自分のモンスターに戦闘破壊耐性を与えるカード。だが同じ攻撃力同士の戦闘でなければその効果が得られないため使いづらい。
ほとんどの場合、このカードを使うより相手モンスターを弱体化させたり、自分のモンスターを強化するカードを使った方が有効。
また、相手と自分のモンスターを同じ攻撃力にするにも手間がかかるため、より攻撃力の高いモンスターを用意する方が容易な場合も多い。
だが最近のデュエル環境では同攻撃力のモンスターに遭遇する機会はかなり増加している。シンクロやエクシーズモンスターはどんなデッキでもだいたい同じモンスターが採用されている。
特にこのカードを活かせるデッキ…それは【征竜】である。2月のリミットレギュレーションの変更で弱体化を受けるものの未だ構築可能であり、まだまだ結果を残すことが予想される。
当然だがミラーマッチになれば《騎士道精神》の効果を最大限に活かせるのである。
征竜同士の戦闘に強くなるのはもちろんだが、相手のエクストラデッキから出てくるモンスターに対しても柔軟に対処が可能となる。
例えば2600ラインは、《瀑征竜-タイダル》の他に《No.11 ビッグ・アイ》と《幻獣機ドラゴサック》が存在する。
《瀑征竜-タイダル》を召喚することで、上記2体のモンスターを損失なしに葬ることができるのだ。【ライロ征竜】相手ならば《ライトロード・アーク ミカエル》もターゲットとなる。
基本的には《焔征竜-ブラスター》でも突破可能だが、征竜の枚数が減っているため易々と《焔征竜-ブラスター》を出すわけにもいかない場面があるだろう。単純に手札や墓地に用意できていない場合もある。
そして特筆すべきはその《焔征竜-ブラスター》の存在だ。
《騎士道精神》があれば《クリムゾン・ブレーダー》や《スクラップ・ドラゴン》、《神竜騎士フェルグラント》を《焔征竜-ブラスター》一枚で攻略することができるのだ。
普通ならシンクロ召喚やエクシーズ召喚を余儀なくされるところだが、そのような消費なしでそれらのモンスターを一方的に戦闘破壊できる。
《神竜騎士フェルグラント》の効果を使われた場合は相打ちとなってしまうが、相手は《焔征竜-ブラスター》に対して使うしかないので、自分のモンスターを守る事ができなくなる他、こちらが召喚した後続のモンスターを妨害できなくなるので十分有効であると言える。
そもそも攻撃力2800は【征竜】でなくともよく見かける数値であり、《焔征竜-ブラスター》を特殊召喚できるデッキならば《騎士道精神》は非常に役に立つだろう。
またこちらのモンスターが守備表示の場合でも、相手の攻撃モンスターの攻撃力と同じならば戦闘破壊されないため、もし《焔征竜-ブラスター》に《月の書》を発動されたとしても相手の攻撃力2800モンスターでは戦闘破壊ができない。
《クリムゾン・ブレーダー》に戦闘破壊されなくなるというのは特筆すべき点である。
もちろん自分がそれらのシンクロ、エクシーズモンスターを場に出していた場合でも非常に強力。
相手の征竜で場をこじ開けられ、残りのモンスターの直接攻撃を受けるという事態を回避できる。
相手はシンクロ召喚やエクシーズ召喚でより攻撃力の高いモンスターを出して突破してくるだろうが、新環境の征竜は持久力が落ちている。
先に相手のドラゴンの枚数が減れば、こちらはかなり強気な立ち回りができるであろう。
【征竜】にさらなる持久力を与える《騎士道精神》。トッププレイヤーを目指すならば是非確保しておこう。
ちなみに現在は絶版となっている。今後環境デッキに採用されるカード故、迅速に回収しなければ恐ろしい事態になるぞ。
8スレ目 193 :名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2014/01/23(木) 04:05:41.18 ID:qs1FPB760
- サイバーシャドーガードナーを疑似くず鉄のかかしみたいにもできるな
- ネコ耳族も鉄壁になるしな
永続罠なら奇襲できたんだけどな~