通常罠
自分フィールド上に表側表示で存在する
サイキック族モンスターが1体のみの場合、
そのモンスター1体を選択して発動する。
このターン選択したモンスターは相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる。
このターンのバトルフェイズ終了時、
選択したモンスターのコントロールを相手に移す。
サイキックサポートの一枚だが、その存在感は薄く、実戦で使われることはめったにない。
うまく使うならば、高攻撃力のサイキックシンクロモンスターや、2回攻撃を可能にする《サイコ・ウォールド》を使用するのが定番だろうか。
とはいえ、1ショットの容易な現環境では、1枚リソースを使って1体直接攻撃というのは旨みが薄い。
アニメで使用された原作アドはあるが、それだけでこのカードを使うようなおじさんファンは少ないのが現状だ。
そんな《バトル・テレポーテーション》にも意外な使い道がある。
カードプールの増加に伴い、ANCIENT PROPHECY発売当初には思いもよらなかった使用方法が生まれたのだ。
当時のサイキック族は新進気鋭の新種族であり、統一デザインとして生理的嫌悪を催すような不気味なモンスターが多かった。
しかし今では、除外サイキックやガスタという新しいカテゴリが登場している。
その中には熱狂的なファンを持つ、デザイン重視のフェミニンな女性型モンスターが数多く存在している。
「○○は俺の嫁」
彼女たちはその愛らしい外見から、多くの決闘者に愛されているのだ。
しかし、人間というのは業の深い生き物である。
十人十色の性癖の中でNTR属性というものが存在する。
もうお分かりだろうか?《バトル・テレポーテーション》を利用し、アイドルモンスターのコントロールを相手に移し、性的充足感を得ることこそがこのカードの新たなる使い道なのだ。
信頼するアイドルモンスターを自らの手で相手に差し出すことは、プレイヤーに昏い悦びを与えてくれるだろう。
寝取られで興奮できない場合は、対戦相手の寝取り側に自己投影してみるのもいいかもしれない。
相手の心情を想像し、相手になりきることは、OCGに限らず対戦ゲームにおいて普遍的なテクニックである。
更に一般化して、相手の立場になりきり、その心を慮ることが出来れば、あなたの人品は磨かれ、これからの人生においてさえアドバンテージを有することができる。
もちろん、NTR属性はニッチな性癖であり、NTRアドを得ることのできる決闘者は限られてくる。
しかし、ご安心を。
――全力を尽くし、空間転移を果たしたものの、その後遺症で記憶を喪失。
――拾ってくれた敵組織につき、かつての仲間たちと矛を交える
という展開は王道である。
奪われたモンスターがプレイヤーの愛するモンスターであれば、悲劇のヒロインアドを対象に付加することもできるのだ。
さらにもし、プレイヤーがMC属性ならばこれらの展開にも鼻息を荒くすることだろう。
プレイヤーと嫁が引き離されたままのバッドエンドでは、気に入らないと思う場合はサイキック族に豊富なコントロール奪取系カードを追加するといいだろう。
《鹵獲装置》《洗脳解除》といったストーリー性のある、イメージにあった汎用カードはもちろん、《サイコ・ジャンパー》《ガスタの疾風 リーズ》などモンスターで対応しても良い。
特に《ガスタの疾風 リーズ》は筆者の私見だが、セクシーでチャーミングなイラストであり、嫁モンスターとしても申し分の無いポテンシャルを持っている。
是非、《バトル・テレポーテーション》と併用してみてほしい。
一度は敵に回ったヒロインが、覚醒し仲間に戻る――という萌えアドならぬ燃えアドも得ることができるのだ。(覚醒時に主題歌を流せばその感動は倍加する)
プレイヤーの想像力やロールプレイング能力によって、本来の何十倍ものパフォーマンスを発揮できる《バトル・テレポーテーション》
嫁デッキに1枚忍ばせてみてはいかがだろうか?
5スレ目 27 :名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2012/06/08(金) 19:16:13.88 ID:ZD26XSGW0
最終更新:2018年07月21日 19:04