる寒さという針のむしろへと引っ張り出される時間を告げられる。[lr]  ほぼ完全に習慣付いた動作で、上半身のみを使い、頭の横で鳴る時計の頭を叩く。[pcm] [stopse buf=1] @bgm file="n07.ogg"  普段は意識しないが、こうも見事に時計を見ずにアラームを止める自分に、今日は何故か感心した。[lr]  きっと背後に立った人間を殴る某スナイパー的習慣も、彼にとっては時計のアラームを止めるのと変わらないはずだ。[lr...
  • 委員長の冗談 3
    < 【back】 【next】 > 委員長の冗談 3  四時間目の技術家庭の時間は、久々に男女合同での家庭科の授業だった。  各班六名ごとに決められたレシピをつくり、それを昼食としてみんなで食べようということだった。  俺の班は、俺と委員長と長岡を含んだ六人。  作る料理は鶏肉と野菜のトマトシチュー他数品。  仲が良い分さくさくと作業は進む。  俺と委員長はシチューの担当だったので、水を入れた大鍋を火にかけつつ、材料を包丁で切っていた。  俺を含めた男子連中がわりと大食いな分、鶏肉は六百グラムと多めに持ってきた。  その大量の鶏胸肉を、エプロン姿の委員長が鮮やかな手つきで次々と捌いていっていた。 「委員長、上手だな」 「え? 何がですか?」 「いや、包丁の扱いが。俺が肉を切ろうとすると、ほら……」  筋の部分がなかなか切れなくて、途中途...
  • 委員長とクラスの男子
    < 【back】 【next】 > 委員長とクラスの男子  高校の授業は、つまらない教師に当たると最悪だと思う。  その教科は嫌いになるし、成績は下がるし、授業中死ぬほど退屈だし。  今はそのつまらない教師の授業だ。  何というか、教科書を開く気にすらならない。  窓の外を見ているのにも飽きた。  隣の席を見ると、委員長はしっかりとした姿勢で前を向き、授業を聞いていた。  ……こうやってじっくり見ると、委員長って実はけっこう美人だよな。  三つ編み眼鏡の地味な印象に隠されてるけど。  ひょっとしたら、男子に密かな人気があるんじゃなかろうか。  そんなわけで休み時間、男子連中に聞いてみることにした。 「委員長? おっぱいでかいよな」 「美人だけど、華やかさがないよな。おっぱいは華やかだけど」 「いい人だよな。おっぱいもいい形だし」 ...
  • みずきSS03
    < 【back】 【next】 > 注意 性的表現を連想させたり、性的表現そのものが含まれる作品です これらに苦手意識や嫌悪感を抱く方が見るのはお勧めしませんが、文章なので18禁ではありません 告白inタイムカプセル 「あっ…」  俺のスコップが掘り出したタイムカプセルを開けて中を見ていたみずきが声を上げた。 「ん?どうした?」  ちなみに俺はまだ中を見ていない。  今開けたばっかりなのだ。 「う、ううん…なんでもないの…」  何やら顔を真っ赤にしてうつむいているみずき。  タイムカプセルを覗き込んでみると(ry  なにやらみずきは手紙を読んでいたみたいだった。  読み終わったのか、それとも耐えられなくなったのか、手紙をずいっと突き出してくるみずき。  どうやら読めと無言で言っているみたいだ。 「?」  疑問符を頭に浮かべながらも受け取...
  • 凜々02
    < 【back】 【next】 > 長岡→白百合 ひんぬー。 長「おっぱい先生おはようございます! あ、おはよう、ひんぬー」 白「喧嘩売ってるんですか?(こめかみピクピク)」 長「売ってないよ! ひんぬーは褒め言葉だよ! 大好きだよ!」 白「な、ちょ、いきなり何を……というか背中おすんじゃありません!」 長「急がないと遅刻するぞー?」 白「あたなとわたくしは別のクラスでしょう」 長「いいからいいから行くぜー」 白「ちょ、こぉらぁ! 押すなぁ!」 毒「おまえがいるおかげで俺は輝けるんだ!」 白「そう、大人しく燃え尽きればいいのに」 毒「そうやってけなしてくれると嬉しいよ!」←さわやか笑顔 白「毒男、犬畜生と呼ばれたくなかったら早くこの教室から出ていきなさい」 毒「(これは……! なんというわかりやすい前フリ……!)」 白「…………。犬、わた...
