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バトロワでも、なのははリリカルマジカルなようです ◆FbzPVNOXDo




「……凄い技術。私の居た世界でも、ミッドチルダでも説明出来ない。
 科学か魔法かも判別出来ないほどの……」

高町なのはは、ただ単純に驚愕していた。

「ライトを照らすだけで、物を小さくするなんて……」

彼女の手には一つの懐中電灯が握られている。
名をスモールライトといい。その灯りに照らされた物は、照らされただけ小さくなってしまう。
その証拠に試しに照らしてみた民家がみるみる縮んでいき、気付けばただの模型の様になっていた。

なのはも9歳の時に魔法という異能に触れ、19歳になり時空管理局に入った今、当時では考えられないような発達した技術を、幾つもその目で見てきた。
更に、それらと戦う事もあった。だが、これは見た事が無い。
まったくと言っていいほど、見当が着かないのだ。

無論、なのはは戦闘専門であり、この手の事は専門外なのだがそれでも分かってしまう。
ドラえもんの持つ力はミッドチルダはおろか、恐らくなのはが見た全ての技術を超越したものだと。

「本当に凄いよ、ドラえもん……。でも、こんなに凄い物を、殺し合いに使ったら意味、無いじゃない……」

顔を俯かせ、その表情は前髪に隠れ伺うことは出来ない。

ただ一つ言えるのは、彼女は怒っているという事だ。

なのはは戦い自体を否定しない。

あまり良いとは言えないが、それで分かり合える事もある。
現に彼女は、それでフェイト・T・ハラウンという掛け替えの無い友を得た。
ただそれは、あくまで両者の合意があってこそ。戦いを望む者同士だからこそ、初めて成り立つコミュニケーション。
では、果たしてこの場にこんな戦いを望む者が何人居ようか?
最初に殺された少女も男性も、無力で戦いなど到底望まない者であったに違いない。
なのに、ドラえもんは殺した。命乞いまでして怯えた、あの二人をただ無慈悲に。
死んだ者だけではない、残された者達の苦しみはどうなる? あの二人にも、家族や友人が居た筈だ。
その苦しみは計り知れない。

例えば、もしあの場で殺されたのが、なのはの愛娘ヴィヴィオだったら?

「――ッ!」

想像するだけでも、ここまで苦しくなるのだから、当人達はこの何倍もの苦しみを味わっている筈だ。

そして、ドラえもんはまた繰り返そうとしている

人々を殺し合わせ、また新たな苦しみを生み出そうとしている。

それだけは、何としても阻止しなければならない。

時空管理局のエースオブエースとして。

いや、そんな肩書きが無かろうと。

必ずこの殺し合いを止めなくてはならない。

そして――




「ドラえもん。……少し頭冷やそうか?」




ドラえもんの頭を冷やす。




【B-5 民家近く 初日 深夜】

【高町なのは@魔法少女リリカルなのは】
[状態]健康、ドラえもんに怒り
[装備]スモールライト@ドラえもん
[道具]支給品一式、ランダム支給品(0~2)
[思考]
基本:殺し合いを止める。その後、ドラえもんの頭を冷やす。
1:知り合いが居ないか探す。
2:レイジングハートを探す。
※参戦時期は「StrikerS」終了後です。


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最終更新:2013年02月28日 10:37