邪悪な儀式




通常魔法 
フィールド上の全てのモンスターの表示形式を入れ替える。 
発動ターン、モンスターの表示形式は変更できない。 
このカードはスタンバイフェイズにしか発動できない。 


1スレ目 596 名前:名無しプレイヤー@手札いっぱい。 [2008/03/06(木) 12:53:06 ID:iQLbIGmT0]

4スレ目 258 : 名無しプレイヤー@手札いっぱい。 : 2011/05/24(火) 20:08:35.86 ID:6mL1Tmlv0

二つのデメリットを持つ表示形式変更カードであり、数ある類似カードの中でもかなり扱いづらく、儀式と名のつく割に儀式召喚とは無関係。
とても「邪悪」等と言えるほどの性能は無い……ように見えるかもしれないが、このカードは非常に危険な壊れカードである。

まず、このカードの発動条件は完全にルールと矛盾しており、その特殊な条件から「一度セットしなければ発動出来ない」というヒエラティックテキストじみた裁定がある。

一見するとコナミが間違って刷ったとしか思えないこの特性を、フルに活用した利用法を紹介したいと思う。

《魔道契約の扉》《ダーク・シムルグ》をサーチする場合の送り付け役にこのカードは適任である。
何故なら、ダムルグの効果で相手のセットが封印されている限り、セットしなければ発動出来ないこのカードは相手の手札で完全に腐るからだ。
これだけならもっと使い道の無い魔法カードで充分だと思うかもしれないが、このカードはいざという時に自分で効果を使う事が出来る上に、ダムルグデッキでよく使われる《魔封じの芳香》の影響下ではセットしなければ使えないデメリットも無いようなものだ。

しかし、このカードの恐ろしさはこれからである。

このカードは前途の通り「セットしなければ発動出来ない」カードであるが、テキストからそれを読み取れるだろうか?ほとんどの人の場合、答えはNOである。

そして攻撃力の高いダムルグが相手の場に存在し、セットも封じられブラフとしての活用も不可能なこのカードを握って訪れたスタンバイフェイズ、裁定を知らない相手はうっかりこのカードを発動してしまうだろう。
そうしてしまえば最期、ジャッジが儀式召喚され、特殊能力によって相手は反則負けである。
勿論、ジャッジの召喚に対してチェーンは不可能であるし《神の宣告》も効果を成さないため、相手は抵抗不可能だ。

相手からは、自分が反則を行うように仕向けられたのだと反論されるかもしれないが、このカードを送り付ける事はダムルグとの相性を考慮すれば全く自然な行為であるため、相手の反論もねじ伏せる事が可能だ。

問題はこのコンボを先行で使用する場合に墓地コストが必要な事だが《魔道契約の扉》でサーチするカードを
《トーチゴーレム》にし、いつものトーチのコンボで相手の場に守備表示のトーチを残しつつスカルデットをリンク召喚して、スカルデットの効果でダムルグを特殊召喚すれば問題無い。
ダムルグを手札に加えるのも、スカルデットの効果や、途中で経由するアカシックの効果を使えば容易であろう。

以上のように、このカードは普通の運用をしつつあわよくばジャッジキルが行えるぶっ壊れカードであると言える。

名前と効果がミスマッチに見えるこのカードだが、ジャッジを儀式召喚し一瞬で勝利する可能性を持つ凶悪な効果を表したぴったりなネーミングではないだろうか
14スレ目 867名も無き決闘者 (ワッチョイWW ff36-PCgl)2018/08/03(金) 21:49:27.04ID:i98bfSbk0
  • 「一度セットしなければ発動出来ない」
    ウソだろお前wwwww
    ガチで知らなかった、なんじゃこりゃ
    前の評価の時は触れてなかったよな
  • ダムルグの守備が1000しかないのがいい味出してるな
    「あっ、これ使えば手持ちのモンスで戦闘破壊できるじゃん」って思った瞬間反射的に発動してしまいそうだわ
  • wiki見たら砂塵でスタンバイにセットすればそのまま発動できるとか書いてあって吹いた
    どういうカードなんだよ
  • 通常魔法は自分のメインフェイズでしか使うことができないというルールの例外となるカードである。
    また、その特殊な条件から、手札からは発動できずセットした状態でのみ発動可能という裁定が出ている。

    初めて知ったよ‥なんだよこのカード‥‥非常に良い評価だった



最終更新:2018年11月17日 12:22