  • 伊万里14
    < 【back】 【next】 > 注意 性的表現を連想させたり、性的表現そのものが含まれる作品です これらに苦手意識や嫌悪感を抱く方が見るのはお勧めしませんが、文章なので18禁ではありません 「ひぁ……みの、りんっ……!」  仄暗い部屋の中、噛み殺しきれなかった嬌声が響く。  ぬいぐるみに囲まれた部屋の中央、小さなベッドに身を横たえながら、小金沢伊万里は大きく息をついた。  この場に彼女を知っているものがいれば、目を疑っただろう。 『そういう系』の話題には拒絶反応を示す彼女が、まさかこのような行為に及んでいようとは。  しかし、今の彼女はいつもの彼女ではない。その頭にあるのは、愛しい愛しい想い人のことだけ。  一緒の登校は彼の姉に妨害され、  休み時間には既に親友が談笑していて、  昼は彼が上級生を手伝っていて、  帰りは一緒に帰ろうとすれば、彼...
  • 凜々04
    < 【back】 【next】 > 注意 性的表現を連想させたり、性的表現そのものが含まれる作品です これらに苦手意識や嫌悪感を抱く方が見るのはお勧めしませんが、文章なので18禁ではありません 「百合…百合は私より…」  稔と百合が仲良く歩いている様子を影から見つめているのは凜々であった。 「百合を盗られた百合を盗られた盗られた盗られた盗られた…」  下を向いて呪文の様に何かつぶやいていたが、突然顔を上げると急ににこやかな顔になり… 「誰かに私を慰めて欲しいなあ…」  何事か思いついたみたいだった。  数日後 「稔君、最近いっちゃんが変なの」  姉さんが言った事は俺も気付いている  伊万里が最近ずっとうわの空で、時々ふと顔を赤らめるといった状態になっていることだ。 「みずきも変なんだよ、女の子を見ては顔を赤らめてるし」  稔の方も何か...
  • story
    story 今思うと俺はずっと硝子のピアノに向かい合ったまま日々を過ごしてきた        ふとした拍子に押してしまったその運命の鍵盤は たった一音にしてはやけに反響を残して世界を崩していったんだ       こんな俺でも誰かに愛されるというのは心地いい          その愛し方が少し----------違うだけ             ただそれだけ・・・・・
  • ひめへの質問状
    ひめ(のシナリオからみんな)への質問状 シナリオ作成に当たり、藤宮ひめのキャラクターを住人の総意で決定するため、7/1に公開質問を行います。 以下のリストは、当日にスレッドで質問する予定である問いの箇条書きになります。 もちろん、全て予定なので、質問は多少増えたりすると思います。 また、基本的に質問は単純にYESNOで答えられるものではなく、流動的な回答が可能なものを作成するように心がけています。 よって、回答側も単にYESUNOではなく、その質問に答えるだけの理由を以て答えて頂きたいと思います。 しかし、質問の全てがその限りでないことはご了承ください。 また、このページにはコメントフォームを設けますが、あくまで質問そのものに対する意見を受け付けるためであり、質問への回答用ではないことをご理解ください。 質問の追加要請も随時受け付け中。 ...
  • 電波先生裏切りのオフ会ss
    < 【back】  電波先生裏切りのオフ会ss  待ち合わせ場所は、駅改札そばのモニュメントだった。  鍋と包丁が前衛的に模された夜見市の象徴を前に、人々は砂時計の砂の如く、細く仕切られた改札を我先にと流れていく。 平日の夕方、帰宅ラッシュの人足は未だ途絶える様子を見せない。  グレーのスーツ、黒の制服、赤いマフラー――色々の砂粒が視界を横切っていく中に、一際目立つ純白の砂。 「はぁい稔君。待たせちゃったかしら」 白衣のポケットに両手を突っ込んで、悠々とこちらへ歩いてくる。 あまりに普段通りのスタイル。 校外の雑踏の中、彼女は明らかに周囲から浮いていた。 「……いや、俺も来て間もないんで。  ていうか先生、今日は早めに抜けて直行するとは聞いてましたけど。  あの。その、格好のままで?」 「うん? ままも何も、これが普通よ。  外を出歩...
