やる大矢ナイスゲーム2011

やる大矢スレ的なナイスゲームのデータを保管しておきましょう。
継投内容も詳しく書くとより楽しめます。
あくまでもゲームの流れを簡潔にまとめる事を推奨します。
一部にしか分からないネタを書く事はオススメしません。




7月17日】vs阪神タイガース(横浜)
阪神 0 3 0 3 0 0 2 4 0 | 12
横浜 0 0 0 0 3 4 0 0 2 | 9

 三浦(3 1/3)
 大原慎(1 2/3)
 真田(2/3)
 篠原(1/3)
★江尻(1)
 牛田(1)
 ハミルトン(1)

猛烈な暑さの日本列島。オールスター前9連戦の6戦目、ベイスは三浦、虎は能見の先発。
三浦は不調からの復活登板から2戦目。テレビやラジオでは投手戦を予想する流れであった。

【 虎のターン 】
やっぱり、三浦は「ベイスのエース」である。初回からベイスは三凡に倒れ、ムエンゴの予感を漂わせる。
2回表、2アウトから「天敵」関本に死球、金本に先制2ラン飛翔、藤井には2者連続となるソロ飛翔を浴び3失点。実況スレは「花火大会」を大いに楽しむ。
4回表、先頭の「天敵」関本にヒットを浴び、金本よんたま、能見のバントを三浦が野選(満塁)、マートンに2点タイムリーを浴びた段階で三浦は降板。新人の大原に交代。
しかし大原も踏ん張りきれず、平野にヒット(満塁)、鳥谷にタイムリーを浴び、結果この段階で0対6。
新井をゲッツで打ち取りはしたが、スレの書き込みも減り、あきらめモード全開。
『能見からどうやって点を取るんだお?』と思っていたら・・・

【 ☆のターン 】
5回裏。今日1軍に上がってきた吉村のツーベースを皮切りに、新沼ヒット、代打ハーパーフェンス直撃タイムリー、石川セカンドゴロの間に1点、下園にもレフト前ドン詰まりのタイムリーで計3点の反撃。三浦が降りた途端この援護である。
続いて6回裏、中村よんたま、吉村ヒットでついに能見を引き摺り下ろす。
代わった榎田から渡辺7球目をヒット、新沼なんと13球粘って2点タイムリー。続いてまさかの采配代打武山。なぜ代打tkymなのかと不思議がる周囲をよそに采配にきっちりと応えて3球目送りバント。
さらに石川9球目粘って同点タイムリー、下園8球粘ってよんたまで満塁。5人で粘りに粘った40球(一人頭8球)、榎田を攻略。ピッチャー渡辺に交代。
しかしベイスの勢いはとどまる所を知らず、金城ライトへの犠牲フライでついに6点差を跳ね返し7対6。
実況スレはお祭り状態。
『後は えじりん うしくん どすこい でシャットアウトだお!』と思っていたら・・・

【 虎のターン 】
7回表。ピッチャーは江尻。
好事魔多し。お祭り気分に乗っかって、実況スレでは「迂闊な発言」をする者が現れる。

したらば。やる大矢避難所。やる大矢専 ★312(以下同様)
------------------------------
133 やる大矢ネットワーク [] 2011/07/17(日) 20:55:48 ID:d7t6haUg0 Be:
     ____
   /      \
  /  ─    ─\
/.   =⊂⊃=⊂⊃=\ そろそろここまで頑張ってるえじりんに勝ち星
|       (__人__)    | つけてあげたいお 
/     ∩ノ ⊃  /   とフラグ立てて見るお
(  \ / _ノ |  |
.\ “  /__|  |
  \ /_____ノ
------------------------------
直後。先頭の4番新井に左中間への同点ホームラン。実況スレでは迂闊な >>133 に非難集中。
ブラゼル倒れて1死後。
------------------------------
195 やる大矢ネットワーク [sage] 2011/07/17(日) 21:02:54 ID:AOPsWR/c0 Be:
     ____
   /      \ ( ;;;;(
  /  ─   ─ \) ;;;;)
/    =⊂⊃=⊂⊃/;;/ 
|       (__人__) l;;,´|.   ここから関本にでも打たれたりしたら、
/      ∩ ノ)━・'/   ナイスゲーム一直線だお
(  \ / _ノ´.|  |
.\  "  /__|  |
  \ /___ _ノ
------------------------------
直後。「天敵」関本に左中間への勝ち越しホームラン。実況スレでは迂闊な >>195 に非難集中。
続く金本・藤井を打ち取りはしたが、中継ぎ陣を支えてきた江尻の2失点に酷使の影響が心配される。

