バリア・バブル




永続魔法 
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、 
自分フィールドの全ての「EM」モンスター及び「Em」モンスターは、 
それぞれ1ターンに1度だけ戦闘・効果では破壊されない。 
(2):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、 
自分フィールドの「EM」モンスター及び「Em」モンスターの戦闘で発生する 
自分への戦闘ダメージは0になる。 


現在環境で猛威を振るう【EMEm】
榊遊矢の使うEM(エンタメイト)とデニス・マックフィールドの使うEm(エンタメイジ)の2つのテーマの名を冠するデッキである。
名前表記が似ているものの別々のテーマであるこの2者だが、共通するテーマサポートカードが存在している。

異なるテーマを混ぜて使われる場合、片方のテーマが疎かにされる事もあるが、
この2つのテーマは、併用を見越したこのカードが存在している。
アニメで使ったのはデニスだが、遊矢のEMも強力なカードが多く、連携は容易いだろう。

(1)の効果は、1ターンに1度、EMとEmが戦闘及び効果で破壊されなくなるというもの。
このカードが場にある限り、EMとEmは毎ターン常に閃光竜スターダストの効果を受けているも同然の状態となる。
1ターンに1度、破壊以外には耐性がないとはいえ、やはり耐性が備わるのは魅力的。
戦闘だけでなく効果にも耐性が加わり、しかもフィールドの全モンスターに適用されるのだから頼もしいという他ない。
(2)の効果は、EMやEmの戦闘で発生するダメージを0にするというもの。
一見するとあまり有難みが無いように見える人も多いと思うが、
戦闘ダメージを与えることを主戦術とするデッキを使う者にとってはこの効果は相当厄介である。
(1)の効果と併せ、なかなかライフが減らせずモンスターも思うように倒せず、次々と展開されてゆく。
そういったデッキを使っている身としては考えただけでも恐ろしい。
このような恐ろしい布陣を完成させられる、恐るべきカードである。

しかし、現在活躍している【EMEm】では、何とこのカードが入っていない。
こんな素晴らしい2つの効果を持っているこのカードが。
この文を書いている現在の遊戯王wikiのこのカードのページも、内容は非常に短く、
「【EMEm】の邪魔になるため、採用しない方が良い」ということが書かれているだけである。
耐性を与え、戦闘ダメージまで防ぐこのカードが「邪魔」の一言で切り捨てられている。

確かに【EMEm】は強力なカードが多く、その中ではこのカードの出る幕はないかもしれない。
現在の環境はまさに【EMEm】一色と言っても過言ではない。
だが、そんなデッキのキーカードも必ず規制される日が来るだろう。
そうなった後にEMやEmでこのカードが見直される日が必ず来るはずである。
元々の性能が素晴らしい以上、来ないはずはない。
後にこの文章を見た人は、このカードがクズカード扱いなんておかしい、と思うであろうが、
信じられないことに、この素晴らしいカードもクズカード扱いされていた時期が確かにあったのである。
そのEMやEmがどんな形であるのかは現在では予想する術もないが、
新たなEM・Emを使っている人は、どうかこのような事実もあった事も踏まえてこのカードを今後も愛用していただきたい。
このような活躍の未来を見越し、EMやEmを使っている人は今のうちにこのカードを集めておいて決して損はない。
11スレ目 436 : 名も無き決闘者@転☆載☆禁☆止2015/12/15(火) 11:56:03.48 ID:uBhkFUtk0


最終更新:2018年08月21日 22:32