  • 873ver
    いつも当企画のwikiを閲覧頂き、ありがとうございます。 ↑最新スクリーンショット(2011/09/28) 夜明けを待つ君へ-873ver. について 250 :すくりぷた ◆ZXJ5.HCw1Bq/ [sage]:2011/03/22(火) 22 25 19.86 ID UVBsd331o 何日もスレで音沙汰無くてすいません 実は元スタッフさんから連絡が入り、素材の使用について方針を変える必要が出てきたので スタッフの間で話し合いをしていました 簡潔に書くと、今残っている立ち絵素材をそのまま使わずに、別の絵師さんに描いてもらうことになります 今後の方針については詳しく後日スレで報告します ということで、これまでの立ち絵素材が使えなくなりました。 この件が企画に与えたダメージは大きく、それまでかろうじて残っていたスタッフも企画を去りま...
  • 頼まれ委員長 2
    < 【back】 【next】 > 頼まれ委員長 2  今日はまた一段と冷え込んでいる。  窓の外には、どんよりと重たい雲から、この冬何度目かの雪が舞い降りていた。 「やれやれ……寒いなあ……」  いつものごとく、昼食後に購買に走る。  渡り廊下から見える校庭は、降り積もる雪に覆われて、一面真っ白な雪原となっていた。 「すごいな。どこまで積もるだろう……」  雪が降ると、正直困ることの方が多いのだが、何故だか無性にわくわくしてしまう。  誰も居ない校庭を眺めていると、視界の隅に、女子生徒が一人歩いているのが見えた。  この雪の中だというのに、傘を差していない。  遠目にだが、その後ろ姿が、委員長の三つ編みによく似て見えた。 「委員長が……こんな雪の日に外に?」  委員長らしき女子生徒は、校庭と校舎の境を歩き、校舎裏に消えていった。 ...
  • みずきのバラード
    < 【back】 【next】 > みずきのバラード ねぇ、覚えてる? あなたに出会ったあの日のことを。 泣きじゃくる私の頭を、あなたは優しく撫でてくれた。 その指先が優しすぎて、私は涙を止められなかった。 ねぇ、どうして? 触れていたいと願うほど、あなたは遠くへ行ってしまうの。 その背中を追いかけて、私は明けない夜を走っている。 あなたが思うほど私は強くない 懐かしい温もりを求めてさまようだけ あなたを想うほど私は泣き虫になる 愛しいあなたを求めてさまようだけ 作詞 カズサ
  • 白水 凜々
    白水 凜々 紹介文 白水 凜々 【身長】 155cm 【3サイズ】 ひんねー 【誕生日】 10月12日 【学年】2年 (主人公とは別クラス) 【通学方法】女性専用車両による電車通学 「百合、大好きよ……心の底から、ね」 百合の小学校からの学友で、親友。 稔とは百合を通じての友人関係であり、何かと百合と親しくしている稔を目の敵にしている。 明るく素直で、積極的な性格。 わりあいはっきりと物を言うが、他人への配慮もできる。 いわゆる同性愛者で、性的な意味で百合が好き。 百合のことに関しては、過保護になったり、押し倒しそうになったりと、夢中になりすぎることもある。 白水流弓道師範の娘で、弓道の腕前はかなりのもの。茶道や日舞にも明るい和風な娘。 放課後は毎日弓道部として活動にいそしんでいる。 ちなみに、百合への想いで高ぶった...
  • 先輩は東へ西へ
    ;「先輩は東へ西へ」おっぱいを求めるジョルジュと先輩を探すが、方々に頼られている先輩は見つからない ;見つからないだとまとまらないので見つかることにした。 ;SE:学校のチャイム/ワンショット ;立ち:毒男 「さーメシだメシだ」  4限目が終わって、昼休み。我が悪友が足早にこちらにやってきた。 「毒男、今日も朝メシ抜きかよ」 「メシ食ってる時間があれば、俺はそれをゲームと睡眠に費やすね」 「そーかい」 「というわけで、行くぞ。時間がもったいない。校内の生徒の半分が集まる学食か、残りの半分が密集する購買か。両方いやだぞ、俺は」 「そりゃそうだが」  それらを避けるには、学食なり購買なりに一番乗りする必要がある。1分遅れが致命傷だ。 「長岡はー……、まぁたぶん既に買ってきてあるだろ」  教室の前方を見やりながら、言う。  その視線に気がついたのか、こちら...