8回表、ピッチャーは牛田。ベイスは勝ちパターン中継ぎを投入し諦めない姿勢を見せる。
1死後。マートンヒット。平野セーフティバント成功。鳥谷ヒットで満塁。
------------------------------
388 やる大矢ネットワーク [sage] 2011/07/17(日) 21:29:45 ID:1nyOcvyk0 Be:
     wwwww
   /      \
  /  ─    ─\
/.   (━)  (━) \ 
|   ::::::⌒(__人__)⌒:: |   まぁ辛いさんはゲッツーだから大丈夫ですお
/     ∩ノ ⊃  /    タイムリーとかホームランは無いですからお
(  \ / _ノ |  |  
.\ “  /__|  |
  \ /_____ノ
------------------------------
普段であればここまで露骨なフラグは逆に発動しない物だが、今日のベイスは一味違った。
牛田の投じた5球目。高めに抜けたフォークに新井はバット一閃。
レフトスタンド中段へ飛び込む満塁ホームランで7対12。
中継ぎ陣を支えてきた牛田の4失点に酷使の影響が心配される。

【 ★のターン 】
9回裏。ピッチャーは加藤康介。ベイスは4番村田からの攻撃。
ココまで一切名前の出てこなかった村田(今日4打席で3タコ。5回・6回の猛攻は共に村田の1邪飛で終了)が意地(帳尻)のセンター前ヒット。
中村よんたま。
吉村のゲッツー寸前の進塁打→渡辺空振りで2アウト後、6回に逆転劇の狼煙を上げた新沼が再び逆転劇への狼煙を上げて2点タイムリー。
セーブが付く3点差となって虎ピッチャー藤川に交代、同時に代打スレッジ。5球目にポールギリギリあわや2ランホームランの大飛球を放つもファール、結局次の高めのフォークを見逃し三振でゲームセット。


試合開始時点では思いもよらなかった4時間16分(当時セ界最長、今期プロ最長は9/8のヤクルト-ベイス戦4時間33分)ノーガードの殴り合い。上げたり下げたりしながら追いつかない程度の反撃を見せ、最後には相手の抑えのエースを引き摺り出しての実質勝利。
やる大矢スレ的な意味でも、普通の意味でも死闘を繰り広げたまさにナイスゲームであった。
本日のヒーローは「プロ入り初猛打賞」で4打点、打率を3割に乗せたキャッチャーの新沼であろう。


なお、この項(の初稿)は上記の >>195 が執筆をいたしました。
ごめんなさいだお・・・・ごめんなさいだお・・・・・・・・



7月3日】vs阪神タイガース(甲子園)
横浜 0 0 0 0 0 0 0 0 0 | 0
阪神 6 0 0 0 0 4 0 0 X | 10

★ゴンザレス(2)
 小杉(2)
 篠原(1)
 真田(1)
 藤江(1)
 山口(1)

先発は新戦力のゴンザレス。前回の初登板では4失点する物の味方の大量援護もあり初勝利。
真価の問われる2戦目となる。

虎の先発は能見。1回表。サックリ終了。
1回裏。
1番マートン三振。
2番ヒット・3番ヒット・4番ヒット(1点目)・5番ヒット(2点目)・6番ヒット(3点目)・7番ヒット(4点目)・8番ヒット(5、6点目)・9番バント。
1番マートン遊ゴロアウト。
試合開始30分で終了した試合であった。

以下おまけ。
ベイスは計6人のピッチャーを投入。
6回に登板の真田は1回にヒットが無かった能見にタイムリー、マートンに3ランを浴び、虎に先発全員安打を献上。

虎の能見は安定したピッチングを見せ8回零封。9回には渡辺が登板。
9回の先頭バッター細山田がレフトへの大ファールを飛ばし一瞬スレが大盛り上がりとなるも、結局は貫禄の「からさん」。

