通常罠
自分フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。
相手はデッキからカードを1枚ドローする。
このターンのエンドフェイズ時まで、
選択したモンスターの攻撃力は1000ポイントアップし、
1度のバトルフェイズ中に2回までモンスターに攻撃する事ができる。
そのモンスターが戦闘を行う場合、
相手プレイヤーが受ける戦闘ダメージは0になる。
2スレ目 819 : 名無しプレイヤー@手札いっぱい。 : 2009/07/24(金) 21:16:12 ID:btRYVg1L0
自分モンスターの攻撃力を1000ポイントアップし、2回攻撃可能とする罠カードである。
しかし同時に相手にカードをドローさせてしまい、戦闘ダメージを与えられなくしてしまう。
それでも、相手の2体のモンスターを戦闘破壊できればやはり強力である。
自分の攻めに使う以外にも、守りに使う事ももちろん可能である。
相手がこちらのモンスターに攻撃した際、このカードを発動して返り討ちにしてやるのである。
そのタイミングは、相手が切り札クラスの高攻撃力モンスターで攻撃してきた時が相応しい。
相手は、こちらの妨害を防ぎつつも苦労して高攻撃力切り札モンスターを出す。
そしてようやく掴んだ反撃のチャンスを逃さず、流れを変える第一歩としてこちらのモンスターを攻撃してくる。
その時にこのカードを発動してやろう。
ようやく高攻撃力で攻撃し、勝てたと思いきや、一見デメリットだらけの、レアリティも低いこのカードによって
一気に攻撃力を上げられてしまう。相手は一瞬なにが起こったか理解できないだろう。
ましてや上昇値は1000ポイント。そう簡単に上回ることはできない。
折角苦労して召喚し、反撃の糸口としようとしたモンスターが、このカード1枚であっけなく瓦解してしまう。
もちろん最大級の切り札を失った相手は大きく戦意を喪失するだろう。
このカードには相手にドローさせるデメリットがあるが、このような状況では相手にとってはそれも気休めにすらならないだろう。
受ける戦闘ダメージは0だが、精神には戦闘ダメージ以上に大きなダメージを受けている。
そのため、このデメリットも実際には無いようなものである。
このように、このカードはテキストを見るとデメリットだらけのように思えるが、実際使ってみるとそのデメリットは気にならない強力な1枚である。
2スレ目 819 : 名無しプレイヤー@手札いっぱい。 : 2009/07/24(金) 21:16:12 ID:btRYVg1L0
デメリットが足を引っ張るどうにも扱いに困るカード。
一応《フレムベル・ヘルドック》の戦闘破壊時のサーチに活かしたり、《地縛神CcapacApu》といった戦闘破壊時のバーンに使えるものの、その為だけに投入するかと問われれば口を閉ざすだろう。
何よりもドローをさせるのは痛い。アニメ宜しく鬼柳相手でなくては相手に塩を送るだけである。
所詮はアニメアドがあるだけのサテライトに打ち捨てられた屑カードなのだろうか?
否、要するにこのカードを最大限に活用できるデッキなら問題ない。
そのデッキとは意外にも【ガスタ】である。
本来《ダイガスタ・スフィアード》による自爆特攻の戦闘ダメージ押し付けがコンセプトのガスタにアンチシナジーだと思われるが果たしてどう使うのか?
実はガスタには戦闘破壊時にアドを稼ぐモンスターが2体存在している。《ガスタ・コドル》と《ガスタの賢者ウィンダール》の2体だ。
コドルはデッキからガスタを呼べるものの攻撃力が1000しかなく、ウィンダールは墓地からガスタを蘇生できるものの攻撃力2000と上級とは思えないステータスである。
《奇跡の軌跡》はそんな彼らと高相性なのは言うまでもないだろう。
また、シンクロ体と組み合わせることによって更なる展開が可能なのだ。
《ガスタ・スクレイル》に《連鎖破壊》を使うとデッキから上級ガスタである《ガスタの疾風リーズ》とウィンダールを場に呼べるというコンボがガスタにはあるのだが、
この時《奇跡の軌跡》を発動。2回攻撃によって相手を倒した場合、場にはスクレイル3体とウィンダール、リーズがいることだろう。
その際メイン2にて《水晶機巧-ハリファイバー》を出し、スクレイルとウィンダールで《レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト》をだしてターンを渡す。
相手メインフェイズにハリファイバーを除外して《フォーミュラ・シンクロン》を出せば、相手ターンに《琰魔竜王レッド・デーモン・カラミティ》が降臨し、相手は効果を発動できなくなるのだ。
こうなれば相手は折角《奇跡の軌跡》でドローをしても使うことがままならず、そのままターンを渡すより他ないのだ。
また《奇跡の軌跡》がまだあるならカラミティに使用し、相手にバーンを与えるのもよいだろう。
このウィンダール軸のガスタならレベル8の《覚醒の魔導剣士》にシンクロでき、同様にバーンが可能だ。
そもそも上記のスクレイル3体の盤面ならば、《トポロジック・ボマー・ドラゴン》といったリンクモンスターのバーンにも移行できる。
上述のように実はガスタはレッド・デーモンと相性がよく、巣レモン・漫画レモン・スカーライトによる破壊からリクルートができるのだ。
元来スフィアードによる神風が失敗した場合のケアが効かないガスタにとってパワーデッキを自称するジャックは補完にピッタリである。
またガスタは墓地にチューナーが溜まりやすく《スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン》が超強化されるのだ。ここに《奇跡の軌跡》が組み合わされば倒せない相手は皆無だろう。
妨害する相手を力で叩き伏せ、相手が何もしないならレモンを押し付け特攻の的にするなどこのデッキは無限大の可能性を秘めているが、
それはともに存在を軽んじられたウィンダールとジャックの軌跡が重なり合った奇跡なのだ。
《奇跡の軌跡》によるウィンダール軸の鬼展開ガスタ。こうしてみると実はアニメの切り札達が随所に盛り込まれている。
《奇跡の軌跡》によるアニメアドは新たな形でアニメアドとなりデッキを回すエンジンとなっていたのだ。
というわけで決闘者の諸君もこのデッキ【デーモンガスターズ】を使い、超火力と反射による相手ライフを翻弄する決闘者ライフを送ってほしい。
15スレ目 623名も無き決闘者 (ワッチョイ 4a36-x/og)2018/12/18(火) 00:30:00.63ID:h1dKxQvq0
- なるほどなぁ
あいつらは奇跡の軌跡で使うカードだったのか
最終更新:2019年04月03日 14:43