通常モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻1000/守 500
石像と思わせ、闇の中から攻撃をする。逃げ足も素早い。
《魔界発現世行きデスガイド》で特殊召喚できるカードであり、《リミット・リバース》にも対応している。
《バロックス》の融合素材でもあるため《E・HERO プリズマー》の効果によって墓地に送ることもできる。
上の2行はwikiの文を私なりに解釈してまとめたものであるが、これら以外にもこのカード特有の活用が可能であることをここに記しておきたい。
レベル3の闇属性悪魔族、攻撃力1000のモンスターはこのカードの他にも数多く存在するのだが、このカードのみ守備力が500である。
このことから《星に願いを》を利用した高ランクエクシーズモンスターの召喚が可能なのだ。
しかし《星に願いを》を使ったコンボは
その他大勢のモンスターでも可能である。なぜ《ガーゴイル》を薦めるのか?
その他の、守備力が500でない似通った用途のあるモンスターとこのカードが一線を画している理由として、
《地獄の傀儡魔人》の存在が挙げられるからだ。
存在感の薄いカードであるため、念のため効果を紹介しておこう。
《地獄の傀儡魔人/Perditious Puppeteer》
効果モンスター
星7/闇属性/悪魔族/攻2700/守 500
1ターンに1度、手札を1枚捨てる事で、
相手フィールド上に表側表示で存在する
全てのレベル3以下のモンスターのコントロールをエンドフェイズ時まで得る。
この効果でコントロールを得たモンスターは効果を発動する事ができず、
リリースやシンクロ素材とする事もできない。
《ガーゴイル》と共に闇属性悪魔族であるため、《闇の誘惑》《闇次元の解放》等の闇属性サポート、《冥界流傀儡術》等の悪魔族サポートに対応している。
特筆すべきは極悪なコントロール奪取効果を持っていること。手札で腐っているガーゴイルを処理しつつ相手の場をこじあけることも可能だ。
この時墓地に送った《ガーゴイル》を《リミット・リバース》等で蘇生できれば完璧である。
《星に願いを》を使用し、この2枚のモンスターでエクシーズ召喚するモンスターはやはり《No.11 ビッグ・アイ》だろう。
コントロール奪取を繰り返し行えば、相手の精神状態はおだやかであるはずがない。
激情的になった相手のプレイミスを誘うこともできる。
今回《ガーゴイル》の評価に挑戦しようと思い立ったのは、久々にカードの整理をしていると、ふとその特徴的なフレーバーテキストが目に飛び込んできたからである。
“石像と思わせ、闇の中から攻撃をする。逃げ足も素早い。”
ああ、なんと後ろ向きな説明文であろうか。“逃げ足も素早い”
つまり逃げているガーゴイルを思い出し、この説明文を書こうと思ったに違いないのだ、このフレーバーテキストの筆者は。
気になって調べてみたのだが、“身をかわす”、“攻撃をよける”等の「相手に攻撃するための」回避行動は他のモンスターも行っているようなのだ。
だが、《ガーゴイル》以外の、逃げ足について書かれているフレーバーテキストを持つモンスターは一つとしてないのである。
《ガーゴイル》だけが「ただひたすら逃げることだけを考えた」弱気な行動をしているというレッテルを貼られているのだ。
これは憂慮すべき事柄である。《ガーゴイル》以外にも逃げるモンスターは沢山いるだろう!
そこで私は《ガーゴイル》の評価をすることで、決闘者たちに「逃げていない」ガーゴイルの勇士を理解してもらおうと考えたのである。
5スレ目 830 :名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2012/09/05(水) 15:53:04.05 ID:CXDN7k7A0
最終更新:2018年06月29日 14:57