前回の3連戦はベイスの3連勝であったが、この3連戦では3連敗・合計26失点と虎の復調を大いに後押しするカードとなった。



7月2日】vs阪神タイガース(甲子園)
横浜 0 0 1 1 1 0 0 0 1 │4
阪神 2 1 0 1 2 0 0 0 X │6
★須田(4)
 小杉(1/3)
 大原(2/3)
 江尻(1)
 牛田(1)
 藤江(1)

先発はチームトップの「3勝目」を狙う新人の須田。
が、初回に新井に左中間への2ランを打たれると2回には藤井に移籍後初HRを献上し、『飛翔類』としての貫禄を見せつける(7月2日現在で12被弾は2位のロッテ成瀬の8被弾を大きく離しトップ)。
虎の先発はメッセンジャー。
ピリッとしないメッセンジャーに対し3・4・5回に1点づつをもぎ取るも結局一度も追いつくこと無く、先発須田は5回表の打順に代打が出て「6敗目」の権利を持って降板する。

5回の裏は今日1軍に上がった小杉へとバトンタッチ。
直後マートンに安打、平野に犠打を許し次打者は左の鳥谷。ここで5回にも関わらず「1/3イニング投げただけで大原に交代」という尾花式マシンガン(左右病)が炸裂し、スレ内は唖然とした空気に包まれる。
しかしベイスに厳しい鳥谷の打球はライトオーバーの大飛球。ここで尾花が左右病ならベイスは「お笑い守備」を炸裂。
 ライト金城フェンス際で軽くお手玉、急いで送球 -> 
 中継のショート石川3塁へ送球も大暴投、村田取れずボールはファールゾーンを転々 -> 
 鳥谷本塁突入 -> 
 バックアップのレフトスレッジあわてて本塁送球も、足を滑らせズッコケ気味の送球で楽々鳥谷本塁生還
記録上は「鳥谷の3塁打+石川の悪送球」となり、この回は計2失点でチェックメイト。
(なお直後に村田は新井の3塁への強い当たりを捕球できずエラーがエラーを呼ぶ回であった)

しかし、「試合をあきらめない」尾花は6回江尻・7回牛田と勝ちパターン投手をつぎ込み反撃を試みる。
打線も6回・8回は2塁までランナーを進める物の、あと一本が出ず無得点。

そして9回。虎の守護神藤川登場。
が、内藤・石川のヒットに続き金城の2塁打で1点をもぎ取り、なおツーアウト2・3塁で打席には村田。
1打同点、1発が出れば逆転の場面であったが、あえなくセカンドフライを打ち上げてゲームセット。

先発の飛翔、(移籍後)初HR献上、小刻みな追いつか(ry、マシンガン継投、お笑い守備、あと一本が出ず、相手守護神を打つも結局追いつか(ry、、、とベイス★ボールの見本市の様な展開を見せ、結局は疲労のみを残したゲームとなった。



6月29日】vs中日ドラゴンズ(横浜)
中日 1 0 0 0 0 0 0 0 2 │3
横浜 2 0 1 0 4 4 1 0 X │12

○小林太(5)
 大原慎(1/3)
 真田(1 2/3)
 藤江(1 2/3)

内藤の今季セリーグ初グランドスラムなどによる18安打14点の猛攻で、交流戦後初のホームゲームを大勝で飾ったベイス。
勝って兜の緒を締めよ、大勝の次の試合こそが大事、と言う1戦の先発はベイス小林太、中日岩田。

1回表、小林太は中日3番森野にホームランを浴びやや不安な立ち上がり。
しかしその裏、四球のランナー石川を塁上に置いて金城の2ランが飛び出し、早くも試合の流れはベイスに傾いた。
こうなると昨日からのベイス打線は止まらない。3回には「得点圏の鬼」渡辺のタイムリーで追加点、
そして5回には好投の小林に代えてまで送り出した代打スレッジが期待に答えてその長打力を見せつける代打グランドスラム。
なおベイス史上、2試合連続のグランドスラムは大洋時代の1985年以来、代打グランドスラムは2003年当時ベイス所属の小田嶋正邦以来だそうである。

