効果モンスター
星5/闇属性/機械族/攻2200/守 800
このカードが戦闘によって光属性モンスターを破壊し墓地へ送った時、
自分のデッキからカードを1枚ドローする。
この効果でドローしたカードがレベル4以下の闇属性モンスターだった場合、
そのカードを相手に見せる事で自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。
2スレ目 933 : 名無しプレイヤー@手札いっぱい。 : 2009/08/22(土) 21:54:53 ID:uy7F7pCp0
デュエルターミナル第6弾のスーパーレアカードの中でも微妙だと評価されるこのカードについて見てみよう。
このカードの持つ効果は、ドロー効果である。
ハンドアドバンテージが大きく戦局に響くこのカードゲームにおいて、この効果が弱いはずはない。
十分に強力といえる効果である。
発動条件は光属性モンスターを戦闘破壊した場合である。
これはフィールド上でも墓地でも光属性でなければならず、
DNA移植手術で光属性に変更された他モンスターを破壊しても効果は発動できない。
ではそう都合よく光属性モンスターがいることはあるのだろうか。その心配は不要である。
9月からの制限改訂で、光属性で統一された「ライトロード」関連のカードは特に規制を受けず、
強力なサポートカードも登場するため、使用頻度が上がるだろう。
このカードにとっては、光属性は養豚場の豚のようなものである。
長年の飼育によって蓄えられた旨みを、存分に味わい尽くすことができるのである。
しかし、光属性モンスターとの戦闘となると必ず名前が挙がるのが「オネスト」である。
これがある限り、光属性は戦闘では絶対有利なのである。
しかし、相手が持つ手札にオネストが常に存在しているとは限らない。
オネストを警戒して消極的なプレイをするよりかは、思い切って攻撃をした方が良い場面もある。
葛藤の末放った攻撃が成功すれば感動も大きく、オネストが無いと分かった以上更なる攻めへの狼煙にもなる。
また、月の書等で守備表示にすれば相手モンスターは最早羽を千切られた蝶と同じ、オネストを使う事はできず
ただこのカードの餌となるだけである。
A・O・Jはリバース効果(=裏側守備表示で出す事が多い)を主とするワームへの対抗兵器であるので、
設定ともマッチした攻略法である。
どうしてもオネストが怖いのであれば、マインドクラッシュ等で手札から落としておけば問題ないだろう。
ドローに加えてもう1つの効果は、ドローしたカードがレベル4以下の闇属性モンスターだった場合の特殊召喚である。
前述のように、相手にオネストが無かった場合に、さらなる損害を与える事ができるのである。
また、チューナーを特殊召喚した場合は、緊急同調を使ってシンクロ召喚をし、更なるダメージを与える事もできる。
その他にも闇属性の下級モンスターには様々な効果を持ったものが存在し、様々な戦略が考えられるが
あまりに数が多いため個々の解説は省略する。
多様な戦略を展開していくためにも、デッキには是非とも下級闇属性モンスターを多めに入れておきたい。
以上のようにこのカードは今後の環境においてLethal Weapon、最終兵器の名に相応しい大きな活躍を見せるカードである。
多く当たった者は1枚1枚を大切にし、まだ持っていない者も安価な今のうちに集めておくことをお勧めする。
2スレ目 933 : 名無しプレイヤー@手札いっぱい。 : 2009/08/22(土) 21:54:53 ID:uy7F7pCp0
- むしろ現環境を考えればトップクラスのメタカードだな
召喚制限もないし多くののデッキのサイドに入れてもよさげなレベル
- 今でこそマシになってるが
wikiには登場当初は、役立たずだという事しか書かれてなかったんだぜ…
2009/08/22に評価されており、文句なしに下位・クズカードという悲しいカードの1枚。
だがこのカードがクズだったのは今は昔の話。カードの効果処理の裁定が時が立つことで更新され全く違うものになるように、このカードがクズであるという評価も一新されるべきである。
@wikiでも書かれているように、カードの持つ名前とは欠かせないモノである。この「A・O・J リーサル・ウェポン」も同様に、そんな重要なモノである「名前」に関するアドを持ったカードなのだ。
ではそれはどこを指して言っているのか?
