儀式・効果モンスター 
星8/光属性/天使族/攻2300/守2000 
「エンド・オブ・ザ・ワールド」により降臨。
(1):このカードの攻撃で相手モンスターを破壊した時に発動できる。
このカードはもう1度だけ続けて攻撃できる。 
言わずと知れた有名な儀式モンスター。 
しかし《エンド・オブ・ザ・ワールド》を使えば《終焉の王デミス》が優先され、事故回避に辛うじて1枚入るかどうかといったところが実情だ。 
《高等儀式術》を使えばデミスと各種サポートを共有できる《闇の支配者-ゾーク》に押し退けられ見る影もない。 
確かに2回攻撃と破壊、攻撃力もデミスやゾークの方が高いとあっては無理もない……と、そう考える決闘者も多いことだろう。 
しかし筆者は断言する。そんな者はこのカードの持つ力を全く理解していないと。 
まず、このカードは評価が低いわりに一定の人気を保っている。 
それは圧倒的なイラストアドによるものだろう。 
ここで評価する以上そんな上っ面の人気など下らない、本当の力に気づいていない、と断ずるべきかもしれない。 
でも可愛いんだから仕方ない。まじかわいい。 
それはそうとイラストをよく見てみよう。よく見ると後ろにデミスらしき影を付き従えていることを確認できる。 
また、その名前に目を向けてみても、終焉の「王」と破滅の「女神」である。 
王と女神、どちらが上かは一目瞭然であろう。 
これらのことより、明らかにルインがデミスの上位カードとしてデザインされたことが伺える。 
しかし、「だからなんだ?実際の性能は大したことないだろ?」などと無粋なことを言う輩も少なからずいることだろう。 
本当にそうだろうか? 
決闘者諸氏は「インヴォーカーブレード」や「ベン・ケイ1kill」というデッキをご存知だろうか。 
攻撃力を強化して複数攻撃を行うことで打点を上げるという単純故に効果的な戦術だ。 
2回攻撃というのは攻撃力upを2倍、つまり攻撃力up1枚につき+1アドと言っても過言ではない。そのようなカードが弱いわけがないだろう。 
しかし、「だったらルインじゃなくても手軽に使える2回攻撃があるじゃん」という反論があるだろう。 
ここでよく考えて欲しい。ルインの天使族という種族、デミスのデメリットであるライフコスト…… 
聡明な諸氏はお気づきのことだろう。このカードだ。 
《ダグラの剣》
装備魔法 
天使族のみ装備可能。装備モンスター1体の攻撃力は500ポイントアップする。 
装備モンスターが戦闘によって相手プレイヤーにダメージを与えた時、 
その数値分、自分のライフポイントを回復する。 
たった500と侮るなかれ。ルインの効果により実質的に1000up、ライフゲインでデミスのコストを賄える。さらにルイン自信も2800ラインに到達できる。装備魔法故にサーチも容易、まさに彼女のためのカードであろう。
ダグラの剣のイラストが2本の剣であることからも、明らかにルインとのコンボを想定しているとわかる。 
これだけでも十分に彼女の強さは分かって頂けたと思う。しかしそれは結局デミスのサポート程度、デミスによる除去だよりである。 
それもそのはず、彼女は専用構築でこそその真価を発揮するのだから。 
先程も述べたが、彼女は天使族である。ルインたんまじ天使。 
天使族かつ儀式モンスターと言えばこのカード 
《神光の宣告者》
儀式・効果モンスター 
星6/光属性/天使族/攻1800/守2800 
「宣告者の預言」により降臨。 
手札から天使族モンスター1体を墓地へ送って発動できる。 
相手の効果モンスターの効果・魔法・
罠カードの発動を無効にし破壊する。 
 
さらにレベルと属性においてシナジーを期待できる 
《竜姫神サフィラ》
儀式・効果モンスター 
星6/光属性/ドラゴン族/攻2500/守2400 
「祝祷の聖歌」により降臨。 
「竜姫神サフィラ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。 
(1):このカードが儀式召喚したターンのエンドフェイズ及び、 
このカードがモンスターゾーンに存在し、 
手札・デッキから光属性モンスターが墓地へ送られたターンのエンドフェイズに、 
以下の効果から1つを選択して発動できる。 
●自分はデッキから2枚ドローする。 
その後、手札を1枚捨てる。 
●相手の手札をランダムに1枚選んで墓地へ捨てる。 
●自分の墓地の光属性モンスター1体を選んで手札に加える。 
この2枚のカードだ。 
「パーデクサフィラ」と言えば有名な構築である。 
しかしそれはこのデッキの不完全な姿に過ぎない。ここに「ルインパーデクサフィラ」を紹介しよう。 
と言っても簡単。高等儀式術を軸にこの3枚を並べるだけだ。 
儀式の各種サーチ、サルベージを利用すれば容易であろう。 
一例としては、ルイン、高等儀式術、儀式の準備2枚などで事足りる。 
ルインの2回攻撃で「パーデクサフィラ」の弱点、打点不足が補えるのである。 
勿論全て光属性だ。そう、さらに《オネスト》である。 
例えば相手の場に2体のモンスターやリクルーターがいるとしよう。 
オネストを使ったルインなら4600以上のダメージを与えられる。 
リクルーターであれば2体殴ったところでパーデクにより効果を無効、あとはパーデクとサフィラで殴れば容易に1killである。 
パーデクのお陰でミラフォも怖くない、削りきれずともサフィラによる回収で防御は完璧。魔法に頼りきりな「シャドール」や「HERO」など恐るるに値しない。 
相手の場にモンスターがおらずとも、例えば《ナイトメア・デーモンズ》、コストは場に残った《マンジュ・ゴット》などが良いだろう。 
神光の宣告者、竜姫神サフィラ、そして破滅の女神ルイン。 
三柱の神が並び、相手はなす術もなく敗北する、
このデッキが環境に破滅をもたらし、彼女が使い手の勝利の女神になるのもそう遠い日のことではないだろう。 
9スレ目 267 :名無しプレイヤー@手札いっぱい。@転載は禁止:2014/08/28(木) 01:48:46.83 ID:e824wZws0
最終更新:2018年08月31日 10:32