迷える仔羊




通常魔法 
このカードを発動する場合、 
このターン内は召喚・反転召喚・特殊召喚できない。 
自分フィールド上に「仔羊トークン」(獣族・地・星1・攻/守0)を 
2体守備表示で特殊召喚する。 


種族を活かすならスケープ・ゴートの下位
リリースに使うならフォトン・サンクチュアリの下位
つまりいいとこなしに見える。

しかしこのトークンは、フォトン・サンクチュアリと違い奈落の落とし穴にかからない。
連鎖除外にはかかるが、どちらの採用率が上かは明白である。

フォトン・トークンが最上級モンスターの代わりに奈落にかかってくれるなら、そちらのほうが都合がよいともいえる。
しかし、これこそが最大の落とし穴である。

アドバンスセットしたモンスターは、通常そのターン攻撃できない。
しかし、他のカードの効果で表側攻撃表示に変えてしまえば、その限りではないのだ。
例えば、このカードを発動し、トークンをリリースして火之迦具土をアドバンスセット、太陽の書を発動、といった具合だ。
この場合は反転召喚でないので、そもそも奈落が撃てない。
つまり相手が奈落を伏せていても、このカードの発動から一貫して撃つタイミングがないのである。

破壊竜ガンドラならば、リバース時には自壊が発生しないのでそのまま生き残る事もできる。
また、そもそも奈落にかからない最上級ならば、反転召喚でも恐れる必要はない。
言うまでもなく、ドドドガッサーとの相性は抜群である。
フォトン・サンクチュアリならば奈落を撃たれた時点でパーであるからして、このような真似はできない。

また、フォトン・サンクチュアリは光属性なら即座に展開できる事から、当然相手の警戒も強くなる。
光と闇の竜がでてきた場合などを考えれば、先んじて潰すべきであるし、デッキとしても最上級を多く抱えているであろう事が予想される。
ここで一度展開を許せば、次々と後続を呼ぶ恐れもあり、反対に潰しておけば、勝手に事故で自滅する可能性もある。
つまりフォトン・サンクチュアリは相手にとってのマストカウンターであり、生け贄要員としては非常に除去を受けやすい危険な存在なのである。

反対にこちらはできてアドバンスセットなので、相手としては激流葬等を握っていてもわざわざ発動しない事も多い。
可愛らしい仔羊よりも、それを贄にでてくる怪物を殺すほうが相手としても抵抗はない、というのもある。

光属性中心のデッキならば確かにフォトン・サンクチュアリは強力。
しかし、それ以外のデッキにとっては違う。
過ぎた力は身を滅ぼすという事を、このカードは迷いの中我々に示してくれている。
7スレ目 322 :名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2013/09/17(火) 18:29:17.19 ID:40ADatJr0
  • 太陽の書で奈落激流回避はスピリットでよくやるわ
    転移と併せるときもフォトンサンクチュアリより仔羊の方がいいかもな
  • 子羊ならサンクチュアリよりかは裏側モンスターが警戒されない、セットしかできないからな
    そして大蛇が殴られてドロー美味しいで
  • ユベルセットして殴らせることもできるな。焔より読まれにくいし
    • アドバンスセット相手に殴りかかる勇気は俺には無いな
    • 2体アドバンスセットは怖すぎ
      • こっちが3000越えてればあるいは



最終更新:2018年07月14日 18:37