YBR125よくあるしつもんコーナー
- YBR125ってどんなバイク?
- YBR125は、空冷4サイクル単気筒125ccのエンジンを搭載する、ヤマハの世界戦略車です。(エンジンは、TTR125、XTZ125と共通)
- 以下のような長所があり、国内ラインナップにない原付二種のロードバイクとして人気が出てきています。
- 車両価格が安い(安ければ\20万を切る)
- 燃費が良い(45km/l前後)
- 12~13Lの大型タンク(無給油で400~500kmの航続可)
- ベーシックな設計でメンテナンス性に優れる
- バランサー搭載で低振動
- 低騒音
- タコメーター搭載(125-250ccクラスでは省略されがち)
- 全車種センタースタンド、リアキャリア装備 などなど
- 日本に入ってきているものは、ヤマハと中国企業の重慶建設が、中国において合弁で設立した、重慶ヤマハが中国国内向けに生産しているものを、日本の代理店が輸入しているものが主だと思われます。他にも一部、欧州向けのカラーリングが施されているものもあります。
- 型式のJYMは JIANSHE YAMAHA MOTOR(JIANSHE=重慶建設)略
- YBR125ってどんな種類があるの?
- 日本では、ノーマルのYBR125(通称無印)以外に、YBR125G・YBR125K・YB125・YBR125SPの計5種。後ろの4種は、それぞれ、オフ仕様、スポーティ仕様、廉価車、アメリカン。
- 最大出力は?
- 9.6PS(2006モデルから、2005モデルまでは12PS)
- スピードはどのくらい出るの?
- 車両のコンディションにもよりますが最高110km/h前後と見ていいでしょう。80~90km/hくらいまではスムーズに加速できますので、国道巡航にも十分適応できます。
- 燃費は?
- 45km/lとの報告あり。40km/l前後は期待していいでしょう。
- リザーブ時のフューエルコックの向きは?
- ↑がリザーブ時、↓が通常時、←がオフ(エンジンにガソリンを供給しない)。
- エンジンの始動性は?
- チョークを引けばたいてい一発でかかります。逆にチョークを引かないでかけようとしても、なかなかかかりません。ただし、エンジンが一度暖まれば飛躍的に始動性は良くなります。
- 無印とGの違いおせーて?
- 無印になく、Gにあるものは、
- ナックルガード
- ハンドルのブリッジとパッド
- フォークブーツ
- 樹脂アンダーガード
- キックスタータ
- そのほかの違いとして、
- キャリアが無印はメッキ、Gは黒塗装
- 無印のシフトペダルにはシーソー型(かかとの踏み返しがある(詳細は後述))
- タイヤパターンとサイズ(Gは前後とも3.00-18)
- このように、無印をベースに、オフ装備を追加したのがG。実勢価格でGが2.5万円ほど高い。
- シフトペダルの形状は?
- 無印のペダルはシーソー型をしていますが、変速方式はリターン式(1-N-2-3-4-5)です。(シーソーペダルだから、変速方式もロータリー式、というわけではありません。) ゆえに、シフト操作にはクラッチレバー操作が必要です。そんなわけで運転にはMT免許が必要です。
- シフトアップは、かかとでペダルを踏む、もしくはつま先蹴り上げで行います。
- 慣らし運転はどうすればいいの?
- 150kmまでアクセル1/4(4000rpm)空ぶかし禁止、 500kmまで1/2(5000rpm)、1000kmまで3/4(6000rpm)、 1000km以上で全開(8500rpm)
- 全開する前にオイル交換するのを推奨します。
- 中国産らしいけど、パーツ供給とかどうなのよ?
- パーツ情報参照。パーツカタログ見て、ヤマハの部品検索叩けば在庫ありのものも増えてるよ。
- 国内ヤマハパーツセンターにないものは輸入代理店経由で中国からの輸入の経路もあり。
最終更新:2011年06月06日 20:59