「リーサル」である。
遊戯王OCGは1999年2月4日に「Vol.1」が発売されて以来、ブースターシリーズだけでも70弾以上(2015年4月現在)、2014年1月に15周年を迎える長期シリーズとなっている。
(遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム、ウィキペディアより引用)
遊戯王OCGは実に二十年程続いている「カードゲーム」である。カードゲームである以上、特定の羅列が色んなカード名に使われているのを見てきたはずだ。
特定の羅列…?どういうことか説明すると、例えばインターネットで「エルフ」と検索した時、【エルフの剣士・ダークエルフ・ダンシングエルフ】といった具合である。
上記の【A・O・J】のようなカテゴリー内の同じ言葉が入ったカードとは別の、まったく関連性の無いカード達にも使われている同じ言葉(ここではエルフ)が使われていることが分かるだろう。
特定の羅列とはこのエルフのように、どのカードにも使われている言葉の事である。
つまり逆に考えると、余り使われていない言葉が入ったカードは相対的に珍しいのだ。当然長い年月が立てば立つほど新たなカードは刷られていくので、当然レア度は上昇していく。
では、そんな長年に渡りカードゲームとして存在する遊戯王OCGでは、「リーサル」を名前に持つカードはどれだけ存在するのか?
A・O・J 「リーサル」・ウェポン
スターヴ・ヴェネミー・「リーサル」ドーズ・ドラゴン
以上だ。
たったこれだけしか無い…。
そう。つまり「リーサル」が付いたカードは超レアカードという事になるのだ!
そして超レアなカード達は例にもれず値段が高いものばかリである!!!
この「A・O・J リーサル・ウェポン」は現在購入して約50円ぽっち。
レアカードは最低でも1万くらいで売れることを考えると、その差は実に200倍。1枚で9950円も利益が手に入るのだ。ぼろ儲けの楽な商売である。
このようなレアカードが下位・クズと言われてしまっているのはなぜか?
確かに「A・O・J リーサル・ウェポン」は「名前アド」を持つカードでもあるが、言うなればそれしかアドを持っていないのである。
たった一つのアドでは納得がいかないデュエリストも多い事だろう。
そこでリーサルという言葉に注目するのだ。
「リーサル」"lethal"とは、「致命的な、致死的な」という意味をもつ英語の形容詞であり、物事を決定づけるというニュアンスで、「最終的な」「決定的な」といった意味で使われることもある。
カードゲームで言うならば「相手のLPを0にし、勝利するまでの行動」。さらに言えば「それが可能な状況である」事を意味する。
つまり何が言いたいのか?
それは「リーサル」という名前を持つカードで相手のLPを0にし「リーサル」する事そのものが、アドであるという事を言いたいのだ。
よく考えて欲しい、君のマイフェイバリットカードが相手にトドメを決めるシーンを。
カッコいいはずである。そしてカッコいいことは良い事なのだ。
もう一つ例え話を出そう。正義の味方であり、悪を成敗し正しきを守る子供の憧れであるHERO達がいたとして、彼らHEROが相手の動きをこれでもかと妨害する、しかも敵側を多対1でタコ殴りの袋叩き。
HEROがボコボコにして圧勝するような存在だったとしたら嫌だろう。HEROは「HEROらしく」が、もっともエンターテイメントなのだ。
だからこそ「リーサルの名を持つカードでリーサルする(とどめを指す)」のは、アドなのである。
これが「A・O・J リーサル・ウェポン」が持つ「リーサルアド」だ。
て最後に簡単にまとめに入って終わろう。
「A・O・J リーサル・ウェポン」は他のカードとは一線を画す「リーサルアド」を持つカード。しかも実はレアカードで高く売る事もできる為、家計を圧迫するという心配が無い。
となれば、これだけメリットがある「A・O・J リーサル・ウェポン」を下位・クズカードとして扱うのは、可笑しい話である―――
17スレ目 140名も無き決闘者 (ワッチョイ 5192-n+xS)2019/08/16(金) 19:17:08.46ID:f25QG+kX0
最終更新:2021年01月17日 09:51