  • 百合 22
    < 【back】 【next】 >  月が出ていない深夜、辺りは暗闇に包まれている。ここはとあるマンションの屋上…  そこにみずきの姿があった。彼女は暗い色の服を着込みあたりと同化するかのような風貌であった。  みずきは辺りを見回すと、屋上にある落下防止の柵を乗り越えてしまった。  人工の断崖絶壁のふちに柵の方に向きなおして立つとそのままプールに足から飛び込むように飛び降りた。  突然の飛び降り自殺かと思われるようなその行動… だが、ただ飛び降りただけではなかった。  命綱のロープをつかみ、レスキュー隊員のようにぴょんぴょんと壁を蹴りながら目標の部屋のベランダへ向かっていた  百合とその親族の住む部屋である。ある程度の高層階にあるせいかベランダの窓に鍵は掛かっていなかった。  そこからみずきが侵入するが、部屋には明かりがなく真っ暗だった。しか...
  • 凜×伊01
    【next】 > 注意 性的表現を連想させたり、性的表現そのものが含まれる作品です これらに苦手意識や嫌悪感を抱く方が見るのはお勧めしませんが、文章なので18禁ではありません 凜々「…」 伊万理「…」 凜々「…」 伊万理「…」 凜々「…何か喋ってくれないと間が持たないんだけど」 いなり「…」 白百合「はっ、これはいなり寿司!!変わり身の術!?」 伊万里「(いや、だって本編ではほとんど絡みないじゃない)」 凜々「…って、足見えてるよ」 伊万里「うひぇいっ!?」 凜々「もう残り時間もないし」 凜々・伊万里「また次回ー!!」 凜々「なんでここだけぴったりなのよ」 伊万里「サブキャラーズだから」 凜々「私には一応シナリオあるわよ」 伊万里「完成すればね」 凜々「嫌な事言わないでよ」 伊万里「寒いね……」 凜々「そうね……」...
  • 頼まれ委員長 4
    < 【back】 【next】 > 頼まれ委員長 4  明けて月曜日、学校は例の生徒の自殺未遂の話で持ち切りだった。  土曜に部活の練習に来ていた生徒が何人か見ていたらしい。  俺や委員長、日向先生のことも、すでに知れ渡っていた。 「藤宮、自殺を止めたんだってな」 「いや、別に……」 「すごいな。どんな感じだったんだ?」 「俺は何もしてないよ」  実際俺は何もしていない。  そして委員長も。  止めたのは、間違いなく、日向先生一人の力だった。  日向先生はあれから徹底的に追及したようで、今日は朝から同じ学年の数名の生徒が生徒指導室に呼び出され、そのことも話題になっていた。  人は見かけによらない、というが、日向先生はまさしくそうだ。  年がら年中意味不明のことをわめきたてる、真性の変な人ではあるが、その根っこは優しく、教師として良識...
  • みずきSS01
    【next】 > 実は主人公と同い年 理由は留年で、留年の理由が長期入院による単位不足 入院の理由が友人を助けようとして、自分が事故に巻き込まれた 同学年の人達とは年が違う為、姉御体質になってしまった チェーンソーを振り回している 親友をかばって事故にあい入院する。 その親友と主人公がお見舞いに来たとき、二人が仲良くしている姿を見て、壊れるとはいかないまでも病み面が出てくる。 周囲には、容態がおもわしく無いため病院を移った、ということにして、実際にはケガは治ったが精神病院に入れられる。   →両親が木工所経営と考えると、同じ町に住む従業員達に対して娘が精神病ということを隠すための体裁ということもあり。 一年ほどの入院を経て学校に復帰。両親は転校を考えていたがみずきは頑なにそれをこばむ。 周囲の友人達は精神病院への入院を知らないので普...
