効果モンスター
星3/地属性/雷族/攻 800/守 800
このカードはこのカードの表示形式によって以下の効果を得る。
●攻撃表示:相手フィールド上に表側表示のモンスターが存在する場合、
このカードは攻撃力が一番高いモンスターしか攻撃対象に選択できない。
●守備表示:このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
相手は他のモンスターを攻撃対象に選択できない。
登場当時こそ必殺コンボ「マグネロック」の持ち主として鳴り物入りで世に放たれたマグネンU。
だが、ディフォーマーというカテゴリ自体が装備・シンクロによる攻撃重視にシフトしたこともあり採用率は激減。
ロック要員としても、より多くのサポートを持ち攻めのカードとしても使えるボードンや単体でも機能しギアギガントXの素材にもなるステープランの登場によって立場を奪われ、マグネロックもかつての栄光として忘れ去られつつあった。
だが、このカードは本当に上記のカードに劣る物なのであろうか?
このカードのみの利点としては、このカードが雷族であることが挙げられる。
雷族といえば優秀なサルベージであるバッテリーリサイクルを擁する種族であり、手札を増強することによって手札コストを要するカードも容易に採用できる。
特定のロックパーツを予め墓地に送って死者転生や魔法石の採掘で回収、ロック解除をマジック・ジャマーで阻止...など優秀ながらも手札コストを要するカードが必要となる場面は意外と多い。
同じく雷族のロックデッキということでエレキの採用も検討できるため、デッキ構築の幅が更に広がるだろう。
同じく手札増強を可能とするリモコンも星3であり、あちらの除外効果を活かせばリヴァイエールを採用することもできる。
豊富な手札と特殊召喚を最大に活かし、ロックデッキにありがちなスピード不足を補うこともできるのだ。
無論、モバホンやジャンクBOXなどのサポートも受けられるため、通常のロックディフォーマーでも有用なカードである。
ボードンやステープランを4枚目以降のマグネンUとして採用し、ディフォーマーサポートを活かしてロックパーツを揃える構築も面白い。
ロックディフォーマーは通常のディフォーマーとは毛色が異なるデッキではあるが、その実力は確かなもの。
ディフォーマーがカードの効果の対象となるのを防ぐキャメランの存在もあり、ロック完成がそのまま勝利に直結するといっても過言ではないだろう。
攻撃を引き付け人々の注目も引き付ける...このカードは磁石モンスターの中でも5本の指に入る実力者である。
「遊戯王5D's」はわずか10歳にしてこのカードの素晴らしさに気付いた龍亞という少年がいくつもの死闘を経て成長しプロデュエリストになる...というストーリー。
彼を最も身近で支え続けたマグネンUは、コナミも認める優秀なカードと言えるのではないだろうか?
6スレ目 172 :名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2012/12/09(日) 23:59:58.05 ID:6mu/jzAI0
最終更新:2019年06月15日 17:36