マシンガン打線の再来と化したベイス打線はこれでもまだ止まらず、6回には村田の2ランなどでさらに4点を加点。
そして最後にとどめを刺したのは7回、金城への代打、これが骨折からの復帰戦となるスレ屈指のネタキャラ下園。
1軍にいない間もさんざん弄り倒しながら下園の復帰を待ち望んでいた住人たちは、彼の打席に向けて様々なネタを用意。
しかし当の本人は、中日3番手武藤の初球、高く浮いたストレートを完璧に振り抜き、ネタを貼る暇も無い復帰戦初打席初球ホームランを決めてしまった。
内藤らの台頭で影が薄くなるかと思われた矢先の一振りで、実力的にもネタ的にも完璧なアピールを果たし、下園ここにありを改めてスレ住人たちに見せつけたのである。

最後の最後で2点を食らう藤江の締まらない投球もご愛嬌、勝ってもネタまみれのベイス☆ボール。これこそがナイス☆ゲームであろう。なお、2戦連続の2桁得点は2004年以来だそうである。
そして、この試合の中日大量失点のせいでセリーグ全球団が得失点差マイナスに突入ヤクルト以外貯金無しという珍記録も発生。勝ってもネタまみれのベイス☆ボールの極致であった。



6月18日】vs福岡ソフトバンクホークス(横浜)
福 岡 0 0 0 0 4 0 0 0 0 │ 4
横 浜 1 0 0 0 0 1 2 2 X │ 6

投手投球イニング
 高崎(5)
 大原慎(2)
○牛田(1)
S山口(1)

相手は既に交流戦優勝を決めているソフトバンク、先発杉内は100勝達成と1500奪三振がかかり、ベイスは引き分け以上で交流戦最下位脱出確定の試合となった。
雨の中始まった試合は杉内の制球難をいきなり攻め、渡辺が安打を打ち、石川の犠打の後金城がフェンス直撃のタイムリー2塁打で先制する。ベイスの先発・高崎は4回まで2安打1四球の好投を見せるが、2回以降杉内を打ち崩すことができず膠着状態に。
あまりのサクサクぶりにこのまま雨天コールドでの勝利かと思われた5回表に高崎が崩れ、松中からの3者連続安打を浴びて無死満塁のピンチに。8番山崎を浅い右飛に抑え続く打者は投手・杉内。誰もが凡打に抑えると思ったが、杉内のバットは高崎の失投を捉えてまさかの左中間への走者一掃タイムリー。この瞬間に誰もがベイスの敗北を確信し、5回裏には3者連続三振、6回裏に石川が三振し1500奪三振を決められると「内川さえ抑えれば実質勝利」と現実逃避モードへ。

しかし降り続く雨はベイスに味方したのか記録を達成した油断なのか杉内の制球はまた乱れ始める。その直後に村田がフェンス直撃のタイムリーで2点差にすると、ベイスの誇る中継ぎ、大原が2イニングをしっかりと抑える。

そして7回裏、代打一輝が出塁するとその大原の代打に中村紀が送られる。ここまで11打数2安打、結果を残せていなかったが、杉内の失投にバットを振りぬき一閃、打球はソフトバンクファンの悲鳴の上がるレフトスタンドに吸い込まれて行った。

8回裏、杉内に代わってファルケンボーグが送られ杉内の100勝を阻止し実質勝利と思われたが村田が安打を放つとここまで1三振1併殺のスレッジが今度はベイスファンの歓喜が上がるライトスタンドに放り込む勝ち越し2ラン。

そして9回裏、守護神山口が本多を抑えた瞬間に、実質ではなく本物の勝利と、交流戦最下位脱出を確定させたのであった。今年のベイスは最後まであきらめないという精神を選手全員が見せつけたナイスゲームとなったのである。



6月4日】vsロッテ(横浜)
ロッテ 2 0 0 0 0 0 0 1 3 | 6
横 浜 1 3 1 0 0 0 0 0 X | 5

投手投球イニング
高崎 (6)
江尻 (1)
牛田 (1)
山口★(1)

