今現在、「チェイン」と聞くと多くの人が、優秀な2つの効果を持ち、色んな意味で話題のラヴァルバル・チェインを思い浮かべることだろう。
あとはたまにネタとして、その前身であるリチュア・チェインの名前が出てくる位だろうか。
今現在、「スラッシャー」と聞くと多くの人が、便利な特殊召喚効果を持ち、アタッカーとしても素材としても優秀なフォトン・スラッシャーを思い浮かべることだろう。
だが……
チェイン・スラッシャー
こんな名前のモンスターが存在した事を、果たしてどれだけの人が覚えているだろうか。
上記のラヴァルバル・"チェイン"やフォトン・"スラッシャー"のせいで影が薄くなってしまったこのカードだが、これらのカードとは抜群のシナジーを誇る。
このカードは墓地にいる同名カードの数だけ追加攻撃できる効果を持っている。同名カードが1体墓地にいれば2回攻撃、2体いれば3回攻撃を行える。
このカードを墓地に送る手段として有効なのが、他でもないラヴァルバル・チェインの1つ目の効果なのである。
また、このカードはフォトン・スラッシャーと同じく戦士族である為、増援や戦士の生還といった種族サポートを共有できる。
それに加えてレベルも一緒なので、フォトン・スラッシャーを特殊召喚→このカードを通常召喚という流れでランク4のエクシーズを行う事ができる。
戦士族の素材指定のある機甲忍者ブレード・ハートやH-C エクスカリバーのエクシーズを狙える点は特筆に価する。
もちろん、ラヴァルバル・チェインを筆頭とした素材指定なしのランク4エクシーズを出す事もできる。
これらの要素を詰め込んだ【チェイン・スラッシャー】を組んでみるのも面白いかもしれない。
ラヴァルバル・チェインと同じように注目を集めたエクシーズモンスターにダイガスタ・フェニクスが存在する。
エクシーズ素材を取り除くことで風属性モンスターが2回攻撃できるようになる効果を持っている。
このカードも風属性なのでその対象にする事ができるが、恩恵は薄い。
なぜなら、このカードは自身の効果で最大で3回攻撃する事ができるからだ。
おまけに永続効果であるため、ダイガスタ・フェニクスのように効果の発動を無効にされてしまうという様な事もない。
ただこのカードで3回攻撃しただけでは、与えられるダメージ量はダイガスタ・フェニクスによる2回攻撃のそれと変わらない。
そこで装備魔法でこのカードを強化すれば、更なるダメージを与える事ができる。
特にイチオシなのが団結の力である。このカード単体の時でも、ダイガスタ・フェニクスの基本攻撃力を上回る攻撃力1800となり、
自分の場にこのカードと他にもう1体モンスターがいる場合ならば攻撃力2600となる。
この時点で既に、上でも名前を挙げた機甲忍者ブレード・ハートの基本攻撃力を上回っている。
(ちなみに機甲忍者ブレード・ハートはこのカードと属性・種族が同じで、忍者が2回攻撃できるようになる効果を持っている)
これほどの脅威の攻撃力を持った状態で、なんと2回攻撃どころか最大で3回攻撃を行う事ができるのだ。
TUEEEEEEEEE!
このカードこそが「三積み必須のチェイン」である事がお分かりいただけただろうか。
5スレ目 238 :名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2012/04/21(土) 23:18:19.79 ID:yzWAVjwD0