連合軍




永続魔法 
自分フィールド上の戦士族モンスターの攻撃力は、 
自分フィールド上の戦士族・魔法使い族モンスターの数×200ポイントアップする。 


ここのスレに書き込むようなカードではないのだが、最近は一族の結束の方が強いと言われてしまっている。
クズカードでは無いが下位カード、そんな評価を受けてしまうカードの一つである。
だが、このカードならではの強みは多く存在する。一つは、結束と違いデッキの対応力が大幅に上がる点である。
戦士族モンスターは下級モンスターが素晴らしい対応力を持つものの、上級モンスターに乏しいという弱点が存在する。
シンクロやエクシーズに繋げば強いのだが、戦士族のシンクロ、エクシーズモンスターは戦闘一辺倒なモンスターが多く
流行のデッキに対し、ただ攻撃力が高いモンスターが棒立ちの状態になっていた所で、除去されるのがオチである。
対して、連合軍は既存のエクストラデッキのモンスターが満遍なく採用でき、除去能力を補えるため 高い対応力を見せてくれるはずだ。
二つ目に、墓地にカードがいらないという点である。
一族の結束は墓地にカードが落ちていないと機能しない、これは小さいようで大きなデメリットになる。
初動で落とせるカードと、結束が必要になってしまう点があり、墓地封殺なんぞされた日には目も当てられない。
連合軍は、墓地にカードを必要とせず、発動時点で効果が発揮される。
強襲のハルベルト等のメリット効果を持つ自分の戦士族下級モンスターがフォトスラ、ライオウをすぐに倒せるのは大きい。
三つ目にサイクロン呼び寄せアドである。
多大な影響力を持つ永続魔法が持つ宿命的なアドであるが、連合軍はここで二つの役目が出来る。
第一に連合軍という不安定なカードに対して相手がサイクロンを撃ってくれれば儲け物
第二に撃たれなくても効果が続くと、相手の精神を悩ませ、混乱させるマイクラアドである。
ここまでは普通の評価であり、だれもが思いつくことである。

連合軍の最も素晴らしい使い方は嫁ビートでその真価が発揮される。
通常、嫁ビートでは魔法使い族モンスターで固め、先の一族の結束とスキドレ辺りで固めるのが定石である。
しかし、それは違う。戦士族の下級モンスターの中に魔法使い族の嫁を投入するのだ。
連合軍の効果は戦士族のみに適用されるが、モンスターのカウントには魔法使い族も含む。嫁もしっかり貢献するのだ。
ここが重要な点である。皆さま紅一点という言葉をご存じだろうか?
男の集団の中にいる女性のことであるが、これを自分の嫁にやってもらうのである。
男なんぞ冗談じゃないと言われるかもしれない。ハーレムが至高!ハーレム万歳!ごもっともである。
だが考えてほしい、多数の女性ではなく、デュエルという戦場で共に立つ嫁と仲間……
正に主人公とヒロインの関係性ではないか!
この時点で自分主人公アド、嫁ヒロインアド、仲間と共闘アドの三つが成立している。素晴らしい。
そして相手がいない仲間モンスターの中で唯一の嫁持ちという
圧倒的なリア充アドが完成しているのだ。なんと甘美な響きか!
でもそれだけのためにハーレム諦めたくないというデュエリストに考えてほしい。
嫁は一人でいいではないかと考えれば良い。もったいないと思うかもしれないが、
嫁が一人と言うことは、それだけ愛情を注ぐことが出来る。
つまり、嫁との信頼アドと純愛アドが稼げているのだ。これは大きい。
連合軍の特性として先ほど挙げたが、戦士族しか強化しないという点がある。
強化されない中でも健気に仲間のサポートをする嫁……
素晴らしいではないか。これこそ健気な嫁アドだ。
これだけのアドバンテージを稼ぐ時点で結束より優れている点が多いのは分かっていただけただろうか。

しかし、これだけあってまだ付け加えられる。連合軍は時代をも取り込むのだ。
遊戯王のアニメ最新作、遊戯王アークファイブから登場したペンデュラム召喚だ。
連合軍は多数のモンスターが並べられなければ、結束に上昇値が劣るという弱点がある。
だが、ペンデュラム召喚は一度に大量のモンスターが一斉に並ぶため、連合軍の最大強化値を満たしやすい。
モンスターを並べなければ最大効率を発揮できないという弱点を埋める明確なメリットが生まれたのだ。
そしてペンデュラムモンスターが登場するなかで、二枚のカードをピックアップしておこう。
閃光の騎士フーコーの魔砲石の二枚である。
この二枚、現状のペンデュラムモンスターの中で最も癖なく扱いやすくスケールのバランスがいい。
加えて戦士族と魔法使い族である。筆者にはコンマイが連合軍と合わせろと言っているとしか聞こえなかった。
属性も素晴らしく、シンクロ、エクシーズの素材としても優秀だ。
先ほどの嫁デッキに投入すれば大きな力になってくれるであろう。
また先ほど書き忘れてしまったので付け加えると戦士族にも嫁カードは多い
コマンドナイト、バルキリーナイト、アマゾネスのお姉さま方などここでは挙げきれない為割愛するが、
これらを使用するデッキでも結束の使用率が高かった。
だが、時代は移り、ペンデュラム召喚が登場したことで連合軍を投入するメリットが大きくなったのだ。
戦士族と魔法使い族に限定されるものの実に様々なカードを活躍させることが可能な素晴らしいカードなのである。
時代と嫁を取り入れ進化を続ける連合軍、あなたもストレージの奥からサルベージしてみてはいかがだろうか?
9スレ目 39 :名無しプレイヤー@手札いっぱい。@転載は禁止:2014/06/10(火) 15:15:16.88 ID:GSvIrLnz0
  • カスタムパックでブードラやった時はこれが結束じゃなくて連合軍ならと何度思った事か



最終更新:2018年08月11日 17:28