ソイツ




通常モンスター 
星3/風属性/天使族/攻 0/守 0 
かなり頼りない姿をしているが、実はとてつもない潜在能力を隠し持っていると思っているらしい。 


 天使族通常モンスターでレベル3なので、2体を墓地へ送る事で高等儀式術から神光の宣告者につなげられる。
 手札に来てしまっても、神光の宣告者のコストにできるので安心だ。
 レベル3天使通常モンスターは他にもいくつか存在し、このカードは最低値。
 しかしこのカードは風属性ゆえに嵐征竜-テンペストにも対応している。
 【神光の宣告者】にテンペストを組み込む意義が薄いように思えるが、
 風属性にはこのカード以外にも儀式魔法をサーチできるソニックバードが存在するのを忘れてはならない。
 また、嵐征竜テンペストはデブリ・ドラゴンをサーチでき、このカードを蘇生してシンクロにつなげられる。
 神光をチェーンブロックを作らず超えてくるのはだいたいが最上級モンスターかシンクロなので、月華竜7が有効である。

 また、このカードの名称にも注目したい。「そいつ」。実にシンプルな名前だ。
 所謂「こそあど言葉」のひとつだが、重要なのはその使われ方。
 「こいつ」は、自分のカードまたは、相手のカードを指さす形で、「あいつ」は完全に蚊帳の外にあるもの。
 だが「そいつ」は、相手よりのものを指す際に使用されうる言葉である。
 実際に遊戯王の劇中においてもこんなシーンがある。


「俺……見たんだよ。お前の相棒、
  もう一人の遊戯の魂が封印されたカードをさ……」
「それはどこにあるんだ!言え!」
「ヒャヒャヒャヒャヒャ
  焦るなって、まあ落ち着けよ
  こいつがそのカードさ」
「何っ、『そいつ』をこっちに渡せ!」

 ご覧のとおり、はっきりと宣言している
 つまりこのカードは、相手がうっかり対象の選択を省略して「そいつ」などと言ってしまった場合に、シフトチェンジを行う事ができるのだ。
 何もこの用法はデュエル内にとどまらず、アンティルールなどで「俺が勝ったら『そいつ』をいただくぜ」などと発言した場合にも有効である。
8スレ目 790 :名無しプレイヤー@手札いっぱい。@転載禁止:2014/04/18(金) 22:56:55.50 ID:kIKbzx370
  • 新しい鮫トレの幕開けか…



最終更新:2018年08月21日 22:58