ここまで3戦2勝1分と相性のいいロッテとの対戦。
初回、高崎が2失点するも村田のゴロ、この日猛打賞の石川を始めとして1~3回まで毎回得点というベイスにあるまじき怒涛の攻勢で5点を奪いとり試合はベイス優勢のまま終盤に進む。
8回、牛田が捕まりかけるものの1失点で切り抜け9回を山口に託す。
9回さっそくランナーを出すもいつもの4凡と住人は高をくくる、2アウトまで取り井口は無理に勝負せず歩かせる。
ロッテの四番・金は今シーズンHR0だが、仮にも主砲、もしここでHRを許せば逆転されてしまうという状況を作ってしまう。
不安がる住民をよそに、ある二つのレスが書き込まれる。


360 名前:やる大矢ネットワーク[sage] 投稿日:2011/06/04(土) 16:54:56 ID:wFv4mlGA0
     ____
   /      \
  /  ─    ─\   
/.   =⊂⊃=⊂⊃=\   
|       (__人__)    |  てぎゅんは本塁打0だお、大丈夫だお
/     ∩ノ ⊃  /  
(  \ / _ノ |  |   
.\ “  /__|  |
  \ /_____ノ

361 名前:やる大矢ネットワーク[sage] 投稿日:2011/06/04(土) 16:55:22 ID:EGUyhz360
>>358
     ____
   /      \
  /  ─    ─\
/.   =⊂⊃=⊂⊃=\   思いっきりフラグたててみるお
|       (__人__)    |   本塁打0の4番に打たれるわけないお
/     ∩ノ ⊃  /   
(  \ / _ノ |  |
.\ “  /__|  |
  \ /_____ノ

直後、金は山口の変化球を高々と打ち上げ、山口はマウンドでガッツポーズ。
守護神までもが勝利を確信した次の瞬間……あまりに上がりすぎた打球は浜風に運ばれ、ライトスタンドへと消えた。
まさかの大逆転スリーランに、実況スレはまだ9回裏があるホームゲームであるにも関わらず黒星AAを張る者が続出するほどの阿鼻叫喚。

ホームの自然すらそっぽを向く絶対的ベイス★ボールで、交流戦最下位をひた走るロッテにベイス★ボールの真髄を見せ付ける一戦となった。



5月28日】vs福岡ソフトバンク(福岡ドーム)
横 浜 2 2 0 0 0 0 0 1 0 | 5
福 岡 0 0 0 1 0 0 2 3 X | 6

投手投球イニング
高崎 (6)
大原 (1)
江尻★(2/3)
篠原 (0)
真田 (1/3)

交流戦無敗のホークスとの対戦 先発は防御率1点台を誇る杉内とムエンゴ高崎。
その組み合わせにこの試合は全く打てないと誰もが予想する中初回、3試合連続完封を2点先制であっさり阻止しその裏では横浜から移籍した内川を二ゴロに打ち取る。
更に2回に2点を追加するという誰も予想しない展開で4回にはカブレラにソロHRを打たれるも楽勝ムードが流れる。
しかし高崎は7回に捕まり降板すると後続の大原が2人のランナーを生還させ楽勝ムードが消える。
直後にスレッジが2点差に再び突き放すも8回江尻が捕まり、更にはワンポイントピッチの篠原も古巣相手に打たれて逆転。
久々に現れたベイス★ボールの極みのような試合に暗黒耐性が薄くなっていた住人の中には余裕を失う者が後を絶たなかった。


しかし杉内6回4失点と内川を4打席各陣サイクル内野ゴロで実質勝利なのは言うまでも無い。
なおこの試合で遂に細山田の三振率が5割となった模様。



5月6日】vs阪神タイガース(横浜)
阪 神 0 0 0 0 0 0 0 1 0 | 1
横 浜 0 3 0 0 0 0 0 0 X | 3

投手投球イニング
勝 山本(8)
S 山口(1)

