迎撃準備




通常罠 
フィールド上に表側表示で存在する戦士族か魔法使い族モンスター1体を 
裏側守備表示にする。 


罠版の《月の書》と言えるカード。ただし対象が限定されており使い勝手はあまり良くない。
とは言ってもフリーチェーンでモンスターを裏側にできるカードはそれほど多くなく、現在は《月の書》が制限カードなため2枚目以降の《月の書》として扱えなくもない。
幸い戦士族と魔法使い族はどちらもメジャーな種族であるため発動できる機会は多い。

ここ最近の対戦環境を思い出してみよう。
テラナイトシャドールHERO
戦士族や魔法使い族で溢れている。
そしてそのデュエルスタイルは少し昔のようなワンキル狙いの高速デュエルではなく、制圧力のあるモンスターを出して相手を封殺するというものだ。
《エルシャドール・ミドラーシュ》《M・HERO ダーク・ロウ》に苦汁を飲まされた決闘者は多いだろう。
そんな時、この《迎撃準備》を使えばそれらの束縛から逃れることができる。
ただ相手のモンスター効果を無力化するだけなら《ブレイクスルー・スキル》に汎用性で劣るため、4枚目以降としての運用に近くなってしまうがそれでも妨害札として十分な活躍が期待できる。
《月の書》が制限カードであることからも分かる通り、裏側守備表示にするという効果はかなり強力なのだ。

またこのカードでは相手の妨害だけではなく、自分のモンスターを裏側守備表示にするという戦法が取れる。
例えば自分が【シャドール】を使っているとしよう。
ここで相手が先に挙げたような制圧力のあるモンスターを出しているのならそれを処理するのがいいが、そうでないなら自分のモンスターを裏側にしてもいい。
そうすることで再びシャドールのリバース効果が発動できるのだ。
他にも【ゴーストリック】【魔導書】など、自分のモンスターを裏側にすることに意味のあるデッキならば、自分のサポートも相手の妨害もこなす強力なカードとなる。

とここに書いてあることは全て《月の書》でできることでもあるが、繰り返す通り今は制限カード。
そして現在の環境ならば《月の書》と同じことが《迎撃準備》で無理せず行える。
「2枚目以降の月の書」として相応しい活躍ができるこのカード、今が旬である。
9スレ目 84 :名無しプレイヤー@手札いっぱい。@転載は禁止:2014/07/02(水) 23:05:50.96 ID:fYZcb2qI0
  • 制限カードの下位互換のカードはデッキによっちゃ活躍の場を設けて使ってやれるからな
    強いのだとカオスソーサラーとか、奇跡の発掘とか



最終更新:2018年06月29日 20:43