  • 早紀SS12
    < 【back】 【next】 > *  目覚めたのはいつからだろう。  生まれてからしばらくすると病にかかり数年昏睡状態に陥った。  などという記憶はもちろんない。そのもっと前の記憶も。  何もせずただ病院の天井を眺めることすらできなかった自分を、今の誰が知っていよう。  いや、誰でもいい。覚えているのだろうか。  父と、母なら。  病院のベッドに横たわる自分の傍らに、父と母がいた記憶はない。  病室で目覚めたとき、はじめて目に映ったのは看護婦の背中で、食事の摂り方も、言葉も、何もかも看護婦に教わった。 『ここがお前の家だ』  病院こそわが家と思い、一生をここで過ごすのが当たり前だと思ったが、しばらくして白髪の老人に連れられ病院を出た。  連れられて向かった大きな建物には、自分とその老人と、一人の女以外はいなかった。 『お前の父と母は遠くで仕事...
  • 委員長の冗談 2
    < 【back】 【next】 > 委員長の冗談 2  駅前から南北に伸びる大通り、さらにそこから枝になって分かれるアーケード街は、この町では中心街と呼ばれている。  大概の種類の店は並んでいて、何か買い物があるといったら、町の人はまずここに来る。  娯楽施設も色々と揃っていて、適当に遊ぼうかという時は、とりあえずこの中心街に来ることが多かった。  俺が今日来たのも、一応娯楽が目的だった。  ポケットの中には、映画のチケットが一枚入っている。  とは言っても、一緒に見に行く人はなく、一人で映画を見に行く予定だった。 「ちょっと寂しいものがあるけどな……」  何も好んで一人で映画を見に行くわけではない。  昨日の夜、期限ギリギリのチケットを見つけて、友人に電話をかけたもののつかまらず、チケットを無駄にするのももったいないということで、こうして一人で...
  • 委員長の冗談
    < 【back】 【next】 > 委員長の冗談 「寒い……寒いな……」  呟くたびに白い息が浮き上がる。  もう昼間になる、今日の冷え込みも相変わらずの厳しさだった。  目の前には、澄んだ水を湛える湖が広がっている。  薄く靄がかかっていて、対岸は見えない。  水鳥の姿もなく、一切の動きを見せない水面は、大きな鏡のようだった。 「綺麗と言えば綺麗だけど……見に来るほどでもなかったかもなあ」  ○○町自然公園。  元々あった湖と、その周りに広がる雑木林を保護して、遊歩道や広場やキャンプを整備した、市民の憩いの場だ。  この街で一番自然が残っている地区と言っていいだろう。  休日は親子連れでにぎわうのが常なのだが、さすがに冬の日曜ともなると、人の姿もまばらだった。 「やっぱり、こたつで寝てた方が良かったかも知れん……」  湖を囲うよ...
  • 伊万里 まとめ
    伊万里 まとめ 伊万里まとめ(5/27会議分) 伊万里の性格や立ち位置に関して シナリオ書きの遊びで使える不幸キャラとかいじられキャラとかそのあたりで使われそう… さっちん的立ち位置? 普通の女の子でも立ち位置によっては結構なんとかなると思うけどな。 他のキャラクタと違って好き好きオーラフルスロットルなイメージ。 伊万里=不憫・元気 いじられキャラ不憫キャラってのは確定ぽ? 伊万里のDV設定に関して ダディは昔事故により行方不明、そのご志望届けが出され妻は一歳の伊万里を抱えたシングルマザーとなり その後再婚、しかし伊万里の母が凝視してしまい義父と二人暮らし、虐待(性的含む)を受けている 正直、サブキャラの伊万里に虐待の設定はめんどくさいだけだと思う俺ガイル まあ、伊万里はあくまでサブだし 虐待云々はあってもなくても触れることはないかもな。 5/2...
  • 委員長の闇/想いは誰が為に
    委員長の闇/想いは誰が為に 2月14日 第一回箱根駅伝が開催され、人工衛星ボイジャー1号が初の太陽系の写真を撮影。 そして103番目の元素、ローレンシウムが合成…… 「そして『ネクタイの日』だから、今日は制服のネクタイをちゃんと締めていないとな」 いつもの日と違い、しっかりと鏡を見て、何度も制服の着こなしをチェックした。 遠い冬の夜。 目の前の男が声をあらげる。 「2月14日はネクタイの日だそうだ。稔、二人でこのことを世界にアピールし続けようぜ!」 熱い吐息。 吸い込まれそうな天の川の下で列車の汽笛が駆け抜けていった。 「ぜったい、絶対に、ネクタイの良さと、着こなしを……」 そいつは炎のような涙をこぼし、夜に凍りついた大地を少しだけゆるませる。 「この世界に誓わせるんだ。俺たちの使命だ。2月14日はネクタイの日だとな。ネクタイ、それは孤独に戦う男の証。...