借金7で迎えた、今季初となる横浜でのナイトゲーム。
先発は数少ないローテピッチャーの一人、山本省吾。初回をさんぼんに抑え、チームとして初回に得点を与えなかったのは実に7試合振りである。
二回もよんたまでランナーを出すものの、ゲッツーで抑えるとその裏、葉っぱ二塁打、まーよんたま、ナベチョク送りバントをすると一塁もセーフになり、なんとノーアウト満塁の最大のチャンスで打者分身と言う最大のピンチが訪れる。
実況スレでは、この日初打席にも関わらず代打出さないのか?、予想:三振、Pゴロゲッツーなどと散々な言われようだったが、昨年4/17対虎戦以来、今季初打点となる2点タイムリーをセンター前へ打つ。
分身のタイムリー、10試合ぶりの先制などもあって実況スレは大いに盛り上がり、明日は大雪か?など、何かとんでもない事が起きるのではないか、再び散々言われるが皆喜びが滲み出ているようだった。

その後は、分身ヒロインか?と言う緊張感のまま試合が進むが、先発ヤマショー持ち味の強気の投球と分身のリードがよく絡み、6回までを無安打に抑える。よんたまを二つ出すがいずれも次の打者をゲッツーに打ち取ったり、18個のアウトのうち三振は1のみであったりとヤマショーらしいピッチング。
その後7回に初被安打、8回にはブラゼル、城島の連打で1点を許すが、その城島をスレッジの好返球で二塁で刺すなど、住人のテンションは上がったまま。
横浜打線も3回以降は沈黙だったが、9回はどすこいが三者三振と言う完璧な内容でゲームセット。

先発ヤマショーが8回1失点、分身決勝タイムリーによってお立ち台はバッテリーの二人が選ばれる。
ヤマショーは分身がタイムリーを打った時どう思ったか聞かれると「びっくりした」と答え、さすがにこれには解説・衣笠氏も「せめて、打ってくれると思ったと言って欲しい」と苦笑い。
プロ入り3年目で初めてお立ち台に立った分身は「やりましたー!」とこぶしを突き上げる。またタイムリーを打った時の心境を聞かれると「ラッキー♪みたいな感じ」と答え、若干噛みながらも初のお立ち台とは思えない慣れっぷりを披露。
初めてのヒロインについて「実家の母と姉、天国の父に報告したい」と感無量の様子で、心を打たれた住人も多いのではないだろうか。

巨人、広島との6試合、先発総崩れとふがいない内容が続いていた中で、先発ヤマショーの好投、分身の決勝タイムリー、どすこい完璧セーブ、プードルやナベチョクのファインプレーなど、申し分の無い「ナイスゲーム」となった。

ちなみにtvkの解説は明夫さんだったろjk



4月12日】vs中日ドラゴンズ(横浜)
中 日 0 0 0 4 0 0 0 0 0 │4     
横 浜 1 2 0 0 0 1 0 0 1X │5

投手投球イニング
 山本(5 0/3)
 江尻(1)
H大沼(2/3)
H佐藤(1/3)
○加賀(2)

震災の影響により開幕が順延となり本拠地・横浜スタジアムでの開幕戦となったベイス。オープニングピッチャーを勤めたのはオリックスから来た山本省吾。
初回表をあっさり3人で終えるとその裏、先頭打者の石川がヒットを打ち、楽天からトレードで来た渡辺が犠打を決めて早速チャンスを作ると村田が先制打を放つ。
2回裏も吉村の適時2塁打と渡辺のゲッツー崩れの間に1点を入れて3点差とした。

しかし4回、ここまで無安打に抑えていた山本が崩れ、荒木・井端・森野の3連打で満塁にされた後和田に犠牲フライ。
そしてまさかのグスマンに逆転3ランを被弾し、被弾と同時に発令された緊急地震速報にも身も心も揺さぶられた住人たちを
「また今年も開幕戦敗北、一度も貯金することなく沈みっぱなしか」
という空気が支配する。

だが今年のベイスはこれで終わらない。敗色濃厚ムードをまず覆したのが6回村田の猛走塁による2塁打。それに森本の犠飛で同点に追いつき、続く吉村も猛打賞となる安打で答える。
後続の投手陣も刺激され、特に8回の加賀は三者連続三振に仕留め反撃を待つ。

そして9回、中日浅尾から吉村があわやサヨナラ弾のこの日4安打目を放つと武山への代打金城も内野安打しランナー一・三塁。
一気にサヨナラムードが漂う中、加賀への代打内藤が打ち返したボールは前進守備の二遊間を抜ける。
吉村がホームベースを踏んだ瞬間に開幕戦8年ぶりの勝利と2007年8月23日以来の1328日ぶりの貯金をするまさに記念すべき日となった。
またこの日、他のセリーグのゲームはナイター開催であるため、ほんの数時間ではあるがベイスは2004年4月30日以来2538日ぶりの単独首位についた。

