通常罠
フィールド上に表側表示で存在する儀式モンスター1体を破壊する。
どんなカードもフォローすることに定評のある遊戯王カードWikiですら、解説が6行しか書かれないこのカード。
確かに儀式モンスターが場にいることは少なく、いても対象耐性やら破壊耐性が付いていることが多い。
しかしこのカードの真価はそんなものではない。
まずこのカードのイラストをよく見て欲しい。
《七星の宝刀》をバックに《カードカー・D》が描かれているのがわかるはずだ。
この二枚のカードに共通することといえば、カードを2枚ドローすること。
つまりこのカードも同様の隠された効果を持つのだ。
それではこのカードは《強欲な瓶》の完全上位互換なのか?
残念ながらそんな甘い話はない。
イラストの《カードカー・D》を見てみると、紐で縛られている。
先日発売された最新パック、インベイジョン・オブ・ヴェノムを知る諸君にはもうおわかりだろう。
これはつまり、《カードカー・D》が《プレゼントカード》として贈られている場面なのだ。
以上を踏まえてこのカードの隠された効果を読み解くとこうなる。
《儀式降臨封印の書/Ritual Sealing》
通常罠
(1):相手は手札を全て捨てる。
その後、相手はデッキから2枚ドローする。
デッキ破壊に使いにくくなった代わりに単体で使いやすくなった《プレゼントカード》の相互互換、
または発動条件がなくなった代わりに相手の墓地を肥やすようになった《大暴落》の相互互換である。
単体では使いにくいが、多彩なコンボデッキに採用できる良カードであるといえよう。
しかしこのカード、約10年前のパックに収録されたっきり絶版である。
《プレゼントカード》の登場によりその隠された効果が明らかとなった今、高騰は必死であるといえる。
12スレ目 757名も無き決闘者@無断転載禁止2016/07/09(土) 03:40:26.67ID:RmDiIJc60
最終更新:2018年08月31日 11:42