  • まとめ中メモ
    グロ 『ミノルハワタシノタイセツナヒト…』 暗い夜の十字路 稔の耳に4人の声が重なって聞こえた 稔は十字路の真ん中で立ち止まった すると四方から足音が聞こえてきた もちろん足音は彼女たちのものだった 「稔君… 好きよ…」 「みのる… あたしを見て…」 「稔… もう一度あたしに興奮を…」 「稔くん… ひめのものになって…」 4人同時に稔の名を呼んで稔に襲い掛かった 全員微妙に形状の異なるナイフを持って… 『シュッ』稔は彼女たちの攻撃をかわそうとするが 少し服が破れて切り傷が出来ていた 稔は… 避けるのを諦めたのだろうか その場に立ち止まって手を広げた 『ミノルダイスキ…』そう言うと彼女たちは稔にナイフを突き立てた 稔は苦痛に顔をゆがませ痛みに耐えているようだったがまもなく息を吐いて地面に伏した… 背中に刺さっ...
  • ジョルジュのSS
    < 【back】 【next】 > 「先輩! もうバカなことはやめてくれ!」  俺は学校の屋上、金網の向こう側に立った蓬山先輩に対して叫ぶ。  でも先輩は疲れきった微笑みを見せるだけで、その意志を曲げる気は欠片もないようだった。 「ごめんなさい。稔くん……。あたしったら稔くんの本当に望むことは何ひとつ出来なくて」 「そんなことはない! 先輩はもう十分に俺の望みを聞いてくれた! だから、だから死ぬなんて言わないでくれ!」  先輩はここから遠くに見える地上へとその身を落とそうとしている。 「ううん、違うの。それは稔くんのお願いを聞いてあげたんじゃなくて、あたし自身の願望。 本当は、誰かのためじゃなくってあたしがやりたいことをしていただけ。 だから自分がどんなに傷つこうと平気でそれをやってきたのに、稔くんが本当にあたしのことを思って...
  • ひめSS11
    < 【back】 【next】 >  家にダンボールの小包が届いた。俺宛?  不信に思いながら持ち上げてみる。重い……。どっしりとした重量感。 「こいつはもしや!」  そこでふと懸賞に応募した、松坂牛ハンバーグ4人前セットを思い出す。それぐらいしか思い浮かばない。 「姉さん、当たった! 当たったよ!」  今まで懸賞など当たったことなどなく、俺は思わず舞い上がってしまい喜び勇んで姉さんの前にそれを持っていく。 「な、なによー。急に大声出してびっくりするじゃない。それにお姉ちゃんと呼びなさいと何度いったら……」 「それどころじゃないよ。ほら、これみて! この間、松坂牛ハンバーグの懸賞に応募したのが当たったんだよ!」  ハンバーグという言葉を聞いてピクリと反応する姉さん。ヒュン! 「あれ?」  俺の手元から小包の重さが消える。いつのまにか姉さんの腕に、それが瞬間...
  • 伊万里、外、冬
    【next】 > 注意 性的表現を連想させたり、性的表現そのものが含まれる作品です これらに苦手意識や嫌悪感を抱く方が見るのはお勧めしませんが、文章なので18禁ではありません  「ねえ、みのりん…」 顔を赤らめながらこちらに耳打ちしてくる伊万里。 どうやらそうとう恥ずかしいようだ。  「ん?なんだ、寿司よ?」 ボタンを一つ一つ外しながら答える俺。 伊万里はもじもじと手を動かしながらうつむいている。 さっきまであんなに元気だったのに、いざ始まるとなるとこうだ。 とってもしおらしくなってしまう。  「やっぱりはずかしいよぅ」 ゴニョゴニョと言う伊万里。  「大丈夫だって。ここは裏道だし、影になってるから誰からも見えないって。」 そういう俺はもう一度あたりを見回した。 最近日が沈むのが早くなり、8時だというのに真っ暗だった。...
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