他にも昨年大ブレイクを果たしたプードルこと石川の犠打失敗、それを激しく野次っていた観客が退場、村田4-2(1打点)吉村4-4(1打点)の福岡コンビ大復活劇、9回表の幻の代打佐伯、そして昨年あれだけ勝ち星に恵まれなかった加賀がまさかの開幕戦白星と書ききれないほどのネタ満載の開幕となった一戦。
今年のベイスは、この調子でセ・リーグにいろいろな意味で旋風を巻き起こすのか。期待の持てる試合となったと言えよう。



【4月8日】vs読売ジャイアンツ(横浜)
巨人 1 0 0 0 0 1 3 1 0 | 6
横浜 0 0 2 1 0 0 2 1 0 | 6

投手投球イニング
須田(5)
大沼(1)
阿斗里(1)
加賀(1)
山口(1)

開幕まで一週間を切った4月8日に行われた巨人との実践練習試合。
巨人の先発は新人王候補のルーキー沢村。対する横浜はドラフト当日スレにて大旋風を巻き起こした須田が満を持して一軍初先発。
両チーム共ドラ1の新人が先発という注目のカードとなった。
入団当初は目立っていた須田もやる大矢スレでは空気扱いされる事が多くなり、名誉挽回となるか背水の陣であった。

須田は初回、内野安打やパスボールなどでいきなり一死満塁とされると高橋由に犠牲フライを打たれ、あっさり先制される。
早速の失点に住民は不安を抱くが、その後須田は立ち直り2回。3回と巨人打線を無失点に抑える。
すると3回裏、村田が沢村から2ランホームランを放って逆転、沢村に対外試合初の自責点を付けた。
これで気分が楽になったのか須田は4回も無失点、その裏自らタイムリーを放って追加点を奪う。
結局須田は5回を投げて1失点の堂々たるピッチング。
打っては1安打1打点とベイスのエース条件である自援護も見せるなど素晴らしいデビューを飾り、勝利投手の権利を持ってマウンドを降りる。

だが、ベイスが新人にそう簡単に勝ち星を渡すわけが無かった。
6回は今季西武から移籍してきた沼者こと大沼が登板。予想通りの投球を見せ早速ソロを1発被弾。俺達総帥の名に恥じない球を見せつける。
7回からは阿斗里がマウンドへ。鳥類コンビの登板にスレは盛り上がる。
しかし阿斗里は連打を浴びると小笠原に逆転の3ランホームランを打たれて3-5。
あろう事かスレ内でライバルとして絡んでいた阿斗里が、須田の勝ち星を消すという出来すぎたシナリオにスレは阿鼻叫喚と狂喜乱舞が入り混じる。
相手のドラ1にプロの洗礼を浴びせ、味方のドラ1にもプロの洗礼を浴びせる辺りはさすがベイスである。
だが奇跡はこれで終わらなかった。

その裏横浜は2死一・二塁のチャンスを作ると一輝がタイムリーを放ち1点差。
ここでバッターは途中出場の細山田。普段なら「はいはい自動アウト」と諦めモードに入る所だが
ここ最近好調の細山田は住民の期待をいい意味で裏切り、何と同点タイムリーを放つ。
なおこの際、選手交代などの事情で「5番キャッチャー細山田」というスタメンでは未来永劫有り得ないだろうオーダーが組まれていた。

まだまだ終わらないベイス★ボール。
8回巨人が加賀のタイムリーエラーで勝ち越せば、その裏横浜もエラーとフィルダースチョイスなどでノーヒットで同点。グダグダなシーソーゲームとなる。
色々あったが、試合は結局6-6でドローとなった。

沢村へのプロの洗礼、須田の好投、沼者貫禄の1失点投球、アトリ爆発炎上で須田の勝ち星取消、細山田まさかの同点適時打、両チームエラー多発。
ネタ満載となった馬鹿試合に、住民は今年もベイス★ボールの炸裂を予感するのであった。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2011年09月29日 15:06
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。